東西のメインレースは今週もG1へのステップレース。長者は神戸新聞杯で勝負!
2016.9.22
万全の(はずの)2頭軸で臨むも、成就せず…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
ローズSで、シンハライトとジュエラーを2頭軸に据え、穴ぐさへ流す3連複&3連単。
的中なし
春はジュエラーが桜花賞、シンハライトがオークスと、それぞれタイトルを獲得した2頭。この両馬が直接対決した2戦、チューリップ賞と桜花賞では、いずれも後続を離してこの2頭でのハナ差のワンツーでした。同世代との戦いなら力が抜けているだろうと考えて2頭軸で攻めたわけですが、これが成立せず…。シンハライトはどうにか勝利を飾ったものの、ジュエラーはいいところなく⑪着でした。
ジュエラーの敗因については、距離なのか、仕上がり状態なのか、あるいは道悪なのか、いろいろ考えられますが、個人的には、やはり骨折明けでもあり状態がいまひとつだったのかな、という気がしています。
とはいえ、ひと叩きして体調も上がってくるでしょうし、三冠目の秋華賞は真の女王決定戦。シンハライトかジュエラーのどちらかが二冠目をゲットするのか、それとも紫苑Sを勝ったビッシュなど別の馬がさらっていくのか。10月16日が楽しみです!
と、ハズレの痛みを紛らわしたところで、編集部馬券の話へ。こちらも、好結果は得られず…。
【作戦&買い目】
3連単フォーメーションを2枚購入。
1枚目
①着:1～5番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ
2枚目
①着:穴ぐさ
②着:1～5番人気
③着:穴ぐさ
勝負レースは、土曜中山最終レース、日曜中山最終レース。
的中なし
穴ぐさダブル狙いに切り替えて臨んだ先週でしたが、勝負レースではダブルどころか、両レースとも人気どころでの決着。
担当者は
「土曜日の阪神10Rで勝負したらうまくはまってたんですが…」
と後悔の念をにじませていました。
その阪神10R瀬戸内海特別は、穴ぐさのオーヴィレール(9番人気)が勝ち、②着が1番人気のピンストライプ、③着に穴ぐさのキアロスクーロ(3番人気)という結果。仮に、編集部馬券の現作戦で臨んだとして、その買い目の中では決して高配当寄りの結果ではなかったでしょうが、それでも3連単は936.3倍。やはり、捕まえられれば大物確定です。
あとは、網を張ったところに獲物が上手く入ってきてくれるかどうか…ではなく、獲物がいそうなところに網を仕掛けられるか、ですね。網の種類を変えたり、ポイントを模索したりしながらここまで待っているんですから、来たるべきときには、超超超大物獲得に期待したいです!
さて、今週の重賞は阪神で神戸新聞杯、中山でオールカマー。先週に続いて、G1へのステップレースが組まれています。
オールカマーは12頭立てと少ないので、ここは神戸新聞杯で勝負! 狙いは、サトノダイヤモンドです。ここまで[3.1.1.0]で、負けた2戦は、皐月賞(③着)とダービー(②着)で、いずれもG1です。先週のセントライト記念で皐月賞馬ディーマジェスティが勝ち、海の向こうでもダービー馬マカヒキが凱旋門賞の前哨戦のニエル賞を突破。クラシックホース2頭に続く存在として、ここはトライアルと言えどもモタつくわけにはいきません。涼しい顔でクリアして菊花賞へ向かってほしいですね。
最大のライバルはエアスピネルでしょうが、皐月賞、ダービーともにサトノダイヤモンドが先着していて、とくにダービーでは半馬身+2馬身の差を付けています。それだけに、なにかが割って入る可能性は十分。
というわけで、馬券はサトノダイヤモンドから穴ぐさへの馬単、馬連、ワイドのどれか、あるいは併用で臨みます。頭は堅いなら、サトノダイヤモンドからの馬単でいいわけですが、穴ぐさが③着だったときにフォローできないのが悩みどころ。
馬単とワイドの併用か、あるいはサトノダイヤモンドが断然人気で馬単も馬連もそうオッズが変わらないという状況になるようなら、馬連&ワイドがベターか。それとも、欲張らずワイドオンリーで攻めるか。いずれにしても、当日のオッズ等も踏まえて、抜けのないように最終ジャッジを下したいと思います。
そして、編集部馬券は先週と同様の穴ぐさダブル期待の3連単フォーメーションで、日曜阪神の8Rと12Rに挑むとのこと。
どちらもダ1400mの平場で16頭立てのフルゲートで、8Rは500万、12Rは1000万。とくに8Rは、前走、現級で馬券圏内に好走しているのは1頭だけという低調なメンバー。波乱必至の状況ですから、大物ゲットに期待しましょう!!
さあ、来週は早くもスプリンターズS。春の王者で、秋初戦もきっちり勝ち上がってきたビッグアーサーが断然人気でしょうが、サクラバクシンオー産駒らしく、スピード全開で春秋連覇を飾るか、今から楽しみです。そして、資金チャージのためにも今週の勝負が大事。頑張りましょう!!
文/藤山剣