チューリップ賞も弥生賞も1番人気の勝率はかなり高い!?
先週(2月24日~25日)の穴ぐさ💨は
[3.7.11.85](複勝率19.8%)で、複勝回収率が
104%でした。
25日(日)が
[3.6.8.36](複勝率32.1%)と好成績で、
【穴ぐさ💨ダブル】が4度あり、中山競馬では穴ぐさ💨がいた6レースすべてで馬券に絡む馬が出ました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。
今週は、
オーシャンSの他に
チューリップ賞と
弥生賞という3歳クラシックの大事な前哨戦があります。
チューリップ賞には阪神JFの①~③着馬(
ラッキーライラック、
リリーノーブル、
マウレア)が登録していて、
弥生賞には
ダノンプラチナ、
ワグネリアン、
オブセッションという無敗の
ディープインパクト産駒が出走予定です。登録頭数は11~12頭と少ないものの、それぞれのレースぶりは注目でしょう。
弥生賞の舞台となる
中山芝2000mでは、昨年以降に重賞が8レース行われていて、そのうち7レースで
1番人気馬が優勝しています。敗れたのは昨年の皐月賞でのファンディーナ(⑦着)だけで、同馬は単勝オッズが
2.4倍でした。8レースでの
1番人気馬の成績は次の通りです。
【2017年以降の中山芝2000m重賞での1番人気】
レース |
馬名 |
単勝オッズ |
着順 |
18年京成杯 |
ジェネラーレウーノ |
3.5倍 |
① |
18年中山金杯 |
セダブリランテス |
2.5倍 |
① |
17年ホープフルS |
タイムフライヤー |
4.2倍 |
① |
17年紫苑S |
ディアドラ |
2.5倍 |
① |
17年皐月賞 |
ファンディーナ |
2.4倍 |
7 |
17年弥生賞 |
カデナ |
3.3倍 |
① |
17年京成杯 |
コマノインパルス |
3.8倍 |
① |
17年中山金杯 |
ツクバアズマオー |
2.8倍 |
① |
皐月賞のファンディーナ以外の7頭は単勝オッズが
2.5~4.2倍でした。人気が被らない方が良い、ということがあるのかどうか分かりませんが、とにかく
1番人気馬の勝率が高いので、それは頭に入れておきましょう。
一方、
チューリップ賞が行われる
阪神芝外1600mでは、昨年以降に重賞が6回あり、
1番人気馬が次のような成績です。
【2017年以降の阪神芝外1600m重賞での1番人気】
レース |
馬名 |
馬番 |
着順 |
17年朝日杯FS |
ダノンプレミアム |
1 |
① |
17年阪神JF |
ロックディスタウン |
18 |
9 |
17年桜花賞 |
ソウルスターリング |
14 |
③ |
17年阪神牝馬S |
ミッキークイーン |
6 |
① |
17年チューリップ賞 |
ソウルスターリング |
10 |
① |
17年アーリントンC |
ペルシアンナイト |
8 |
① |
こちらは[4.0.1.1]で、
馬番18番の馬(阪神JFのロックディスタウン)が⑨着、
馬番14番の馬(桜花賞のソウルスターリング)が③着で、
馬番10番以内の馬が4戦4勝となっています。今年の
チューリップ賞は登録頭数が12頭ですから、
1番人気の勝利確率は高くなりそうですね。
3月3日~4日に行われる3場(中山、阪神、小倉)の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
3月3日~4日
場所 |
芝 |
中山 |
Aコース・2週目 |
阪神 |
Aコース・2週目 |
小倉 |
Bコース・2週目 |
3月3日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
潮来特別 |
[0.0.0.13] |
中山10R |
上総S |
[1.1.0.18] |
中山11R |
オーシャンS |
[1.3.0.29] |
阪神9R |
千里山特別 |
[0.0.1.14] |
阪神10R |
播磨S |
[0.0.2.22] |
阪神11R |
チューリップ賞 |
[0.2.0.26] |
小倉10R |
呼子特別 |
[1.0.2.5] |
小倉11R |
早鞆特別 |
[1.1.1.24] |
小倉12R |
唐戸特別 |
[1.0.2.14] |
3月4日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
スピカS |
[1.0.1.6] |
中山10R |
総武S |
[0.2.0.23] |
中山11R |
弥生賞 |
[1.1.2.14] |
阪神9R |
アルメリア賞 |
[0.0.1.2] |
阪神10R |
武庫川S |
[1.0.3.19] |
阪神11R |
大阪城S |
[2.0.1.20] |
小倉10R |
萌黄賞 |
[0.0.3.28] |
小倉11R |
大宰府特別 |
[0.2.5.18] |
小倉12R |
八代特別 |
[0.0.2.19] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆上総S(1600万、中山ダート1800m)上総Sでの穴ぐさ💨は
[1.1.0.18](複勝率10.0%)で、複勝回収率が
146%です。ダート1800mに限ると[1.1.0.13]で、ダート1800mのハンデ戦に限ると[1.1.0.7]です。
連対圏に入った2頭は
6歳牡馬で、ハンデ53~55kgでした。2頭は父か母父が
サンデー系で、1600m以下で2勝以上を挙げていたので、スピードのありそうなタイプを狙いましょう。
☆注目レース☆大宰府特別(1000万、小倉芝1800m)大宰府特別での穴ぐさ💨は
[0.2.5.18](複勝率28.0%)で、複勝回収率が
142%です。2011年以降は穴ぐさ💨のいた6年すべてで馬券に絡む馬が出ています。
馬券に絡んだ7頭は
中9週以内の臨戦で、いずれも
小倉芝での好走歴があった馬ですが、前走が小倉以外で⑤着以下でした。小倉実績馬の巻き返しに注目しましょう。
☆注目レース☆呼子特別(500万、小倉芝2600m)呼子特別での穴ぐさ💨は
[1.0.2.5](複勝率37.5%)で、複勝回収率が
117%です。
馬券に絡んだ3頭は4~5歳の牡馬で、父か母父が
サンデー系ですが、2頭は
サドラーズウェルズと
ニジンスキーも内包していました。芝2600m戦なので、スタミナが豊富そうな若い馬を侮らないようにしましょう。
■ちなみに…■オーシャンSでの穴ぐさ💨は[1.3.0.29]で、
チューリップ賞では[0.2.0.26]、
弥生賞では[1.1.2.14]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、
オーシャンSが11頭、
チューリップ賞が8頭、
弥生賞も8頭です。
オーシャンSで激走した11頭は、5歳馬が2頭、6歳馬が3頭、7歳馬が2頭、8歳馬が4頭で、4歳馬は0頭です。
ベテランの激走が多くなっています。11頭はいずれも
中山芝か
阪神芝内回りで連対歴があり、2010年以降に激走した9頭のうち7頭は近3走以内に③着以内の好走歴がありました。好調さが感じられる高齢馬を侮らないようにしましょう。
チューリップ賞で激走した8頭はいずれも前走が⑤着以内で、8頭中7頭は父か母父が
サンデー系です。2013年以降の激走馬4頭はいずれも父
サンデー系となっています。
激走した8頭のうち2頭は前走の
エルフィンSで連対圏に入っていて、それ以外の6頭は前走で
メンバー中3位以内の上がりを使っていました。マイルのOP実績があるか、末脚のしっかりしているタイプに注意しましょう。
弥生賞で激走した8頭は
馬番10番以内で、8頭中7頭は
馬番5番以内でした。8頭のうち、前走でメンバー中3位以内の上がりを計時していたのは3頭だけで、
持続力を武器にするタイプが侮れなさそうです。8頭中6頭は
芝1600m以下で勝ち鞍があったので、スピードのあるタイプをマークしておきましょう。