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今年のヴィクトリアマイルは5番人気以下の馬が制する可能性も!?

先週(5月5日~6日)の穴ぐさ💨は[4.5.10.91](複勝率17.3%)で、新潟大賞典では【C】評価だったナスノセイカンが11番人気で③着に入り、NHKマイルCでは【A】評価だったケイアイノーテックが6番人気で①着、【B】評価だったレッドヴェイロンが9番人気で③着となりました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

先週のこのコーナーでお伝えした通り、昨秋以降の東京芝1600mの特別競走ではふた桁馬番の馬が突き抜けきれていなかったので、ケイアイノーテック6枠11番というのはちょっと気になったのですが、見事な末脚でした。

ディープインパクト産駒は昨年の安田記念をサトノアラジンが優勝していて、7枠14番でした。あの時は穴ぐさ💨にしていなくて悔しい思いをしたので、ふた桁馬番の同産駒で少し晴らすことができて良かったです。

思えば、2011年の安田記念をリアルインパクトが制した時が穴ぐさ💨で、7枠14番だったんですよね。あの時は戸崎騎手が外から先行させて押し切ってくれたんですが、それ以後も東京芝1600mのG1を制したディープインパクト産駒は5~7枠ばかりです。

【東京芝1600mのG1でのディープインパクト産駒】
着別度数
1枠 [0.0.2.6]
2枠 [0.0.1.6]
3枠 [0.0.0.5]
4枠 [0.0.0.6]
5枠 [1.2.0.5]
6枠 [2.0.0.6]
7枠 [3.1.2.3]
8枠 [0.2.1.11]

勝ち馬は5~7枠で、連対馬は5~8枠ですから、真ん中から外枠の方がディープインパクト産駒の良さを出しやすい面があるのでしょう。末脚で勝負するようなタイプであればなおのこと、真ん中から外枠に入った馬を上位に考えると良さそうです。

今週末も東京芝1600mでG1(ヴィクトリアマイル)が行われるわけですが、どうやら上位人気馬はディープインパクト産駒以外の馬たちになりそうです。

昨年以降、古牝馬の芝重賞は16回行われていて、1~3番人気は[7.7.5.29]という成績で、16レース中15レースで馬券に絡んでいます。唯一馬券に絡めなかったのが昨年のヴィクトリアマイルなんですが、昨年は道悪馬場(稍重)だったんですよね。

昨年6月以降に限ると、古牝馬の芝重賞で1~3番人気は[3.5.4.18]で、10レースすべてで馬券に絡んでいるわけですが、勝利した3レースは少頭数でした。

【2017年6月以降の古牝馬の芝重賞】
人気 13頭立て以下 14頭立て以上
1番人気 [1.1.1.2] [0.1.1.3]
2番人気 [1.1.0.3] [0.1.1.3]
3番人気 [1.0.0.4] [0.1.1.3]
4番人気 [1.1.1.2] [0.0.0.5]
5番人気以下 [1.2.3.36] [5.2.2.51]

13頭立て以下だった5レースでは、そのうち4レースで1~4番人気が優勝しています。ところが、14頭立て以上の5レースでは1~4番人気が[0.3.3.14]と未勝利で、制したのは5番人気以下の馬です。

今年のヴィクトリアマイルは14頭立て以上になりそうで、優勝馬は上位人気馬ではない可能性も?という心の準備をして臨むと良さそうに思うのですが……どうでしょう!?

5月12日~13日に行われる3場(東京、京都、新潟)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

5月12日~13日
場所
東京 Bコース・1週目
京都 Dコース・1週目
新潟 Bコース・3週目

5月12日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R 夏木立賞 [1.0.0.3]
東京10R 緑風S [1.1.2.9]
東京11R 京王杯SC [2.1.2.27]
京都9R あやめ賞 [0.1.1.6]
京都10R 蹴上特別 [0.0.1.9]
京都11R 都大路S [1.0.1.23]
新潟10R はやぶさ賞 [1.4.3.23]
新潟11R 火打山特別 [2.4.1.20]
新潟12R 石打特別 [0.0.3.24]

5月13日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R テレ玉杯 [1.0.1.13]
東京10R 青竜S [1.0.0.7]
東京11R ヴィクトリアマイル [1.2.3.27]
東京12R BSイレブン賞 [0.1.0.14]
京都9R 白川特別 [0.0.2.11]
京都10R 錦S [0.1.1.10]
京都11R 栗東S [1.1.2.27]
新潟10R 胎内川特別 [0.1.1.16]
新潟11R 赤倉特別 [2.1.2.19]
新潟12R 飛竜特別 [2.2.0.29]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
ヴィクトリアマイル(G1、東京芝1600m)

ヴィクトリアマイルの穴ぐさ💨は[1.2.3.27](複勝率18.2%)で、複勝回収率は146%です。昨年は【A】評価だったジュールポレールが③着に食い込みました。

馬券に絡んだ穴ぐさ💨は6頭中5頭が牝馬限定の芝重賞勝ち馬で、同じく6頭中5頭は騎手が前走と同じ継続騎乗馬でした。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が12頭いて、そのうち11頭は前走が重賞で、例外馬は近2走で連勝していました。前走が重賞だった11頭は、前走が⑤着以内だった馬が6頭で、残りの5頭は前走が3~6番人気でした。前走着順と前走人気をチェックしておきましょう。

激走した12頭のうち8頭は東京で勝ち鞍があり、例外の4頭のうち3頭は東京が初めて、残りの1頭は東京で[0.1.0.0]でした。東京実績も確認しておくと良さそうです。

注目レース
緑風S(1600万、東京芝2400m)

緑風Sの穴ぐさ💨は[1.1.2.9](複勝率30.8%)で、複勝回収率は242%です。

馬券圏内に入った穴ぐさ💨は父か母父がサンデー系の4~6歳馬で、いずれも左回りの芝2400mで勝利実績がありました。4頭中3頭は前走が右回りで、同じく4頭中3頭は前走が⑤着以下だったので、左回り実績がある馬の巻き返しに注意しましょう。

注目レース
はやぶさ賞(500万、新潟芝直1000m)

はやぶさ賞の穴ぐさ💨は[1.4.3.23](複勝率25.8%)で、複勝回収率は133%です。2013年以降は5年連続で馬券に絡む馬が出ています。

③着以内に入った8頭のうち6頭は直線競馬が初めてでしたが、8頭はいずれも1000~1200mのレースを4角3番手以内から押し切ったことがありました。8頭中7頭は前走が掲示板外だったので、たとえ前走で大敗していても、短距離でスピードを見せていたタイプは侮らないようにしましょう。

ちなみに…
京王杯SCでの穴ぐさ💨は[2.1.2.27]です。過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が9頭います。

その9頭のうち7頭は父か母父がノーザンダンサー系で、残りの2頭はサクラバクシンオー産駒です。サクラバクシンオー産駒の2頭は5代血統表内にノーザンダンサーのクロスを持っていたので、ノーザンダンサー系を濃く持っている馬をマークしておきましょう。

激走馬9頭はいずれも左回りの芝で勝ち鞍があり、そのうち6頭は左回りの芝1400mで勝利実績がありました。新潟や中京でも構わないので、左回りの1400m実績がある馬は侮れないでしょう。