穴ぐさ長者への道
今週の長者は粟島特別&寺泊特別の新潟2本勝負!
文/藤山剣
穴ぐさ激走も、噛み合わず…。どうも流れが良くないです。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
オパールSで、セカンドテーブル、トゥラヴェスーラから穴ぐさへのワイド&3連複
的中なし
オパールSは、穴ぐさのアンヴェルが直線で一気に脚を伸ばし快勝。しかし軸馬は、セカンドテーブルが2番人気⑱着、トゥラヴェスーラが3番人気⑪着と大敗…。せっかくのチャンスを活かせませんでした。
京都の開幕週で、前半が33秒4と流れたにもかかわらず決着タイムが1分8秒2と遅めだったということは、良馬場発表でも前日までの雨の影響が残っていたんでしょうかね。好位のインで脚がたまっているように見えたセカンドテーブルにとって、意外と厳しい展開だったのかもしれません。
それにしても、2&3番人気にまで推された軸馬たちがこうも凡走するとは…。普通に人気通りに走ってくれるだけでよかったんですが。
そして、編集部馬券も同じく的中なし。
【作戦&買い目】
◆3連単フォーメーション
【1枚目】
①着欄:1~2番人気
②着欄:穴ぐさ以外の9番人気以内
③着欄:穴ぐさ
【2枚目】
①着欄:1~2番人気
②着欄:穴ぐさ
③着欄:穴ぐさ以外の9番人気以内
(穴ぐさがすべて9番人気以内の場合、買い目は60点)
勝負レースはこちら。
・日曜京都11RオパールS(OP・芝1200m)
・日曜東京12R1000万(ダ1400m)
勝負レースは、どちらも穴ぐさが勝利。もちろん、それはそれで喜ばしいこと。ただ、現状の編集部馬券の作戦は「1着が1or2番人気」。穴ぐさが先頭でゴールした時点で(ほぼ)ハズレ確定…。穴ぐさが激走しているということは、レース選択のピントは合ってたということではありますが。
さて、今週からはG1シリーズ再開。3歳牝馬の最終関門、秋華賞がメインです。最大のポイントは、「アーモンドアイが牝馬三冠達成なるか!?」。というより、その先のジャパンCをすでに視野に入れてローテを組んでるぐらいですから、ちょっとスケールが違う感じですね。オークス以来というローテは、秋華賞創設以来[2.0.1.25]。オークス勝利馬に限っても[1.0.0.4]で、あのエアグルーヴも、アーモンドアイと状況が違うとはいえ⑩着(生涯唯一のふた桁着順)に敗れており、決して楽なローテではありません。そんな状況下で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。
ただ、他の有力馬も強力で、馬券的には堅くおさまりそうな気配も感じるので、ここは個人的に馬券参加するとして、勝負レースは今週から始まる新潟から、日曜日の10R粟島特別(500万・芝1800m)、同12R寺泊特別(500万・芝1600m)の2本勝負で。
まず粟島特別は、エレクトロニカを軸に。現級では[1.4.2.2]で、1800~2000mに絞れば[2.7.2.3](複勝率78.6%)という安定感を見せています。ここも、アクシデントさえなければまず上位争いになるでしょう。
そして寺泊特別はアバルラータから。前走の④着は、道中から直線までずっと馬群の外を回るロスの多い競馬。それでも、③着とはアタマ差でしたから、悪くはなかったと思います。3走前の青島特別は秋華賞でも人気になりそうなサラキアの②着。それも含めて未勝利から2走前まで9戦連続で③着以内と堅実に走っていた馬。ここは巻き返してくるはず。
馬券は、それぞれの軸馬から穴ぐさへのワイドを本線で。あとは、いつものようにオッズを見つつ、他の券種も思案してみます。
両レースとも、現級上位の力があるのは明らかな2頭。さすがに人気になるのも仕方がないところですが、とにかく人気通りに走ってさえくれればいいんです。あとは、穴ぐさとうまくマッチしてくれるか。そこは、神のみぞ知る、ですかね。期待して見守ります!
そして編集部馬券は、引き続き3連単フォーメーションで、一部、作戦をアレンジして臨むようです。
勝負レースは以下の2本。
・土曜東京10R白秋S(準OP・芝1400m)
・日曜京都11R秋華賞(G1・芝2000m)
担当者は
「白秋Sはこれまでどおりの買い方で、秋華賞はアーモンドアイの力が抜けていると考えて、この馬を①着に置いたフォーメーションだけで勝負します」
とのこと。
秋華賞の3連単フォーメーションはこちら。
【1枚目】
①着欄:アーモンドアイ
②着欄:穴ぐさ以外の9番人気以内
③着欄:穴ぐさ
【2枚目】
①着欄:アーモンドアイ
②着欄:穴ぐさ
③着欄:穴ぐさ以外の9番人気以内
1点あたりの金額を200円に。
おそらく単勝1倍台の人気になるであろうアーモンドアイ。5頭目の牝馬三冠の偉業達成なるか!? 同時に、編集部馬券の的中も呼び込めるか!? 注目です!!
例年ならアルゼンチン共和国杯の週(今年は11月4日)がG1の谷間となるんですが、今年はそこにダートの祭典・JBC(スプリント、クラシック、レディスクラシック)が組み込まれているため、今週の秋華賞から年末まで、切れ目なく毎週G1が続くことになります。うれしいのか、つらいのか、よくわからない状況ですが、とにかく、ここからはもうアッという間で、気づいたら年末。時の激流に揉まれつつも、競馬のいい思い出をひとつでも多く作りたいですね~。では、今週も頑張りましょう!!