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オークスの1番人気は内か外の極端枠が良い!?

先週(5月12日~13日)の穴ぐさ💨は[6.4.7.91](複勝率15.7%)で、単勝回収率が118%でした。ヴィクトリアマイルでは、【B】評価だったジュールポレールが①着、【A】評価だったレッドアヴァンセが③着に入る【穴ぐさ💨ダブル】になりました。

G1での【穴ぐさ💨ダブル】NHKマイルCに続いて2週連続で、同レースも①着(ケイアイノーテック)と③着(レッドヴェイロン)が穴ぐさ💨で、②着が「対抗(◯)」評価の馬だったんですよね。馬券を獲った方が多かったようで、報告掲示板に多数の書き込みをしていただき、ありがとうございました! 今週末も頑張ります。

今年のG1での穴ぐさ💨は[2.2.4.16](複勝率33.3%)という成績で、単勝回収率が134%、複勝回収率が151%となっています。G1の8レースで③着以内に入った馬と人気は次の通りです。

【2018年のJRA平地G1】
レース ①着
②着
③着
人気
ヴィクトリアマイル ①着ジュールポレール
②着リスグラシュー
③着レッドアヴァンセ
8
1
7
穴ぐさB

穴ぐさA
NHKマイルC ①着ケイアイノーテック
②着ギベオン
③着レッドヴェイロン
6
2
9
穴ぐさA

穴ぐさB
天皇賞・春 ①着レインボーライン
②着シュヴァルグラン
③着クリンチャー
2
1
4
 

皐月賞 ①着エポカドーロ
②着サンリヴァル
③着ジェネラーレウーノ
7
9
8

穴ぐさC
 
桜花賞 ①着アーモンドアイ
②着ラッキーライラック
③着リリーノーブル
2
1
3
 

大阪杯 ①着スワーヴリチャード
②着ペルシアンナイト
③着アルアイン
1
6
2

穴ぐさA
高松宮記念 ①着ファインニードル
②着レッツゴードンキ
③着ナックビーナス
2
3
10


穴ぐさB
フェブラリーS ①着ノンコノユメ
②着ゴールドドリーム
③着インカンテーション
4
1
6


穴ぐさA

8レースのうち6レースで穴ぐさ💨が馬券に絡んでいます。その6レースでは「本命(◎)」「対抗(◯)」の評価した馬も③着以内に入っているので、それらの馬と穴ぐさ💨を絡めた馬券が有効そうです。6番人気以下で③着以内に入った馬は10頭中8頭が穴ぐさ💨で、例外の2頭のうち1頭も「対抗(◯)」評価(皐月賞のエポカドーロ)でした。

先週のこのコーナーでは、昨年6月以降の古牝馬の芝重賞が14頭立て以上になった時、1~4番人気が勝てていないと記しました。ヴィクトリアマイルは18頭立てで、勝ったジュールポレール8番人気だったわけですが、同馬はディープインパクト産駒2枠4番だったんですよね。

東京芝1600mのG1で連対圏に入ったディープインパクト産駒は5~8枠だったとも記したので、両方のデータが満たされる結果にまではなりませんでした……。この辺りは難しいですけれど、今週も懲りずに使えそうなデータを探してきました。

【2011年以降の2~3歳限定の牝馬限定G1】
1番人気 2番人気
1枠 [3.1.0.2] [0.2.0.3]
2枠 [1.1.0.0] [1.0.0.0]
3枠 [0.0.1.2] [0.0.0.0]
4枠 [0.0.0.2] [1.0.0.2]
5枠 [0.2.0.2] [2.1.0.0]
6枠 [0.0.1.0] [1.3.1.1]
7枠 [1.1.1.2] [1.2.0.2]
8枠 [2.1.1.2] [0.1.1.4]

2011年以降、2~3歳限定の牝馬限定G1は29レースが行われていて、1番人気2番人気の枠順別成績は上記の通りです。1番人気と2番人気で優勝馬が出た枠順が微妙にズレていて、1番人気で優勝した7頭は1~2枠か7~8枠です。内か外の極端枠が良いわけですが、2番人気はそれとは対照的に1枠と8枠だと勝てておらず、勝利したのは2~7枠です。

2011年以降のオークスを1番人気で制したのは近2年のシンハライト(2枠3番)とソウルスターリング(1枠2番)で、2番人気で優勝した馬は2014年のヌーヴォレコルト(5枠9番)がいます。今年のオークスの1~2番人気はアーモンドアイラッキーライラックじゃないかと思うのですが、それぞれの人気枠順に注目してみてはいかがでしょうか。

5月19日~20日に行われる3場(東京、京都、新潟)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

5月19日~20日
場所
東京 Bコース・2週目
京都 Dコース・2週目
新潟 Bコース・4週目

5月19日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R カーネーションC [1.0.1.12]
東京10R 是政特別 [1.1.3.22]
東京11R メイS [0.2.0.13]
京都9R メルボルンT [0.1.1.12]
京都10R シドニーT [1.2.1.22]
京都11R 平安S [0.1.1.30]
京都12R オーストラリアT [0.1.1.18]
新潟10R 早苗賞 [0.0.1.9]
新潟11R 大日岳特別 [1.1.0.15]
新潟12R 荒川峡特別 [2.1.1.15]

5月20日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京8R 日吉特別 [1.0.3.20]
東京9R 調布特別 [0.1.0.25]
東京10R フリーウェイS [0.3.2.30]
東京11R オークス [0.0.2.33]
東京12R 丹沢S [0.1.2.25]
京都9R 御室特別 [0.1.0.9]
京都10R 鳳雛S [1.0.0.1]
京都11R 下鴨S [0.1.1.7]
新潟10R 高田城特別 [0.0.2.19]
新潟11R 韋駄天S [0.0.2.10]
新潟12R 湯沢特別 [1.0.5.27]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
下鴨S(1600万、京都芝2000m)

下鴨Sでの穴ぐさ💨は[0.1.1.7](複勝率22.2%)で、複勝回収率は141%です。

馬券に絡んだ2頭は4~5歳の父サンデー系で、中5週以内の臨戦でした。2頭は馬場を1周する芝2000mで連対歴があったので、O型コースの芝2000m実績をチェックしておきましょう。

注目レース
シドニーT(1600万、京都ダート1200m)

シドニーTでの穴ぐさ💨は[1.2.1.22](複勝率15.4%)で、複勝回収率は109%です。ダート1200mの時に限ると[0.1.1.10]で、昨年はヒカリブランデーが7番人気で③着に入りました。

ダート1200mで馬券に絡んだ穴ぐさ💨は、ダート1200mで勝ち鞍があるだけでなく、ダート1000~1150mでも勝利実績がありました。2頭は京都では勝ち鞍がなかったので、コース実績よりも1200mより短い距離での実績で評価しましょう。

注目レース
是政特別(1000万、東京ダート2100m)

是政特別での穴ぐさ💨は[1.1.3.22](複勝率18.5%)で、複勝回収率は115%です。

馬券に絡んだ5頭は馬番10番以内で、父か母父がサンデー系ミスプロ系です。激走した5頭のうち4頭は2000m以上で勝ち鞍があったので、真ん中から内枠で長距離実績のあるタイプに注目しましょう。

注目レース
カーネーションC(500万、東京芝1800m)

カーネーションCでの穴ぐさ💨は[1.0.1.12](複勝率14.3%)で、複勝回収率は157%です。昨年は①着プリンセスルーラー&③着アンネリースという【穴ぐさ💨ダブル】になりました。

馬券に絡んだ2頭は前走が掲示板外でしたが、上がり33秒7~33秒9を計時していました。2頭は馬番3~5番でもあったので、内目の枠で決め手のありそうな馬を狙いましょう。

注目レース
湯沢特別(500万、新潟芝1200m)

湯沢特別での穴ぐさ💨は[1.0.5.27](複勝率18.2%)で、複勝回収率は179%です。2011年以降は最先着の穴ぐさ💨の着順が③④③④③③③着となっています。

馬券圏内に入った穴ぐさ💨は4~5歳で、6頭中5頭は馬番9番より外枠でした。6頭は父か母父がサンデー系ミスプロ系で、6頭のうち4頭は左回りの芝で好走歴がなかったので、左回り実績にこだわらずに選ぶようにしましょう。

ちなみに…
オークスでの穴ぐさ💨は[0.0.2.33]で、平安Sでは[0.1.1.30]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、オークスが6頭、平安Sも6頭です。

オークスで激走した6頭のうち5頭は7~9番人気で、同じく6頭のうち5頭は馬番6番以内でした。芝OPでの連対実績がなく激走したのは11年②着のピュアブリーゼだけで、同馬以外の5頭は父サンデー系です。6頭のうち5頭は馬体重が430~450kg台だったので、穴で狙うには馬格は気にしなくて良さそうです。

平安Sで激走した6頭は、父か母父がサンデー系ミスプロ系です。1900m戦になってからの激走馬は4頭で、馬体重が492~532kgで、4頭中3頭には5代血統表内にニジンスキー系がありました。同じく4頭中3頭はダート2000m以上のOPで連対歴があったので、大型でスタミナがありそうなタイプが侮れないでしょう。