金鯱賞の1番人気は惜敗続きにピリオドを打てるか!?
先週(3月3日~4日)の穴ぐさ💨は
[2.7.3.91](複勝率11.7%)で、
オーシャンSで
【B】評価だった
キングハートが10番人気で①着になりました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございます!
今年の重賞では穴ぐさ💨が未勝利だったので、遅ればせながら
勝ち馬が現れてホッとしました。今年の重賞での穴ぐさ💨は評価別と枠順別の成績が次のようになっています。
【2018年の重賞での穴ぐさ💨】
評価 |
着別度数 |
複勝率 |
A |
[0.2.2.17] |
19.0% |
B |
[1.1.1.19] |
13.6% |
C |
[0.0.3.15] |
16.7% |
【2018年の重賞での穴ぐさ💨】
枠順 |
着別度数 |
1枠 |
[0.1.0.7] |
2枠 |
[0.0.2.4] |
3枠 |
[0.1.1.10] |
4枠 |
[1.0.0.6] |
5枠 |
[0.0.1.7] |
6枠 |
[0.1.0.9] |
7枠 |
[0.0.2.2] |
8枠 |
[0.0.0.6] |
芝ダート含めて、重賞で8枠の穴ぐさ💨は馬券に絡めていないんですよね。馬番で見ると、馬券圏内に入った10頭中9頭は
ひと桁馬番なので、今週末の重賞の参考にしてください。
チューリップ賞と
弥生賞は少頭数で穴ぐさ💨不在になり、どちらも圧倒的1番人気の馬(
ラッキーライラック、
ダノンプレミアム)が勝利して、堅い決着になりましたね。
チューリップ賞の
ラッキーライラックは5枠5番で、
弥生賞の
ダノンプレミアムは8枠9番でした。
今年の3歳重賞での1番人気馬は[4.0.0.4]という成績で、なぜか
奇数馬番の馬が[4.0.0.1]で、
偶数馬番の馬が[0.0.0.3]となっています。今週末は
フィリーズレビューがありますので、気にされてみてはいかがでしょうか。
古馬の芝重賞は、今年14レースが行われ、1番人気が[5.2.4.3]、2番人気が[2.2.2.8]で、14レースのうちシルクロードS以外の13レースで
1~2番人気が馬券に絡んでいます。今週末の
金鯱賞と
中山牝馬Sも、軸は1~2番人気でしょうか。
ただ、1番人気で勝利した5頭のうち4頭は
ハンデ戦で、今年の古馬の芝重賞での1番人気はハンデ戦以外の方が勝ち切れていない面が見られます。
【2018年の古馬の芝重賞での1番人気】
条件 |
着別度数 |
ハンデ戦 |
[4.0.2.1] |
ハンデ戦以外 |
[1.2.2.2] |
ハンデ戦以外で1番人気に応えて勝利したのは、
京都牝馬Sでの
ミスパンテールだけで、
牡牝混合の別定戦に限ると[0.2.2.2]なんですよね。今週末には
金鯱賞があり、
サトノダイヤモンドと
スワーヴリチャードが出走予定となっていますが、果たしてどうでしょうか。
今週からは
中京開催が始まります。3月10日~11日に行われる3場(中山、阪神、中京)の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
3月10日~11日
場所 |
芝 |
中山 |
Aコース・3週目 |
阪神 |
Aコース・3週目 |
中京 |
Aコース・1週目 |
3月10日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
房総特別 |
[0.0.3.19] |
中山10R |
サンシャインS |
[1.0.1.16] |
中山11R |
中山牝馬S |
[1.3.4.25] |
阪神9R |
ゆきやなぎ賞 |
[0.0.0.3] |
阪神10R |
うずしおS |
[1.1.0.24] |
阪神11R |
ポラリスS |
[1.2.2.21] |
中京10R |
フローラルウォーク賞 |
[0.0.0.11] |
中京11R |
トリトンS |
[1.2.0.24] |
中京12R |
瀬戸特別 |
[2.0.2.18] |
3月11日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨 成績 |
中山9R |
館山特別 |
[0.0.0.5] |
中山10R |
東風S |
[2.1.0.20] |
中山11R |
アネモネS |
[0.0.1.28] |
阪神9R |
淡路特別 |
[0.0.1.8] |
阪神10R |
甲南S |
[1.2.2.17] |
阪神11R |
フィリーズレビュー |
[3.2.1.23] |
中京10R |
昇竜S |
[0.0.1.18] |
中京11R |
金鯱賞 |
[0.4.1.24] |
中京12R |
賢島特別 |
[2.3.2.16] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆フィリーズレビュー(G2、阪神芝1400m)フィリーズレビューでの穴ぐさ💨は
[3.2.1.23](複勝率20.7%)で、複勝回収率は
171%です。馬券圏内に激走した穴ぐさ💨は、父か母父が
サンデー系か
ミスプロ系となっています。
過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が10頭いて、そのうち4頭は
4角3番手以内からの粘り込みで、残りの6頭のうち5頭は
4角12番手以下からの追い込みです。先行して激走した4頭のうち3頭は
馬番12番より外枠で、4角12番手以下から追い込んだ5頭のうち4頭は
ひと桁馬番ですから、内で溜められるタイプか、外から前に行けるタイプに要注意でしょう。
激走馬の10頭は馬体重が484kg以下で、10頭中9頭は466kg以下、10頭中7頭は450kg以下でした。
小柄な馬も侮らないようにしましょう。
☆注目レース☆中山牝馬S(G3、中山芝1800m)中山牝馬Sでの穴ぐさ💨は
[1.3.4.25](複勝率24.2%)で、複勝回収率は
192%です。馬券に絡んだ穴ぐさ💨は8頭中7頭が
ハンデ53~54kgで、中山で激走した6頭中5頭はひと桁馬番です。
過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は14頭で、そのうち8頭は
重賞での③着以内があり、残りの6頭は
前走の上がりがメンバー中3位以内か34秒0~34秒1でした。重賞実績があるか、前走で速い上がりを使っていたタイプを狙うと良さそうです。
昨年に7番人気で③着に入ったクインズミラーグロは母父が
グレイソヴリン系(
In Excess)で、激走した14頭のうち11頭は3代血統表内に
ナスルーラの系統(
グレイソヴリン系や
ボールドルーラー系)を持っていました。そのような馬がいたら、マークしておきましょう。
☆注目レース☆甲南S(1600万、阪神ダート2000m)甲南Sでの穴ぐさ💨は
[1.2.2.17](複勝率22.7%)で、複勝回収率は
146%です。昨年は
ミキノハルモニーが8番人気で③着に食い込みました。
このレースで激走した穴ぐさ💨は
4~6歳の牡馬で、5頭のうち4頭は父か母父が
ロベルト系です。5頭は中3~5週の臨戦だったので、使われての良化が見込めそうなタイプが狙い目になりそうです。
☆注目レース☆賢島特別(1000万、中京芝1600m)賢島特別での穴ぐさ💨は
[2.3.2.16](複勝率30.4%)で、複勝回収率は
139%です。昨年は
【B】評価だった
フライングレディが③着となり、一昨年は②着
トップアート&③着
インストアイベントという
【穴ぐさ💨ダブル】でした。
マイル戦となってから馬券に絡んだ穴ぐさ💨(3頭)は父
サンデー系で、3頭中2頭は阪神芝外1600~1800mで好走歴がありました。残りの1頭は東京芝で連対歴があったので、
馬場を半周して直線に坂のあるコースで好走歴がある馬が侮れないでしょう。
■ちなみに…■金鯱賞での穴ぐさ💨は[0.4.1.24]で、一昨年に
シュンドルボンが
【B】評価で③着、昨年は
ロードヴァンドールが
【A】評価で②着に食い込みました。
過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、新装後の中京に限ると8頭です。この8頭はいずれも父か母父が
サンデー系で、2013年以降に激走した6頭は父か母父が
キングマンボ系か
ノーザンダンサー系でもあります。
新装後の激走馬8頭は前走⑥着以内で、そのうち7頭は
前走で掲示板に載っていました。2013年以降の6頭は馬体重が480kg以上で、その6頭中5頭は490kg以上、6頭中4頭は504kg以上だったので、
大型馬に注目する手もありそうです。