今週の長者は天皇賞・春で勝負! 2強のうち、軸に据えたのは…!?
2017.4.27
またも
連敗を伸ばす結果に…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】福島牝馬Sで、クインズミラーグロから穴ぐさ💨へのワイド的中なしアオり気味のスタートだったせいで他馬に前をカットされ、後方からの競馬となった軸馬の
クインズミラーグロ。しかし、直線では大外に出して
③着まで追い込んできました。厳しい競馬を余儀なくされながら馬券圏内まで詰め寄ってくるあたり、
あのメンバーでは地力上位ということでしょう。
ただ、
①着が3番人気の
ウキヨノカゼ、
②着が4番人気の
フロンテアクイーンでは、どうすることもできず…。穴ぐさ💨の
デンコウアンジュが直線半ばで一旦先頭に立ったときは、
やったかと思ったんですが、ゴール前で失速し
④着。いいところまで攻めこみながら、どうも結果がついてきません。
そして、
編集部馬券も
快音聞かれず…。
【作戦&買い目】3連単フォーメーション3枚
1枚目
①着欄:1&2番人気
②着欄:穴ぐさ💨
③着欄:穴ぐさ💨
2枚目
①着欄:1&2番人気
②着欄:穴ぐさ💨
③着欄:穴ぐさ💨以外の3~10番人気
3枚目
①着欄:1&2番人気
②着欄:穴ぐさ💨以外の3~10番人気
③着欄:穴ぐさ💨
1枚目=12点、2&3枚目=30点ずつ(穴ぐさ💨が10番人気以内の場合)。1レーストータルで72点。勝負レースは、
土曜京都12R
1000万、
日曜東京11R
フローラSの2本。
土曜の京都最終は
3連単268万馬券、
フローラSも
同39万馬券と、勝負レースはいずれも大波乱。ただ、上の作戦内容を見てもわかるとおり、
「1or2番人気が勝利」が前提のスタイル。
フローラSを12番人気で勝った
モズカッチャンは
穴ぐさ💨だったんですけどねぇ。
さて、今週は
天皇賞・春。
完全に二強対決の構図となっているだけに、狙いやすそうな狙いづらそうな微妙な状況ですが、それでも
天皇賞で勝負してみます。
というのも、
このところの不振がその週のメインレースを避け気味だからかな、とも思えるんですよ。
先週はG1がなかったので、どちらがメインとは言いにくい状況でしたが、それでも
フローラSで前述したように
穴ぐさ💨の
モズカッチャンが勝利。さらにさかのぼると、
皐月賞も
アルアイン、
桜花賞も
レーヌミノル勝ち、
大阪杯でも
ステファノスが
②着と、
穴ぐさ💨が大暴れ。
条件戦に逃げるのではなく、真正面からメインレース一本にぶつかっていけば、結果が出ていたのではないか、と。
そんなところからの
天皇賞・春での勝負というわけです。
イメージ以上に荒れるレースでもありますしね。
軸馬は、
キタサンブラックと
サトノダイヤモンドのどちらかというのが、やはりベターでしょうね。もちろん2頭軸という作戦もアリでしょうが、頂点を決めるG1レース。1頭に絞って勝負したいところです。
この2頭、どちらが強いのか? これはいろんな見方ができると思います。
3000m級は、ともに2戦2勝。
キタサンブラックが
菊花賞と
天皇賞・春、
サトノダイヤモンドが
菊花賞と
阪神大賞典を勝っています。
唯一の直接対決となった昨年の
有馬記念は、
サトノダイヤモンドが勝ち
②着が
キタサンブラックという結果。その差はクビでした。ただ、
サトノダイヤモンドが斤量を2kgもらっていたので、これを加味すれば
キタサンブラックのほうが上という判断も決して強引ではないでしょう。
鞍上は
武豊騎手と
ルメール騎手。現状のリーディングでは
ルメール騎手が優位に立ってますが、コース経験という部分では、
武豊騎手に一日の長あり。
そんな状況を踏まえて、私は
キタサンブラックを軸にして臨みます。上記のポイントに加えて、惹かれるのが
先行力。ここは
ヤマカツライデンがおそらくハナを切るでしょうが、2枠3番という枠からも、好位のインという絶好のポジションを楽にキープできるはず。そこから早目に動いて、後続を封じ込めるという競馬ができる
キタサンブラックが一歩先んじるのではないか、という読みです。
自分で競馬を作れる
キタサンブラック&
武豊騎手にとって、それは、裏を返せば言い訳ができないシチュエーションでもあります。
その状況が逆にプラスに働くような気がするんですよね。
馬券は
キタサンブラックから穴ぐさ💨へのワイドを買いつつ、
キタサンを頭に置いてサトノダイヤモンドと穴ぐさ💨を絡めた3連単も加える予定。トータルの資金配分は、直前のオッズを踏まえて最終ジャッジします。
そして
編集部馬券は、引き続き
3連単フォーメーション3枚重ね作戦で、
土曜日の東京12R
1000万と
日曜日の東京7R
500万の2本立てで勝負するとのこと。どちらも
東京ダート1400m戦となっています。
天皇賞当日の京都は
晴れ☀️予報。良馬場での力勝負が見られそうです。どちらが勝つか、キタサンブラック派もサトノダイヤモンド派も、あるいは第三の馬を狙う派も、好レースにご期待ください! では、今週も頑張りましょう!!
文/藤山剣