七夕賞は少頭数でも穴馬の出番あり!?
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先週(6月30日~7月1日)の穴ぐさ💨は
[4.9.4.92](複勝率15.6%)で、
CBC賞では
【B】評価だった
ナガラフラワーが9番人気で②着、
ラジオNIKKEI賞では
【B】評価だった
キボウノダイチが9番人気で③着に激走しました。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!
6月17日以降の重賞では5レースすべてで穴ぐさ💨が馬券に絡んでいて、6月10日は
マーメイドSで
アンドリエッテが①着、6月3日の
安田記念では
モズアスコットが①着、5月26日の
葵Sでは
ラブカンプーが②着に入っています。穴ぐさ💨は
6週連続で重賞で馬券に絡んでいますので、記録をさらに伸ばせるように今週末も頑張りたいと思います。
今年の
重賞での穴ぐさ💨は[6.9.14.154](複勝率15.8%)で、評価別の成績が次の通りです。
【2018年重賞での穴ぐさ💨】
評価 |
着別度数 |
複勝率 |
A |
[1.3.4.54] |
12.9% |
B |
[4.3.4.52] |
17.5% |
C |
[1.3.6.48] |
17.2% |
【B】評価の成績が上がってきましたが、まだ【A】評価が低いままです……。ここは早く改善したいと思っています。
先週の2重賞(
ラジオNIKKEI賞、
CBC賞)に続き、今週末もハンデ重賞(
七夕賞)がありますが、今年の
芝のハンデ重賞での穴ぐさ💨は[1.2.4.35](複勝率16.7%)で、複勝回収率が
115%です。その成績はハンデ(斤量)によって次のように分けられます。
【2018年芝のハンデ重賞での穴ぐさ💨】
斤量 |
着別度数 |
52kg以下 |
[1.2.1.6] |
53~55kg |
[0.0.3.23] |
56kg以上 |
[0.0.0.6] |
馬券に絡んだ馬は
ハンデ55kg以下で、連対した3頭はハンデ52kg以下でした。また、③着以内に入った7頭のうち6頭は
1~5枠だったので、
七夕賞も真ん中から内目の枠でハンデが重くないタイプが良いかもしれませんね。
その
七夕賞は、今年は登録馬が12頭と少なくなっています。少頭数だと穴馬の出番の確率が低くなりそうな印象ですが、
ハンデ戦であればそうでもなさそうです。
2010年以降、芝重賞が12頭立て以下だったケースは152回あり、ハンデ戦が13レース、ハンデ戦以外が139レースありました。それぞれで
7番人気以下の馬が③着以内に入ったレースを数えたら、次のようになっていました。
【2010年以降の12頭立て以下の芝重賞】
条件 |
レース数 |
7番人気以下の馬が ③着以内に入ったレース数 (出現率) |
ハンデ戦 |
13レース |
10レース (76.9%) |
ハンデ戦以外 |
139レース |
39レース (28.1%) |
ハンデ戦以外だと7番人気以下の馬が馬券に絡んだレースの割合が
28.1%、つまり3回に1回もなかったのに対して、ハンデ戦だと
76.9%もあり、4回に3回は7番人気以下の馬が激走していることになります。少頭数の芝重賞でも、
ハンデ戦なら穴馬を絡めた馬券を買った方が良さそうです。
七夕賞についても、1990年以降に12頭立て以下になったケース(91年、92年、97年、04年、05年、07年)を調べたら、次のような結果になっていました。
【1990年以降の12頭立て以下での七夕賞】
年 |
①着 ②着 ③着 |
人気 |
17年 |
①着ゼーヴィント ②着マイネルフロスト ③着ソールインパクト |
1 5 7 |
05年 |
①着ダイワレイダース ②着トーセンダンディ ③着グラスボンバー |
1 8 3 |
04年 |
①着チアズブライトリー ②着ストロングブラッド ③着マーベラスダンス |
8 9 5 |
97年 |
①着マイネルブリッジ ②着クラウンシチー ③着インタークレバー |
2 7 4 |
92年 |
①着リーゼンシュラーク ②着カミノスオード ③着トウショウヒューイ |
9 5 3 |
91年 |
①着シーキャリアー ②着サーストンボーイ ③着トウショウファルコ |
6 2 8 |
該当レースが6レースあり、いずれも
7番人気以下の馬が馬券に絡んでいます。激走した7頭のうち6頭は前走が
東京で、同じく7頭のうち6頭は
4角5番手以内から馬券圏内に入っているので、ある程度前に行けそうなタイプに注意すると良いかもしれませんね。
7月7日~8日に行われる3場(福島、中京、函館)の
芝の使用コースと
特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。
7月7日~8日
場所 |
芝 |
福島 |
Aコース・2週目 |
中京 |
Aコース・2週目 |
函館 |
Aコース・4週目 |
7月7日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨成績 |
福島9R |
開成山特別 |
[0.2.0.7] |
福島10R |
松島特別 |
[1.0.0.8] |
福島11R |
阿武隈S |
[1.2.1.10] |
中京9R |
茶臼山高原特別 |
[0.0.1.5] |
中京10R |
濃尾特別 |
[1.1.1.15] |
中京11R |
豊明S |
[2.2.0.21] |
函館10R |
八雲特別 |
[0.0.0.12] |
函館11R |
五稜郭S |
[1.0.0.17] |
函館12R |
噴火湾特別 |
[1.0.1.16] |
7月8日
場所 |
レース名 |
穴ぐさ💨成績 |
福島9R |
彦星賞 |
[0.2.1.22] |
福島10R |
天の川賞 |
[2.0.1.19] |
福島11R |
七夕賞 |
[2.3.0.30] |
福島12R |
織姫賞 |
[0.3.1.26] |
中京9R |
清洲特別 |
[0.0.1.19] |
中京10R |
有松特別 |
[2.0.2.10] |
中京11R |
プロキオンS |
[0.0.3.32] |
函館10R |
立待岬特別 |
[2.1.1.19] |
函館11R |
マリーンS |
[0.2.1.19] |
函館12R |
かもめ島特別 |
[1.0.3.9] |
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。
☆注目レース☆阿武隈S(1600万、福島芝1800m)阿武隈Sでの穴ぐさ💨は
[1.2.1.10](複勝率28.6%)で、複勝回収率は
157%です。
馬券に絡んだ4頭は
5~6歳の牡馬で、前走が左回りやダートで④着以下でした。4頭は福島、小倉、札幌など、
右回りで小回りの芝で勝ち鞍があったので、小回り実績馬の巻き返しに期待しましょう。
☆注目レース☆豊明S(1600万、中京芝1400m)豊明Sでの穴ぐさ💨は
[2.2.0.21](複勝率16.0%)で、複勝回収率は
110%です。昨年は①着ツィンクルソード&②着コウエイタケルという
【穴ぐさ💨ワンツー】でした。
連対した4頭中3頭は前走が4角5番手以内で(例外馬は前走が地方競馬)、芝1400mでの2頭は父
サンデー系×母父
ノーザンダンサー系でした。芝1400mで馬券に絡んだ2頭は左回りの芝1400mで③着以内に入ったことがあったので、コース実績も確認しておきましょう。
☆注目レース☆濃尾特別(1000万、中京ダート1800m)濃尾特別での穴ぐさ💨は
[1.1.1.15](複勝率16.7%)で、複勝回収率は
112%です。
穴ぐさ💨が馬券圏内に入った時は
稍重~重馬場の道悪だったので、脚抜き良い馬場がベターかもしれません。③着以内に入った3頭は4~5歳父
サンデー系で、ひと桁馬番での激走だったので、そのようなパターンが理想でしょう。
☆注目レース☆有松特別(1000万、中京芝1600m)有松特別での穴ぐさ💨は
[2.0.2.10](複勝率28.6%)で、複勝回収率は
132%です。
③着以内に入った4頭は
3~5歳の関西馬で、4角4番手以内から馬券圏内に入っています。芝1600mで馬券に絡んだ2頭は
左回りの芝1400mで勝ち鞍を挙げていたので、マイル実績よりも左回り実績をチェックするようにしましょう。
☆注目レース☆かもめ島特別(1000万、函館芝1800m)かもめ島特別での穴ぐさ💨は
[1.0.3.9](複勝率30.8%)で、複勝回収率は
243%です。
馬券に絡んだ4頭は4~5歳馬で、2頭が父
サンデー系で、もう2頭が父
ノーザンダンサー系です。4頭中3頭は馬体重が450kg以下でしたが、4頭は
函館芝か
ダートで勝利実績があったので、力の要る馬場をこなせそうなタイプをマークしておきましょう。
☆注目レース☆開成山特別(500万、福島芝2600m)開成山特別での穴ぐさ💨は
[0.2.0.7](複勝率22.2%)で、複勝回収率は
133%です。
連対圏に入った2頭は馬番4~7番で、4角7番手以下から差し込んでいます。2頭の勝ち鞍は2000m以下でしたが、
芝2400m以上の500万で馬券に絡んだことがあったので、長距離実績があって内目を走れそうなタイプをチェックしましょう。
☆注目レース☆立待岬特別(500万、函館芝1200m)立待岬特別での穴ぐさ💨は
[2.1.1.19](複勝率17.4%)で、複勝回収率は
127%です。
激走した4頭は馬体重が436~482kgで、牝馬が2頭含まれていますが、4頭のうち3頭は
サドラーズウェルズや
ニジンスキーの血を持っていて、同じく4頭のうち3頭は
阪神芝1200mで連対歴がありました。パワーがありそうな血統馬を狙うと良さそうです。
■ちなみに…■七夕賞での穴ぐさ💨は[2.3.0.30]で、
プロキオンSでは[0.0.3.32]です。過去10年で7番人気以下で③着以内に入った馬は、
七夕賞が13頭、
プロキオンSが5頭です。
七夕賞で激走した13頭は、5歳が8頭、6歳が4頭、8歳が1頭で、
5~6歳が多くなっています。開催2週目での施行で馬券に絡んだ7頭はいずれも②&③着で、すべて父か母父が
サンデー系です。その7頭は福島芝で連対歴がなく、③着があったのも1頭だけなので、福島実績を気にせず選ぶ方が良いでしょう。
プロキオンSでの激走馬5頭は父が
サンデー系か
ミスプロ系で、中京で激走した3頭は馬番1~6番でした。5頭は前走がダート1200~1400mのOPで、5頭のうち4頭は前走で
②着か
2番人気に推されていました。前走で力を見せていたか、実力を認められていた馬が人気薄で放置されていたら、侮らないようにしましょう。