【2年連続で回収率100%超を達成!】穴ぐさ長者への道
今週の勝負レースはシルクロードSと海の中道特別!
文/藤山剣
難しいレースを選びすぎましたかね…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
・日曜日の京都9R祇園特別で、インヘリットデールとピエナミントから穴ぐさへのワイド
的中なし
・日曜日の小倉10R壇之浦特別で、ペガースとマイネルズイーガーから穴ぐさへのワイド
的中なし
多頭数の芝から勝負レースを選んだら、どちらも超混戦模様。軸馬は、祇園特別が4&5番人気、壇之浦特別が7&10番人気でした。そこまで攻めてるつもりはなかったんですが、ちょっと民意とズレていましたかね。
結果も、祇園特別が⑥&⑦着、壇之浦特別が④&⑥着と不発に終わってしまいました。祇園特別は、穴ぐさのローゼンクリーガーが③着だったのにチャンスを活かせず…。というより、軸馬4頭のうち3頭が6~8枠と外枠に。最近は、より内枠有利の傾向が強まっている感じがするので、これだけ外ばかりだと厳しかったですね。仕切り直しです。
さて、今週からは東京・京都・小倉の3場開催となり、重賞は根岸SとシルクロードSの2本立て。ここは穴ぐさの激走が期待できるシルクロードSを狙ってみます。
京都芝1200mの重賞は、シルクロードS、京阪杯、葵Sと3タイトル。そのうち、古馬重賞に限れば、18年以降の4回中3回(3頭)で穴ぐさが③着以内に入っています。しかも、18年のシルクロードSのフミノムーンが15番人気③着、18年の京阪杯ではナインテイルズが12番人気②着と、好走馬3頭中2頭がふた桁人気と、なかなかの大物を引っ掛けているんですよね。激戦必至の難解レースですが、攻める価値はあります。
軸馬は2頭で、1頭目はモズスーパーフレアです。過去10年のこのレースで、前走が京阪杯で1番人気だった馬は[3.0.0.0]とパーフェクト。今回、それに該当するのがこの馬です。その京阪杯は、ハナを切りながらも荒れた馬場にスタミナを削がれて⑧着。今回も前走と同じ斤量56kgで、連続開催で馬場も荒れ気味なので、同じパターンにはまってしまう危険もなくはないところですが、そこをあえて踏み込んでみます。G3では能力上位だと思うので軸に。
もう1頭は、エイティーンガールを。ハンデ戦なので、ハンデに注目してみたわけですが、過去10年、前走より斤量減で今回53kgの馬が[0.1.3.4](複勝率50.0%)。該当するのはエイティーンガール1頭のみなので、軸に据えます。京都芝1200mも[2.1.0.1]と得意なのも好都合ですね。
馬券は、この軸馬2頭から穴ぐさへのワイドで。フルゲートの混戦メンバーで、2頭とも馬券圏内というのはさすがに欲張りすぎでしょうが、オッズを見て、よさそうなら他の券種も考えてみます。
もう1本の勝負レースは、土曜日の小倉11R海の中道特別で。ローカルの芝2600mは、穴ぐさが得意とする分野。この小倉芝2600mも、18年以降[0.6.5.23](複勝率32.4%)と好成績を残しています。①着がないので、ワイドで狙うのにとくに適している感もありますしね。
軸はトロピカルストームで。以前も紹介したように、とにかく芝2600mばかり走っている馬で、距離実績は[2.5.9.12](複勝率57.1%)と、現役屈指の2600m巧者。前走のフルーツラインCでも勝負レースの軸馬として抜擢しましたが、この馬が③着で穴ぐさが④着という惜しい結果だったんですよね。だから、今回こそ、の思いです。引き続き西村淳騎手が乗るのもプラスでしょう。
馬券は、トロピカルストーム1頭軸で穴ぐさに流すワイド勝負。この距離の穴ぐさは、人気サイドに寄りがちな傾向があるので、ここは利を求めて1頭軸でいくことにします。
今年から最後のところに現状の回収率を出すようにしました。前々回の一撃4本的中で100%を超えたかと思ったら、1週で一気に70%台に下落…。まだ1月で分母が小さいため、乱高下は仕方ないんですが、やはり100を切っているのはいただけないですね。早くプラス域に浮上できるよう、精進したいと思います! では、今週も頑張りましょう!!
2020年の長者馬券回収率:77.0%