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皐月賞が波乱の年でもダービーを制するのは上位人気馬!?

先週(5月19日~20日)の穴ぐさ💨は[5.1.6.103](複勝率10.4%)でした。オークスをはじめ東京競馬は堅いレースも目立ちましたが、全体として低調に終わってしまいました……。すみません。今週のダービーウィークは巻き返せるように頑張ります。

オークスは、圧倒的1番人気に推されたアーモンドアイが優勝しました。7枠13番という枠順で、序盤に少し行きたがる感じに見えましたが、ルメール騎手が乗りこなして、着差(2馬身差)が桜花賞時(1馬身3/4差)よりも付きましたね。

近30年(1988年以降)でオークスを1番人気が制したのは、93年ベガ、96年エアグルーヴ、00年シルクプリマドンナ、05年シーザリオ、09年ブエナビスタ、10年アパパネ、16年シンハライト、17年ソウルスターリング、そして今年のアーモンドアイで、9頭を数えます。

オークスで1番人気馬が勝利した年のダービーでの1番人気馬は?と言うと、②②③③③着で、93年ウイニングチケット、05年ディープインパクトが勝利しています。オークス&ダービーで1番人気馬がアベック優勝するのはなかなか難しいようですが、果たしてダービーの1番人気馬には何が推され、どのような着順になるでしょうか。

3歳牡馬クラシックの第一弾・皐月賞は、7番人気だったエポカドーロが勝ち、②着が9番人気のサンリヴァル、③着が8番人気のジェネラーレウーノという波乱でした。

今年のように皐月賞の連対圏が6番人気以下だったことは、近30年では6度あります。1988年、97年、2002年、06年、07年、08年で、その6年のダービーは次のような結果でした。

【近30年で皐月賞の①&②着が6番人気以下だった年のダービー】
①着
②着
③着
人気 馬番
2008年 ディープスカイ
スマイルジャック
ブラックシェル
1
12
6
1
7
3
2007年 ウオッカ
アサクサキングス
アドマイヤオーラ
3
14
4
3
16
14
2006年 メイショウサムソン
アドマイヤメイン
ドリームパスポート
1
4
7
2
6
15
2002年 タニノギムレット
シンボリクリスエス
マチカネアカツキ
1
3
6
3
11
8
1997年 サニーブライアン
シルクジャスティス
メジロブライト
6
3
1
18
5
15
1988年 サクラチヨノオー
メジロアルダン
コクサイトリプル
3
6
4
5
18
6

優勝した6頭のうち5頭は1~3番人気で、皐月賞が波乱であってもダービーを制する馬は上位人気が多いわけです。

ただ、勝ち馬6頭のうち、大外枠から逃げ切った97年のサニーブライアン(6番人気)以外の5頭は馬番1~5番でした。また、皐月賞馬のサニーブライアンとメイショウサムソンの他には、前走がNHKマイルCだったディープスカイとタニノギムレットがいて、桜花賞②着からの参戦だったウオッカもいます。今年は皐月賞とは別の路線を歩んできた馬にも注意が必要かもしれません。

上記の6年では、1~3番人気が連対圏に入っている一方で、6番人気以下の馬も馬券に絡んでいます。近3年のダービーは③着以内が1~5番人気に占められていましたが、今年は皐月賞に続いて穴馬が激走する余地が大きそうです。

東京芝は今週末からCコースに替わりますので、ご注意ください。5月26日~27日に行われる東京&京都の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

5月26日~27日
場所
東京 Cコース・1週目
京都 Dコース・3週目

5月26日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R 富嶽賞 [1.1.1.23]
東京10R 葉山特別 [1.1.2.15]
東京11R 欅S [0.1.1.30]
京都9R 與杼特別 [1.0.0.28]
京都10R 朱雀S [2.0.3.22]
京都11R 葵S [1.0.4.23]

5月27日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京8R 青嵐賞 [0.0.0.17]
東京9R むらさき賞 [3.0.2.28]
東京10R 日本ダービー [0.2.2.31]
東京11R 薫風S [3.1.1.23]
東京12R 目黒記念 [2.1.2.29]
京都9R 東大路特別 [1.2.0.15]
京都10R 安土城S [0.0.0.12]
京都11R 白百合S [0.2.2.9]
京都12R 御池特別 [2.1.3.19]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
日本ダービー(G1、東京芝2400m)

日本ダービーでの穴ぐさ💨は[0.2.2.31](複勝率11.4%)で、複勝回収率は126%です。馬券圏内に入った穴ぐさ💨は父がサンデー系以外で、4角5番手以内からの粘り込みでした。

過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が8頭いて、そのうち7頭が馬番10番以内で、6頭が馬番7番以内です。8頭は近3走以内に芝重賞で連対歴があり、8頭中7頭は近2走以内に芝重賞で連対歴がありました。

激走馬8頭のうち6頭は左回りで連対歴があり、例外の2頭は前走の皐月賞で③着か3番人気でした。左回りでの実績も確認しておくと良さそうです。

注目レース
葵S(重賞、京都芝1200m)

葵Sでの穴ぐさ💨は[1.0.4.23](複勝率17.9%)で、複勝回収率は111%です。2014年以降の最先着穴ぐさ💨の着順は①③③③着で、4年連続で馬券に絡む馬が出ています(昨年まではOP特別)。

1200m戦で激走した穴ぐさ💨はひと桁馬番で、いずれも前走で直線に坂のある芝1400mを走って馬券圏外に敗れていました。距離短縮&平坦コース替わりで巻き返しが期待できそうなタイプを狙いましょう。

注目レース
白百合S(OP特別、京都芝外1800m)

白百合Sでの穴ぐさ💨は[0.2.2.9](複勝率30.8%)で、複勝回収率は149%です。

馬券に絡んだ4頭のうち2頭は前走で500万を勝っていて、残りの2頭のうち1頭は2~4走前がOP、もう1頭は前走と3~5走前がOPでした。4頭は中5週以内の臨戦だったので、順調に使われていて、勢いのある馬か、経験を積んできているタイプが面白そうです。

注目レース
薫風S(1600万、東京ダート1600m)

薫風Sでの穴ぐさ💨は[3.1.1.23](複勝率17.9%)で、複勝回収率は113%です。

激走した5頭は中3~4週の臨戦で、5頭中4頭は左回りでの勝ち鞍がありました。同じく5頭中4頭は近3走以内に③着以内があったので、順調に使われていて近走に好走歴があるタイプをチェックしておきましょう。

注目レース
朱雀S(1600万、京都芝外1400m)

朱雀Sでの穴ぐさ💨は[2.0.3.22](複勝率18.5%)で、複勝回収率は126%です。2015年以降は最先着穴ぐさ💨の着順が①③①着で、昨年はロードセレリティが9番人気で勝利しました。

馬券圏内に入った5頭のうち4頭は近3走以内に③着以内がありました。近3年で激走した3頭は休み明けでしたが、ひと桁馬番から3番手以内に付けて粘り込んだので、内目から前に行けそうな馬は間隔が空いていても侮らないようにしましょう。

注目レース
葉山特別(1000万、東京芝1600m)

葉山特別での穴ぐさ💨は[1.1.2.15](複勝率21.1%)で、複勝回収率は132%です。

馬券に絡んだ4頭は3代血統表内にミスプロ系を持ち、サンデー系内包馬は1頭だけです。4頭は左回りで勝ち鞍があり、4頭中3頭は左回りのマイル戦で勝ち鞍があったので、そのような実績馬に注意しましょう。

ちなみに…
目黒記念での穴ぐさ💨は[2.1.2.29]です。過去10年では7番人気以下で③着以内に入った馬が12頭いて、5歳馬が4頭、6歳馬が3頭、7歳以上の馬が5頭となっています。

激走馬12頭はいずれも左回りで勝ち鞍がありました。12頭のうち、重賞勝ち馬は4頭で、残りの8頭のうち7頭は近3走以内に芝で連対歴があったので、勢いのあるタイプも侮れなさそうです。2011年以降に激走した8頭のうち7頭は馬番8~14番だったので、真ん中から外枠の馬をマークしておきましょう。