穴ぐさ長者への道
"上々の条件"を見つけた長者、今週でケリを付けるべく2番勝負を敢行!
文/藤山剣
軸馬は勝利を収めるも、噛み合わず…。先週はこんな先戦でした。
【作戦&買い目】
朝日杯FSで、サリオスとタガノビューティーから穴ぐさへのワイド&3連複
的中なし
2頭の軸馬のうち、サリオスが1番人気に応えて勝利。単勝2.0倍の期待を裏切らない2馬身半差でしたね。
もう1頭、タガノビューティー(9番人気)は、ゴール寸前でグランレイに交わされ④着。軸にしているぐらいですから、個人的には、これぐらい走っても驚きはありません。芝でもダートでもやれるメドは立ちました。次走はどこに出ても人気になるでしょうが、楽しみです。
ただ、馬券は穴ぐさと噛み合わず…。②着は京王杯2歳Sの勝ち馬タイセイビジョンが順当に入りましたが、③着のグランレイは未勝利を勝ったばかりで14番人気。他に実績馬がいた中で、さすがにピックアップしづらい存在でしたかね。
このハズレにより、プラス幅は1万円を切ってしまいました。残り2週なので、いつものように5000円ずつ買ってどちらも外れると、年間収支が100%を割り込んでしまいます…。さあ、どうすべきか!? 悩みどころです。
そして、編集部馬券も的中ならず。
【作戦&勝負レース】
3連単フォーメーション
<1枚目>
①着:1&2番人気
②着:穴ぐさ以外の9番人気以内
③着:穴ぐさ
<2枚目>
①着:1&2番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ以外の9番人気以内
<3枚目>
①着:1&2番人気
②着:穴ぐさ
③着:穴ぐさ
穴ぐさがすべて9番人気以内の場合、点数は72点。
勝負レースはこちら。
・日曜中山12R(1勝クラス、芝2200m)
穴ぐさのマイネルステレール(8番人気)が見事な勝利! めでたいことではあるんですが、その瞬間、1or2番人気を頭に置いている編集部馬券のハズレも確定するわけで…。
さて、今週はいよいよ有馬記念。レイデオロの鞍上も無事決まり、あとは日曜日のゲートインを待つだけ。アーモンドアイがどんなレースを見せてくれるのか、など興味は尽きないところですが、上でも触れたように、長者馬券の年間収支も予断を許さない状況となっています。
それだけに、レース選びは悩むところですが、あれこれとデータをいじる中で、上々の条件を見つけました! 今年の10月から先週までの関東エリアの2勝クラスの芝で、関東所属の3歳牡馬が、[7.10.7.13](複勝率64.9%)と爆走中なんです!
日曜日の中山は、芝の2勝クラスが、8RグッドラックH(芝2500m)、9Rノエル賞(芝1800m)、12RクリスマスC(芝1200m)と3クラ。ノエル賞は牝馬限定なのでパス。となると、グッドラックHかクリスマスCの2択となりますが、ここはもう当てることが最優先。両レースとも買って、できる限り手を広げます。
まずグッドラックHは、対象となる関東の3歳牡馬がサトノラディウス、シュブリーム、ボスジラの3頭。サトノラディウスは前走で現級③着、シュブリームとボスジラは1勝クラスを勝ってここが昇級戦。いずれも調子は良さそうなので、3頭軸でいきます。
クリスマスCも、サンノゼテソーロ、シセイタイガ、ルマーカーブルと対象馬は3頭。そのうち、サンノゼテソーロは前走現級③着、シセイタイガも前走は⑥着ですが2~4走前が3連続現級③着以内。2頭ともチャンスは十分でしょう。それに対してルマーカーブルは、ここ3走連続でふた桁着順とスランプ中。なので、ここはサンノゼテソーロとシセイタイガの2頭軸で。
馬券は、両レースとも軸馬から穴ぐさへのワイドのみで勝負! グッドラックHは12頭立てなので、穴ぐさ不在の場合はクリスマスC1本で行きます。
データ的にはかなりの堅軸ですから、あとは穴ぐさと同時に来るかどうか。来週に宿題を残さぬよう、ここでケリを付けておきたいところです。
一方の編集部馬券は、引き続き3連単フォーメーション3枚作戦で、こちらの3本勝負!
・日曜中山10RフェアウェルS(3勝クラス、ダート1200m)
・日曜中山11R有馬記念(G1、芝2500m)
・日曜中山12RクリスマスC(2勝クラス、芝1200m)
担当者は
「日曜中山の後半に1200m戦があるのでここを狙ってみて、お楽しみで有馬記念も加えてみました」
とコメント。
ここまで、編集部馬券の回収率は60%台後半とのこと。3連単なら、まだまだ挽回可能な状況です。そして、クリスマスCは共闘なので、両者的中となることを祈ります!!
日曜日の中山は、曇のち雨の予報。木曜日の時点で降水確率80%ということは、おそらく降ることは間違いないんでしょう。ただ、降り始めが何時になるかで、馬場への影響が変わってきそうです。なんとか競馬が終わるまでもってくれるといいんですが…。では、今週も頑張りましょう!!