穴ぐさ長者への道
先週のリベンジに燃える長者が今週の勝負レースに選んだのは奥の細道特別!
文/藤山剣
穴ぐさ激走も、軸馬がさっぱりで…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
日曜日の福島10R燧ケ岳特別で、ステイゴールド牡馬のエクスパートラン、ルーラーシップ牡馬のルーラーキングから穴ぐさへのワイド
的中なし
2018年の福島芝2600mでのステイゴールド牡馬、ルーラーシップ牡馬の複勝率は、合計で57.1%。かなり有効なデータと思って、軸馬に据えたんですが、エクスパートラン(ステイゴールド産駒)が⑪着、ルーラーキング(ルーラーシップ産駒)が⑧着。しかも、序盤から後方で、4コーナーでもポジションを上げられない絶望的な展開でしたからねぇ。まったくの不発に終わってしまいました。まあ、10&11番人気の2頭でしたから、仕方ないといえば仕方ないんですが。
ただ、「福島の芝コースの中では2600mが穴ぐさの成績はいちばん」というデータはハマって、②着にシゲルシイタケ(7番人気)が激走。このチャンスを逃したのはちょっと痛かったですね…。
そして、編集部馬券も惜しいところまでいきながら的中ならず。
【作戦&買い目】
3連単フォーメーション
<1枚目>
①着:1&2番人気
②着:穴ぐさ以外の9番人気以内
③着:穴ぐさ
<2枚目>
①着:1&2番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ以外の9番人気以内
<3枚目>
①着:1&2番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ
穴ぐさがすべて9番人気以内の場合、点数は72点。
勝負レースはこちら。
・日曜中山12R(1000万、ダート1200m)
勝負レースだった日曜日の中山最終は、6→1→9番人気という決着。③着は穴ぐさだったので、上位2頭が入れ替わっていれば当たりだったんですが、その差はクビ。②着のグッドヒューマーが交わしそうな感じでジリジリと詰め寄るも、リモンディに踏ん張られてしまいました…。まあでも、ここ最近では、かなり惜しいレースではあったので、復調の兆しと見て、今週に期待します!
さて、桜花賞がレースレコード決着で終えた興奮も冷めやらない中、今週は皐月賞。桜花賞に負けない熱戦を期待したいところで、もちろん興味深い一戦なんですが、勝負レースは、今週も福島芝2600mで行きます! 惨敗のままでは終われませんから。
今週の福島芝2600mのレースは、日曜日の12R奥の細道特別(1000万)のみ。ここに、先週と同じく、ステイゴールド牡馬はウインガナドルとステイブラビッシモ、ルーラーシップ牡馬はイダエンペラーが出てくるんですよね。この3頭の中ではステイゴールド牡馬の2頭が力が上位だと思われるので、こちらを軸でいってみます。
ステイブラビッシモは、このクラス[0.3.6.4]という超安定勢力。昨年のこのレースの②着でもあり、それも含めて福島芝2600mも[2.1.1.1]と大得意。ただ、ネックは1年ぶりということですよね。まあ、順調に使われていたらかなり人気になるでしょうから、その分、お買い得になるというメリットのほうを受け入れるとしましょう。
ウインガナドルは、3歳時にラジオNIKKEI賞②着、新潟記念④着など、重賞でも好走歴がある実力馬。長期休養明けの小牧特別(④着)を叩いた今回は、好勝負を演じる可能性が高そう。
馬券はこの2頭から穴ぐさへのワイドで。どちらもクラス上位の力はあるので、チャンスは十分だと思います。
そして、編集部馬券は、引き続き3連単フォーメーション3枚作戦で、こちらのレースをロックオン。
・日曜中山10R京葉S(ダート1200m)
担当者は
「今年、中山ダート1200mの特別競走での穴ぐさは[1.2.1.11]で、5レース中4レースで馬券に絡んでいます。複勝率26.7%で、複勝回収率379%なので、上手くハマらないかと」
とのこと。
申し合わせたわけではないんですが、編集部馬券も、長者馬券同様に先週と同コースのレースを狙ってきてます。やはりリベンジしたくなるんですよね。その思いが通じることを期待しましょう!
福島芝2600mや中山ダート1200mもいいんですが、数週間前まで狙っていた「芝・準OP・ハンデ戦・4&5歳牝馬」の該当馬が先週の大阪-ハンブルグCに出ていて、6番人気のヤマカツグレース(穴ぐさ)が②着に頑張っていました。今週は、皐月賞後の最終レースの春興Sに4歳牝馬が4頭出ています。4頭もいたので勝負レースにはしませんでしたが、ぜひご注目を! では、今週も頑張りましょう!!