穴ぐさ長者への道
先週は土日トータルでプラス計上! 連勝を狙って今週も頑張ります!
文/藤山剣
なんとか連敗脱出! 先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
●土曜日の京都牝馬Sで、ドナウデルタ&プリディカメントから穴ぐさへのワイド
的中なし
●日曜日の京都10R斑鳩Sで、ワンダープチュックとキアロスクーロから穴ぐさへのワイド&3連複
☆的中!!☆
ワイド 4-9
15.0倍×800円=1万2000円
京都牝馬Sは、穴ぐさのプールヴィルが②着に激走するも、軸馬2頭はプリディカメントが⑨着、ドナウデルタが⑬着…。2頭とも、ちょっとポジションが後ろ過ぎましたかねぇ。プリディカメントは、メンバー中最速タイの上がりで詰め寄るも及ばず。
「また今週もこのハズレパターンか…」と、かなりヘコんでいたんですが、日曜日の斑鳩Sでようやく噛み合ってくれました!!
穴ぐさのクリアザトラックが逃げて粘るところを、直線でインを突いたワンダープチュックが急接近。最後は大外からテーオービクトリーが突き抜けましたが、ワンダープチュックが②着、クリアザトラックが③着で、ワイド的中! 人気が接近していたこともあって、リターンはそこそこでも、土日トータルではプラス計上できたのでヨシとしましょう。とにかく、なんとか連敗を止められてほっとしています。
さて、今週からは中山&阪神&中京の3場開催に。先週は穴ぐさが好調な「京都狙い」がうまくハマりましたが、競馬場が異なれば、その成績にも変化があってもしかるべき。悩むところですが、今年のここまでの傾向を見ていて、改めて気付いたことがありました。「関西馬の攻勢」です。根岸Sの出走メンバーがすべて関西馬だったように、西高東低というのはとくにダート界で浸透しています。年明けからの中央場の東西別の複勝率はこんな感じ。
★東西場別のダートの複勝率&複勝回収率
(2020年1月~先週まで)
【関東圏のダート~東京・中山~】
関東馬 複勝率18.6% 複回収率_71%
関西馬 複勝率28.3% 複回収率103%
【関西圏のダート~京都~】
関東馬 複勝率13.9% 複回収率_87%
関西馬 複勝率22.6% 複回収率_70%
東西問わず、複勝率は関西馬が10ポイント程度リードと、全体数字にもはっきりと表れています。そして狙うべきは、複勝回収率が100%を超えている「関東圏のダートでの関西馬」。今開催は中山なので、もちろんターゲットは中山のダートでの関西馬狙い。
さらに深堀りしたところこんなデータも。
★関東圏のダートでの関西馬の牡牝別成績
(2020年1月~先週まで)
牡・セン馬
[147.14.16.130] 複勝率25.3% 複回収率90%
牝馬
[4.5.3.12] 複勝率50.0% 複回収率197%
関東開催のダートで、関西牝馬の複勝を買うだけでなんと資金がほぼ2倍になっていたんです! まあ、これは先週までのデータなので、この土日もそれが継続する保証はありませんが、黙って見ている手もないでしょう。
この土日の中山ダートで、関西牝馬の出走は以下の通り。
◆土曜日12R2勝クラス(ダ1200m)
イナズママンボ
◆日曜日10RブラッドストーンS(3勝クラス・ダ1200m)
アカネサス、テルモードーサ、ベルエスメラルダ
2クラで4頭しかいないので、これらを軸にしたワイドで狙ってみます。
土曜日のイナズママンボは、ここ2走が現級の中山ダ1200mを走って13番人気④着、9番人気③着と人気を大幅に上回る激走を見せています。今回は、近走より注目度は上がりそうですが、コース相性からも、依然チャンスでしょう。1頭軸で穴ぐさへ流すワイドでいきます。
日曜日のブラッドストーンSは3頭軸。アカネサスは昇級戦だった前走(中山ダ1200m)が、2番人気に推されながら⑮着。3か月ぶりで12kg増が影響したんでしょう。2走前は同じコースで好タイム勝ち。改めて期待ですね。
テルモードーサは、1勝クラス、2勝クラスを逃げて連勝中。前走で逃げているのはこの馬だけなので、ここも自分の競馬に持ち込めればチャンスでしょう。
ベルエスメラルダは、現級で7戦して⑦着が最高。近況的には厳しそうですが、この馬だけ外して走られたら目も当てられないので、買わないわけにはいきません。人気もなく資金配分も少なめで済むでしょうから加えておきます。
こちらは3頭軸で、穴ぐさへ流すワイドでいきます。最大9点で、ガミる可能性もあるかもしれませんが、ダブル的中の可能性も見込みつつ勝負してみましょうか。
ご存知の通り、今週からしばらくは無観客競馬となって、場内、ウインズ等での発売がなくなります。紙の馬券を手にできないのはやや物足りない気もするんですが、もちろん、的中を目指すことはこれまでと変わりません。今週も、頑張りましょう!!
2020年・長者馬券の回収率53.5%