【2年連続で回収率100%超を達成!】
穴ぐさ長者への道
穴ぐさ長者への道
今週は気分を変えてダート戦を狙ってみます!
文/藤山剣
2本勝負がチグハグな結果に…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
・海の中道特別でトロピカルストームから穴ぐさへのワイド
的中なし
・シルクロードSで、モズスーパーフレアとエイティーンガールから穴ぐさへのワイド
的中なし
海の中道特別は、穴ぐさのトーホウアルテミスが逃げ切り勝ちを決めてくれたんですが、軸馬のトロピカルストームは⑦着。向正面あたりから強気に押し上げていきながら、直線で失速。まあでも、西村淳騎手はそんな積極的なところも魅力の若手です。今回はハマりませんでしたが、思い切った騎乗を今後も見せてほしいですね。
一方シルクロードSは、軸馬のエイティーンガールが差して②着に食い込むも、穴ぐさ勢はセイウンコウセイの⑤着まで。もう1頭の軸馬・モズスーパーフレアとともに先行していたセイウンコウセイでしたが、直線半ばで「粘り込んだか!?」と思った瞬間、追い込み勢に飲み込まれてしまいました。このクラスの芝1200mで、前半の3Fが33秒9で先行組が残れないんですから、やはり力が要る芝に体力を削られたということでしょう。
結局「あちらを立てればこちらが立たず」といった感じになってしまい、的中なし…。
さて今週は、東京新聞杯ときさらぎ賞の2重賞がメイン。どちらもG3ではありますが、春のタイトルへ向けて重要な一戦です。ただ、きさらぎ賞は8頭立て、東京新聞杯はこれといった中心馬がおらず難解。
なので、天候が崩れそうもない今週は、気分を変えてダート戦を狙ってみます。年明けからの穴ぐさのクラス別成績を見てみると、ダートでは重賞を除けば2勝クラスの複勝率が17.9%でトップ。今週末のダートの2勝クラスは5クラ組まれていますが、頭数やメンバーを考えて、以下の2クラで勝負してみます。
1本目の勝負は土曜日の東京12R(2勝クラス・ダ1600m)。軸馬は2頭で、1頭目はセイヴァリアントです。昨年6月以降の成績を振り返ってみると、1600mで連対、それ以外の距離で④着以下というレースが続いています。前走のチバテレ杯(中山ダ1800m)は、③着とはクビ差の④着。今回は東京ダ1600mに替わるので前進がありそう。
2頭目はサンチェサピークです。2勝クラスに上がってからの近3走は⑧⑤⑥着。また現級で馬券圏内には入れていないものの、着差は1戦ごとに詰めてきています。今回は、4走前に騎乗して500万を勝っているM.デムーロ騎手へのスイッチでもあり、そろそろ来そうな雰囲気。同騎手とのコンビでは、比較的前目につけているので、今回もある程度、積極的な競馬を期待したいですね。
馬券は、軸馬2頭から穴ぐさへのワイドで。オッズを見つつ、よさそうなら3連複にも少し資金を振ります。
そして、もうひと勝負は、日曜日の小倉10R和布刈特別(2勝クラス・ダ1700m)です。こちらも軸は2頭で、1頭目はサンマルエンパイアで。ある程度のポジションに付けながらもうひと押しが利いてない感じの近走ですが、今回はローカルということもあって、メンバーがやや手薄。前走は⑦着でしたが、これは前走で現級を走った馬の中では最高着順。ここなら4走ぶりの馬券圏内があっても。昨年2月の小倉開催では、柴山騎手とのコンビでこのコースの500万を勝っているのもいいですね。
もう1頭はシャイニーロックで。前走は、二の脚で先頭に立ってそのまま押し切り。ここも徹底先行型がいないので、主張すればハナを奪えそう。昇級戦でも、上で触れたように、今回は相手がそこまで強くないので、道中うまく息を入れられれば粘り込んでくれるのではないかな、と。このコースでも[1.0.1.2]と好走歴があるのも強みです。
馬券は、こちらも軸馬から穴ぐさへのワイドを本線で、オッズ次第で3連複も視野に入れます。
回収率を発表するようにした途端に2週連続の的中なし。まあ、それぐらいはなんてことはないんですが、昨年までと違って週の投資額が2倍なので、負け続けると赤字の降り積もるスピードも2倍…。わかっていたこととはいえ、徐々にその恐怖を体感し始めているところです。まあでも、的中のチャンスも2倍と、前向きに考えるべきでしょうね。では、今週も頑張りましょう!!
2020年の長者馬券回収率61.6%