今週の長者の勝負レースは荒れそうな雰囲気を感じる朝日杯FS!
2016.12.15
狐につままれたようだ、とは、あのレースのゴール前のようなことを言うんでしょうね。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
チャレンジCで、フルーキーから穴ぐさ💨へのワイド&馬連&3連複
的中なし
ゴール前、インから突き抜けそうな勢いで伸びてきた軸馬フルーキー。前ではマイネルハニーが粘っていたので、最低でもワイドはありそうな体勢でした。しかし、ゴール寸前でフルーキーの脚が急激に重苦しくなり、まさかの失速。後続にあっという間に交わされ④着に沈んでしまいました…。
中団より前目を進んでいたのに、気が付けば後方までポジションが下がっていたので、何か不利でもあったのかと思いきや、そういうわけでもない様子。年齢的なものなんでしょうかね。だとしたら身につまされる話です。
というわけで、穴ぐさ💨が①着に入りながら、馬券は外れてしまいました…。馬連、ワイドが当たっていれば5万円近いリターンが見込めたんですけどね。
まあでも、堅いとニラんだ他の重賞(カペラS、阪神JF)は、いずれも1～3番人気のガチガチ決着でしたからね。見えてないわけではなかったんです。そのあたりを心の支えとしながら、あと少しの2016年を戦っていきたいと思います。
そして、編集部馬券も的中なし。
【作戦&買い目】
3連単フォーメーションを3枚購入。
1枚目
①着欄:1～3番人気
②着欄:穴ぐさ💨
③着欄:1～5番人気と穴ぐさ💨を除いた上位人気2頭
2枚目
①着欄:1～3番人気
②着欄:1～5番人気と穴ぐさ💨を除いた上位人気2頭
③着欄: 穴ぐさ💨
3枚目
①着欄:1～3番人気
②着欄:穴ぐさ💨
③着欄:穴ぐさ💨
1レース合計54点。勝負レースは土曜中山11RラピスラズリS、日曜中山10R美浦Sの2本。
ラピスラズリSは1→2→5番人気の堅い決着でしたが、美浦Sは2→12→8番人気で決まって、しかも③着馬は穴ぐさ💨。②着馬も穴ぐさ💨候補には挙がっていたとのことで、またも惜しい結果に…。ちなみに、美浦Sの3連単は22万馬券。外れはしたものの、担当者は依然として手応えを感じているようなので、年内、何かが起きるかもしれません。
さて、今週はラス前、朝日杯FS。阪神で行なわれるようになって今年で3回目なんですが、私だけですかね? 朝日杯と聞くとまだ中山をイメージしてしまうのは。それはともかく、荒れそうな雰囲気は感じるので、勝負レースはここで。
今年は2戦2勝のフランケル産駒の牝馬、ミスエルテが堂々参戦。1番人気までありそうな雰囲気です。先週の阪神JFでも、同産駒のソウルスターリングが無傷の3連勝を飾ったことから、すでに阪神コースの適性は証明済みともいえそう。ミスエルテ自身も新馬戦は阪神マイルですしね。
ただ、牡馬との対戦は初めて。前走のファンタジーSから相手も大幅に強化しますし、ここはあえて軽視の方向でいこうかなと。
軸は2頭。まずはダンビュラントです。デビュー戦が5馬身差の圧勝。そして、2戦目のサウジアラビアRCでも②着で、③着以下には3馬身差を付けていました。このときの勝ち馬は、次走で東スポ杯2歳Sも勝っている実力馬ですからね。評価できるレースだったと思います。2戦とも道悪だったので(重と稍重)、良馬場が見込めそうな今回が試金石ではありますが、さらにパフォーマンスを上げてくる可能性も十分あると見ます。鞍上のルメール騎手も頼もしい限り。
そしてもう1頭はサトノアレスで。中山時代も含めた過去10年、500万クラスのマイル戦を勝って臨んだ馬が[4.0.3.7]と好成績を残しています。この時期、頭数が少なくなりがちなOP特別よりも、多頭数の500万クラスでもまれてきた馬のほうが信頼できるということですかね。今年のメンバーで、これ(前走500万クラスのマイル戦で勝利)に該当するのはサトノアレスだけ。菊花賞、香港ヴァーズとG1勝利を重ねるサトノ軍団の勢いにも乗っておきたいところです。
馬券はこの2頭から穴ぐさ💨へのワイドを本線で。状況次第で他の券種も加えるかもしれません。ミスエルテが牡馬との初対戦で苦戦するようなことがあればチャンスですね。
そして編集部馬券は、引き続き穴ぐさ💨絡みの3連単フォーメーション3枚作戦で、土曜中山11RターコイズS、日曜中山10R南総Sの2本勝負で臨むとのこと。どちらもフルゲートで人気も割れ加減。穴が出る可能性は高そう。いいところを見せて欲しいものです。
先週の日曜日は、香港のG1発売があってバタバタしましたね～。普段は使わない画面での馬券購入ということで、操作にまごついて買えないレースもありました(結果的には救われましたが)。今週は日本の競馬に集中できますね。今年も残り2節、頑張りましょう!!
文/藤山剣