穴ぐさ長者への道
今週の長者は中京記念で勝負。軸馬は2頭をピックアップ!
文/藤山剣
穴ぐさが頑張ってくれたのに、軸馬不発で…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
土曜日の中京9RインディアTで、フィールシュパースから穴ぐさへのワイド
的中なし
穴ぐさのアイアンテーラーが、ハナを奪ってハイペースで馬群を先導。そのまま直線も粘り通してレコードでの勝利! 今回の距離は1900mでしたが、1800mの通過タイムは1分51秒1。自身の1800mの持ちタイムが1分51秒4ですから、それを上回るペースで走り、なおかつ残り100mも踏ん張り抜いたということですね。
と、穴ぐさがそんないいレースをしてくれたのに、軸馬のフィールシュパースは直線で伸びきれず⑥着。よって、馬券的中ならず…。
ゲート内でガチャついていたこともあって、スタートひと息。そこからおっつけ気味にポジションを確保したことが後半に影響したのか、今回の上がりタイムは自身ワーストの38秒7。最後はもうお釣りがありませんでした。戦ってきた相手を考えると、1000万は通過点だと思うんですが…。
一方、スペシャル作戦で函館記念に挑んだ編集部馬券も、穴ぐさが激走しながら的中ならず…。
【作戦&買い目】
◆3連単フォーメーション3枚
【1枚目】
①着:1~4番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ
【2枚目】
①着:1~4番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ以外の5~11番人気
【3枚目】
①着:1~4番人気
②着:穴ぐさ以外の5~11番人気
③着:穴ぐさ
(穴ぐさがすべて11番人気以内なら、トータルの買い目は120点)
的中なし
勝ったエアアンセムは、穴ぐさに指名されただけでなく、サイト内の「メインレースの考え方」の◎でもありました。ただ、最終的には5番人気ということで、作戦上はヒモ扱いにせざるを得ず。これに勝たれてしまえば、仕方なかったですかねぇ。③着のエテルナミノルは13番人気だったので、いずれにしても難しいレースではありましたが…。
さて、今週は早くも福島&中京&函館がラスト開催で、重賞は中京記念、函館2歳Sの2本立て。
比較すれば、荒れそうなのは中京記念でしょうから、こちらを勝負レースに。ローカルG3のハンデ戦ということで、一筋縄ではいかないレースではありますが、この時期のマイル戦になってからの過去6回をチェックしてみると、ハンデ別で好走が目立つのが[4.1.2.9](複勝率43.8%)の57kg組。
今回の出走馬の中では、アメリカズカップとガリバルディの2頭しかおらず、もうこの2頭軸でよさそうな気も。念のため、さらに精査すると、57kg組の中で、斤量が増えて臨んでいた馬は[3.0.1.2](複勝率66.7%)。アメリカズカップ、ガリバルディともに前走56kgで今回57kgなのでこれにも該当。年齢的なスイートスポットは5~6歳で、アメリカズカップが4歳、ガリバルディが7歳なので、ややズレてはいるものの、ハンデ戦なのでハンデ絡みのデータを重視し、この2頭から狙ってみます。
馬券はアメリカズカップ、ガリバルディから穴ぐさへのワイドを本線で。あとは状況を見て、よさそうな券種があれば一考します。
そして編集部馬券は、元の3連単フォーメーション2枚作戦に戻すとのこと。
【作戦&買い目】
◆3連単フォーメーション
【1枚目】
①着欄:1~2番人気
②着欄:穴ぐさ以外の9番人気以内
③着欄:穴ぐさ
【2枚目】
①着欄:1~2番人気
②着欄:穴ぐさ
③着欄:穴ぐさ以外の9番人気以内
(穴ぐさがすべて9番人気以内の場合、買い目は60点)
勝負レースはこちらの2本です。
・土曜福島11R白河特別(1000万・芝1200m)
・日曜福島11R福島テレビOP(芝1800m)
白河特別は、16頭立ての短距離ハンデ戦。降級の4歳馬も不在ですから、波乱の可能性はかなり高そう。これは楽しみです!
外に出るだけで体力が一気に奪われそうな猛暑が続いていますが、レースに出る側はさらに過酷でしょうねぇ。そんな馬たちに感謝しつつ、今週も頑張りましょう!!