穴ぐさ長者への道
今週の長者の狙いはインディアT…1頭軸で勝負します!
文/藤山剣
堅めの決着で連勝ならず…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
プロキオンSで、1番人気馬(インカンテーション)とドライヴナイトから穴ぐさへのワイド&3連複
的中なし
実力伯仲のメンバーに思えただけに、波乱の期待を持って臨んだプロキオンSでしたが、終わってみれば5→1→2番人気という堅い決着。
それにしてもマテラスカイは強かったですね。勝ち鞍は1200mまでで、OPクラスでの実績もなし。正直、ドバイでの⑤着が過剰評価されているようにも感じていたんですが、これが誤り。勝ちタイム1分20秒3はレコードでしたが、同じ中京競馬場の芝1400mのレコードが1分19秒6ですから、いくら脚抜きのいい馬場だったとはいえすごいタイムです。
穴ぐさ勢は、前目で粘ったブラゾンドゥリスが健闘するも⑤着まで。勝負馬券は成就しませんでした…。
そして、七夕賞でも好走馬がいなかったことで、6月以降、毎週続いていた重賞の穴ぐさの③着以内もストップ。大々的に紹介すると途切れてしまうというのは「競馬あるある」ではありますが…。
こういう結果ですから、2重賞で勝負していた編集部馬券も的中なし。
【作戦&買い目】
◆3連単フォーメーション
【1枚目】
①着欄:1~2番人気
②着欄:穴ぐさ以外の9番人気以内
③着欄:穴ぐさ
【2枚目】
①着欄:1~2番人気
②着欄:穴ぐさ
③着欄:穴ぐさ以外の9番人気以内
(穴ぐさがすべて9番人気以内の場合、買い目は60点)
勝負レースはこちら。
・日曜中京11RプロキオンS(ダ1400m)
・日曜福島11R七夕賞(芝2000m)
堅めだったプロキオンSに対し、超波乱だったのが七夕賞。勝ったメドウラークの単勝配当は1万80円でしたが、支持率に換算すると約0.8%。たしかに道悪巧者ではありましたが、0.8%の一員だった人は素晴らしすぎますね。
さて、今週は重賞が函館記念のみというシンプルなプログラム。 素直に重賞狙いも悪くはない作戦です。ただ、とにかく荒れるレースで、しかも函館は天気も微妙。手に負えない波乱になる可能性も考えられるので、ここは重賞ではなく、条件戦の中から、土曜日の中京10RインディアT(1000万・ダ1900m)を狙います。
軸はフィールシュパースで。デビュー戦は芝で⑬着に敗れていて、2戦目以降はダートで①③②④着という成績の馬ですが、戦ってきた相手が超強力。
3走前のプラタナス賞は、ルヴァンスレーヴ(ユニコーンS勝ちなど重賞3勝)から0秒6差の③着、2走前の北海道2歳優駿ではドンフォルティス(全日本2歳優駿②着など)から0秒2差の②着、前走の鳳雛S④着は、②着のグレートタイム(ジャパンダートダービー③着)から0秒5差と、世代トップクラスのダート馬たちに食い下がっているんです。
古馬初対戦ではありますが、降級の4歳馬も不在で、メンバーはそう重くない感じ。7か月ぶりで10kg増だった前走からの上積みも考えれば、まず勝ち負けになると見ます。
馬券は、フィールシュパースを信頼して1頭軸で。穴ぐさへ流すワイドを本線にしつつ、あとはオッズを見ながら、馬単や馬連などよさげなのがあれば追加します。
そして編集部馬券は、荒れる函館記念に特別バーションの作戦で挑むとのこと。それがこちら。
◆3連単フォーメーション3枚
【1枚目】
①着:1~4番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ
【2枚目】
①着:1~4番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ以外の5~11番人気
【3枚目】
①着:1~4番人気
②着:穴ぐさ以外の5~11番人気
③着:穴ぐさ
(穴ぐさがすべて11番人気以内なら、トータルの買い目は120点)
担当者は
「これだけ買っても12番人気以下が来そうな恐怖心を覚えるのが函館記念ですが…」
と戦々恐々としつつも、果敢に挑むようです。ということで、函館記念は編集部馬券に任せます!
上述したように、函館の天候は微妙ですが、福島&中京は、金曜日以降、回復しそうなので、馬場は乾いた状態で競馬が行われるでしょう。福島&中京では、「道悪」の巧拙を考えなくていい分、心理的な負担はかなり軽減されます。これを的中につなげねば! では、今週も頑張りましょう!!