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宝塚記念も上位人気の男馬は勝ち切れない!?

先週(6月16日~17日)の穴ぐさ💨は[5.8.7.87](複勝率18.7%)で、函館スプリントSでは【C】評価だったヒルノデイバローが10番人気で②着、ユニコーンSでは【A】評価だったエングローサーが7番人気で③着に食い込みました。穴ぐさ💨報告掲示板に多数の書き込みをしていただき、ありがとうございました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました。

先々週は、マーメイドS【B】評価だったアンドリエッテが10番人気で勝ち、その前週は安田記念【B】評価だったモズアスコットが9番人気で優勝、さらにその前週は葵S【B】評価だったラブカンプーが6番人気で②着となっているので、重賞での穴ぐさ💨は4週連続で馬券に絡んでいることになります。今週末の重賞は宝塚記念だけですが、連続馬券圏内を5週に伸ばせるように頑張ります。

今年の重賞での穴ぐさ💨は、評価別の成績が次のようになっています。

【2018年重賞での穴ぐさ💨】
評価 着別度数 複勝率
A [1.3.4.50] 13.8%
B [4.2.3.50] 15.3%
C [1.3.5.45] 16.7%

評価の高い順にA>B>Cと記しているわけですが、あろうことか、複勝率でC>B>Aという逆転現象が起こってしまっています。穴ぐさ💨を選んでいる身としてこれは由々しき事態で、きちんと評価を下せるように修正していきたいと思いますが、活用されるみなさんは、しばらくは【C】評価でも侮れないという認識で対応いただければと思います。

今週末は宝塚記念が予定されていて、JRAの平地G1はこれが12レース目となります。これまでの11レースでは、1~3番人気馬が5勝4番人気以下の馬が6勝で、結構人気薄の馬の優勝も目立ちます。ちなみに、6番人気以下で制した4頭中3頭は穴ぐさ💨でした。

今年のJRA平地G1での1~3番人気馬は、勝っているのは真ん中から外枠だったという傾向があるので、そのデータをご覧ください。

【2018年のJRA平地G1での1~3番人気】
着別度数
1枠 [0.1.2.3]
2枠 [0.0.0.1]
3枠 [0.0.0.5]
4枠 [0.1.1.3]
5枠 [1.1.1.2]
6枠 [1.1.0.1]
7枠 [2.1.0.0]
8枠 [1.1.0.3]

1~3番人気馬は、5~8枠だと[5.4.1.6]で、1~4枠だと[0.2.3.12]です。優勝馬ばかりでなく、②着馬の多さを考えても、5~8枠の馬の方が信頼しやすいでしょう。宝塚記念でもご参考ください。

今年の阪神芝の特別競走における1~3番人気馬という観点では、6月開催だと牡セン馬が勝てていないので、その点は気になるところです。

【2018年の阪神芝の特別競走での1~3番人気】
牡セン馬 牝馬
2月 [2.3.1.2] [1.1.1.1]
3月 [11.8.6.17] [4.5.5.10]
4月 [8.5.5.6] [2.1.2.10]
6月 [0.9.4.12] [3.2.0.6]

今年6月の阪神芝の特別競走では、1~3番人気馬が[3.11.4.18]という成績で、牡セン馬に限ると[0.9.4.12]と勝てていません。今年の宝塚記念は登録馬の16頭中14頭が牡セン馬で、牝馬で上位人気の可能性があるのはヴィブロスですかね。このような状況の中、男馬で1~3番人気に推されて戴冠する馬が現れるでしょうか!?

6月23日~24日に行われる3場(東京、阪神、函館)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

6月23日~24日
場所
東京 Dコース・2週目
阪神 Bコース・2週目
函館 Aコース・2週目

6月23日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R 日野特別 [0.2.0.13]
東京10R 八ヶ岳特別 [0.2.0.10]
東京11R 夏至S [0.0.1.16]
阪神9R 豊中特別 [0.0.0.3]
阪神10R 京橋特別 [0.1.0.7]
阪神11R 垂水S [2.1.0.9]
函館10R 湯川特別 [0.1.3.12]
函館11R 大沼S [0.3.4.22]
函館12R 長万部特別 [0.0.2.14]

6月24日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R 稲城特別 [1.0.1.4]
東京10R 清里特別 [0.0.1.16]
東京11R パラダイスS [0.0.2.10]
阪神8R 出石特別 [0.2.0.25]
阪神9R 皆生特別 [2.1.2.27]
阪神10R 花のみちS [1.0.1.6]
阪神11R 宝塚記念 [1.2.0.32]
阪神12R リボン賞 [0.1.0.14]
函館10R 奥尻特別 [2.0.3.14]
函館11R UHB杯 [2.0.1.19]
函館12R 津軽海峡特別 [0.2.1.16]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
パラダイスS(OP特別、東京芝1400m)

パラダイスSでの穴ぐさ💨は[0.0.2.10](複勝率16.7%)で、複勝回収率は128%です。

馬券に絡んだ2頭は父か母父がミスプロ系で、前走が⑧~⑩着でしたが、0秒5~0秒6差でした。どちらも芝1400mで勝ち鞍があったので、前走でそこそこの競馬をしていた1400m実績馬に注意しましょう。

注目レース
大沼S(OP特別、函館ダート1700m)

大沼Sでの穴ぐさ💨は[0.3.4.22](複勝率24.1%)で、複勝回収率は144%です。昨年はダノングッドが11番人気で②着に食い込みました。

馬券圏内に入った7頭のうち6頭はダート1700mで勝ち鞍があり、5頭は函館か札幌のダート1700mで勝利実績がありました。6頭は5~7歳で、2011年以降の4頭は5歳馬で、4角4番手以内から粘り込んでいるので、比較的若くてスピードのあるタイプをマークしておきましょう。

注目レース
花のみちS(1600万、阪神ダート1200m)

花のみちSでの穴ぐさ💨は[1.0.1.6](複勝率25.0%)で、複勝回収率は112%です。昨年はガンジーが8番人気で③着に入りました。

③着以内に入った2頭は6歳馬ですが、近4走以内に③着以内の好走歴がありました。2頭は6~7枠での激走だったので、真ん中から外目をスムーズに走れそうな馬が良さそうです。

注目レース
垂水S(1600万、阪神芝外1800m)

垂水Sでの穴ぐさ💨は[2.1.0.9](複勝率25.0%)で、複勝回収率は135%です。

馬券に絡んだ3頭は父か母父がノーザンダンサー系で、3頭のうち2頭は阪神芝で勝ち鞍がありました。3頭はいずれも8月に芝の特別競走で勝ち鞍があったので、暑い時期に実績があるタイプが侮れないでしょう。

注目レース
奥尻特別(500万、函館芝1800m)

奥尻特別での穴ぐさ💨は[2.0.3.14](複勝率26.3%)で、複勝回収率は148%です。

馬券圏内に入った5頭は3~4歳馬で、5頭中4頭は父か母父がサンデー系です。5頭はいずれもひと桁馬番で、5頭中4頭は馬番1~3番だったので、内枠に入った若い馬をマークしておきましょう。

注目レース
湯川特別(500万、函館芝2000m)

湯川特別での穴ぐさ💨は[0.1.3.12](複勝率25.0%)で、複勝回収率は103%です。

③着以内に入った4頭のうち3頭は前走が左回りでしたが、4頭のうち3頭は右回りで勝ち鞍がありました。4頭は北海道の洋芝で連対歴がなかった馬なので、洋芝実績よりも右回り実績を判断材料にしましょう。4頭中3頭は父サンデー系で、血統的にはサンデー系に注目です。

ちなみに…
宝塚記念での穴ぐさ💨は[1.2.0.32]です。2~4年前は3年連続で連対していましたが、昨年は上位人気馬の決着となったので、今年は穴馬が入り込む余地があることを望みたいです。

過去10年の宝塚記念では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、いずれも芝G1G2で勝ち鞍があり、7頭中5頭は芝G1での連対歴がありました。7頭は4~6歳の父サンデー系で、7頭中4頭が牝馬ということも関係しているのかもしれませんが、馬体重が438~466kgと小柄なタイプが穴を開けています。

7頭のうち6頭は阪神芝内回りか、京都芝内回りか、中山芝の重賞で連対歴があったので、小回り実績馬には一目を置いておくのが良さそうです。