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穴ぐさ長者の新年一発目の勝負は中山金杯。当然、しょっぱなから真剣勝負です!
2016.1.4

新年明けましておめでとうございます。2016年もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

今年の中央競馬のスタートは1月5日。やはり金杯とともに5日に開幕を迎えるというのが、いちばんしっくりきますね。4日でも6日でもなく5日。なにがどうというわけではありませんが。

昨年の新春一発目は、京都金杯を勝負レースに選び、ワイド的中。そんな好スタートを切りながら、最終的にはズブズブの大赤字でした…。縁起がいいというのも気分的なものだったんですかね。とはいえ、もちろんハズレよりは当たったほうが絶対にいいのは間違いありません。当然、しょっぱなから真剣勝負です!

東西のメインレースである両金杯は、ともにハンデ戦。それなりに荒れるレースなので、どちらも気になるところではありますが、過去のデータやメンバーを見渡して、狙いやすそうに思える中山金杯で!

軸は2頭。まずはフルーキーです。
昨年の正月はマイル戦の京都金杯④着。しかし、今年は2000mの中山金杯に出てきました。これまで菊花賞(⑥着)を除けばすべて1800m以下しか走っておらず、中山コースも初。それだけに微妙な懸念がなくはないですが、4歳以降の重賞では⑤④着と掲示板外がなく、鞍上には前走に続いてミルコ・デムーロ騎手差し引きすれば魅力が勝っている感じがします。脚質に柔軟性があるので、流れに応じた走りで、上位を確保してくれるはず

もう1頭はマイネルフロストで。
派手なタイプではないものの、過去18戦して一度もふた桁着順なしダービー③着シンガポールエアラインズIC④着などの激走もあって、強い相手でもひるまず頑張るタイプです。昨年のこのレースは⑥着でしたが、①着ラブリーデイ②着ロゴタイプと上位2頭はG1級。もちろん、当時のラブリーデイはまだそこまでの存在ではありませんでしたが、そのへんを踏まえても全体的なメンバーレベルは昨年より軽くなっている印象で、マイネルフロスト台頭の余地は十分ありそう中山芝⑥④④⑨着ですが、その中山金杯⑥着以外に、中山記念でも④着ですからね。決して中山がダメなわけではないと思います。

過去10年の中山金杯で、ハンデ57kg以上の馬が馬券に絡まなかったのは1度だけ。今年の該当馬はこの2頭のみなので、どちらかが好走する可能性はかなり高いのではないでしょうか。

というわけで、勝負馬券はこの2頭から穴ぐさ�へのワイドで。いつものようにどの組み合わせが入っても同程度の払い戻し金額になるように資金を配分します。

一方の編集部馬券は、昨年末までの3連単勝負はそのままで、①着欄と②着欄に1~5番人気を置き、③着に穴ぐさ�を固定する作戦に変更するそうです。

担当者は、「昨年は穴ぐさ�が2頭絡むレースを的中させる難しさを痛感したので(笑)、穴ぐさ�③着固定に活路を見出すことにしました」とのこと。
勝負レースは、「基本的に最終レースを考えていますが、5日は京都12Rが少頭数になので、中山12R1000万と京都11R京都金杯にします」ということで、2016年一発目は両者が異なるレースとなりましたが、揃って幸先良く的中して、今年こそ、ダブルでプラス計上といきたいですね。

毎年、近くのお寺に初詣に行くんですが、いつもは引かないおみくじを運試しに引いてみたら「末吉」。ネットで検索すると、どうやら「末吉」18頭立てでいえばふた桁着順であることが濃厚な雰囲気で…(諸説あり)。



まあ、これが現状と考えれば、たしかに昨年の失態はそんなところでしょうかね。ここから心機一転、気持ちを新たにして毎週の勝負に挑んでいく所存でございます! では、今週も頑張りましょう!!
文/藤山剣