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穴ぐさ長者への道

今週の長者は穴のにおいがプンプンする京阪杯で勝負!

文/藤山剣


厳しい勝負が続いております…。先週はこんな作戦でした。

【作戦&買い目】
日曜日の福島12R飯坂温泉特別で、エヴァイエとシャインサンデーから穴ぐさへのワイド&3連複


的中なし

先行したエヴァイエは直線で失速してしまい着でしたが、シャインサンデーが最後に粘り強さを見せて着死守。しかし、穴ぐさとは噛み合わず、勝負馬券は不発…。このところ、堅かったり軸馬不発だったりと、モヤモヤするばかりです。

ちなみに、ここまでの長者馬券の収支は3万円少々の赤字となっていて、回収率は86%。いつも反省ばかりの割に健闘しているような気もするんですが、9月以降は1勝11敗と大不振。どうにか流れを変えなければ…。

一方の編集部馬券も朗報なし…。

【作戦&買い目】
◆3連単フォーメーション
【1枚目】
①着欄:1~2番人気
②着欄:穴ぐさ以外の9番人気以内
③着欄:穴ぐさ

【2枚目】
①着欄:1~2番人気
②着欄:穴ぐさ
③着欄:穴ぐさ以外の9番人気以内

(穴ぐさがすべて9番人気以内の場合、買い目は60点)

勝負レースはこちら。
土曜東京12R1000万(芝1400m)
日曜京都12R西陣S(準OP・ダ1200m)

勝ち馬は、土曜日の12Rが11番人気、日曜日西陣Sが4番人気で、作戦とはマッチせず。土曜日東京12Rではなく、京都12Rだったら、穴ぐさトンボイ着に入り、着馬が2番人気、着馬が6番人気で、3連単9万馬券が的中でしたが……。

さて、今週のメインはジャパンC。最後に外国馬が馬券に絡んだのは、ディープインパクトが勝った06年のウィジャボード(着)。それ以降は[0.0.0.46]ですから、国際招待競走という看板が泣いている感じもしますが、単純に1着賞金3億円の2400mのG1と考えればいいんでしょうね。

ここをスキップし、有馬記念に照準を合わせている強豪もおり、現役最強馬決定戦とはなっていないものの、好メンバーが揃っていることは間違いありません。ただ、その分、堅くおさまりそうな気がするので、馬券勝負は、その裏の京阪杯でいきます!

芝1200mのG3で、実力伯仲の組み合わせ。穴のにおいがプンプンしますね。過去10年でも、1番人気は[1.2.0.7]、2番人気は[2.0.1.7]と低調。両方馬券に絡んだことは1度もなく、どちらか1頭が絡んだのが6回、どちらも飛んだのが4回となっています。

それなら、[0.4.0.6]の3番人気と、[1.0.3.6]の5番人気を買うのがオトク感があります。このペアで見てみると、過去10年のうち、両方馬券に絡んだのが1回、どちらかが絡んだのが6回、どちらも飛んだのが3回。

配当的妙味を考えても、この3&5番人気の2頭から買うのは悪くないのではないか、と。

それと、気になるのがアレスバローズです。前走のスプリンターズSは道悪が響いたか着に大敗。G1で相手も強かったですしね。ここは、前走よりはぐんと戦いやすいメンバーになるので、巻き返しがありそう。4走前の鞍馬Sは、同じ京都芝1200mで、着ながら上がりタイムは32秒4。大外から1頭だけすごい脚で突っ込んできていました。良馬場なら、その再現があっても不思議ないでしょう。

というわけで、馬券は3&5番人気馬アレスバローズから穴ぐさへ、いつものワイドではなく高配当狙いで馬連をまず買って、さらに、この3頭と穴ぐさ3頭の3連複BOXも仕込みます。

3連複6頭BOXは、買い目は20点。1点だけ穴ぐさが関係ない買い目(3&5番人気アレスバローズ)が含まれることになりますが、ギリギリまで人気順がハッキリしない可能性が高そうなので、3連複の方はフォーメーションではなくBOXにしておきます。

そして編集部馬券は、これまでどおりの3連単フォーメーション2枚作戦で、こちらの2本勝負。

土曜東京12R1000万(芝1400m)
日曜東京9Rシャングリラ賞(ダ1400m)

土曜日東京12Rは牝馬限定戦。人気は、前走、現級で着以内に好走している唯一の馬・キャナルストリートか、3走前に今回とまったく同条件での現級勝ちがあり鞍上はムーア騎手キラービューティか。この2頭がおそらく1、2番人気でしょうから、どちらかがしっかり勝ちきれればチャンスは広がりそうです。

上でも触れたように、今週末の注目度では、もちろんジャパンCアーモンドアイが1番人気になるでしょうが、3歳牝馬が勝てば12年のジェンティルドンナに続く2頭目の快挙。ジェンティルドンナは、1回目の凱旋門賞着帰りだった1番人気のオルフェーヴルを、残り200mを過ぎたところからの壮絶な叩き合いで競り負かしました。改めて映像を見直してみると、ほんとすごいレースです。

果たして、今年のジャパンCアーモンドアイが語り継がれるような走りで人気に応えるのか、それとも先輩牡馬たちがそれを阻止するのか!? 個人的に馬券を当てて、気分良く京阪杯の勝負に向かいたいところです。では、今週も頑張りましょう!!


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