穴ぐさ長者への道
今週の長者が狙う、東京競馬場の穴ぐさ激走コースとは?
文/藤山剣
穴ぐさ激走も、またも軸馬不発で…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
日曜日の福島12R奥の細道特別で、ステイゴールド産駒のウインガナドルとステイブラビッシモから穴ぐさへのワイド
的中なし
軸馬2頭は、ウインガナドルが重賞連対歴があり、ステイブラビッシモも昨年のこのレースの②着馬と、いずれも現級上位の実力馬であることは明らか。それでいてウインガナドルが2番人気、ステイブラビッシモが6番人気というのは配当面からも魅力たっぷりだったんですが、どちらも直線では伸びきれず。前者が1年ぶりを叩いて2戦目、後者が1年ぶりということで、まだ本調子になかったんですかねぇ…。穴ぐさのヒラボクビューン(11番人気)が③着に頑張ってくれたのに、またも好機を生かせず。
福島の芝コースの中で、昨年の穴ぐさ成績が良かった2600mで2週連続の勝負に出たわけですが、いずれも「穴ぐさ激走・軸馬不発」という最悪の外し方をやらかしてしまいました。福島開催はあと1週残っていますが、2600mのレースはもう組まれておらず、次は7月13日の信夫山特別。そのときまでに策を練るとしますかね。
一方の編集部馬券も的中ならず…。
【作戦&買い目】
3連単フォーメーション
<1枚目>
①着:1&2番人気
②着:穴ぐさ以外の9番人気以内
③着:穴ぐさ
<2枚目>
①着:1&2番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ以外の9番人気以内
<3枚目>
①着:1&2番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ
穴ぐさがすべて9番人気以内の場合、点数は72点。
勝負レースはこちら。
・日曜中山10R京葉S(ダート1200m)
中山ダート1200mの特別競走で穴ぐさが好成績を残しているということで、京葉Sで勝負。その通りに、①着アポロノシンザン、②着ドリームドルチェという穴ぐさのワンツー決着。いや、サイトとしては多くのユーザーさんに喜んでいただけて万々歳なんですが、編集部馬券の買い方にはマッチせず。いいところまで詰め寄ってはいるんですがね。
さて、今週からは中央場が東京&京都の開催に。いよいよ春競馬の山場へと突入します。と言いつつも今週はG1の谷間で、東京がフローラS、京都がマイラーズC、福島では土曜日に福島牝馬Sというラインナップ。
開催替わりということで、まずは東京コースの穴ぐさ成績を見てみました。複勝率ベスト5はこんな感じです。
東京競馬場のコース別穴ぐさ成績&複勝率
芝1800m [04.04.07.052] 22.4%
芝1600m [03.04.13.074] 21.3%
ダ1600m [12.11.15.194] 16.4%
ダ2100m [04.05.06.082] 15.5%
芝1400m [07.04.07.104] 14.8%
(※集計期間は2018年1月から先週まで。試行回数の少ない芝3400mは除く)
複勝率トップは芝1800mで、単複とも回収率が100%を超えているのもこのコースだけ。今週の重賞のコースではありませんが、この成績なら狙う価値あり。
番組を見てみると、特別競走では日曜日9Rに石和特別(1000万)が組まれているものの11頭立て。穴ぐさ不在のケースも考えられるので、勝負レースはもうひとつの東京芝1800m、土曜日の6R未勝利戦でいきます。こちらは17頭立てなので、穴ぐさがいないということはなさそう。
ちなみに、上記の東京芝1800mのデータの中で、未勝利戦の穴ぐさは[1.1.3.10](複勝率33.3%)と、より信頼度アップ。穴ぐさがいた5レースのうち4レースで馬券に絡んでいるので、期待大です!
馬券は、1~3番人気から穴ぐさへのワイドで。ここ2週、血統からの軸馬選びが失敗しているので、今回は民意(=人気)に委ねてみようかな、と。最大9点なので資金は分散しますが、その分、網が広がるので、ダブル的中のチャンスも高まります。
そして、編集部馬券は引き続き3連単フォーメーション3枚作戦で、こちらのレースで勝負。
・日曜京都12R1000万(ダート1200m)
担当者は
「昨年以降の京都ダート1200mでの1000万は、13レースのうち9レースで1~2番人気が勝っていて、13レースのうち11レースで6番人気以下の馬が③着以内に入っているので、この条件を狙ってみます」
とのこと。
このデータ通りに決まれば、編集部馬券の的中チャンス! ご注目ください!!
先週は、穴ぐさの複数馬券圏内が3レースもあり、そのうち、日曜日の阪神9R千種川特別では、穴ぐさ3頭が上位を独占しました! 史上初ではないですが、おそらく何年かに1回レベルの快挙。この流れに乗って、当コーナーもガツンといきたいところ。では、今週も頑張りましょう!!