3月に入って傾向が一変…気づいた長者は狙いを修正!

苦しい戦いが続いております…｡先週はこんな作戦でした｡

【作戦&買い目】
●土曜日の中山牝馬Sで､エスポワール､カリビアンゴールド､フィリアプーラ､デンコウアンジュから穴ぐさへの3連複と､フィリアプーラから穴ぐさへのワイド

的中なし

●日曜日の中山12Rで､イナズママンボから穴ぐさへのワイド

的中なし

中山牝馬Sは､暖冬と言われる今季らしからぬ降雪でのレース｡しかも､馬場は不良｡3連複4頭軸の中では､ワイドの軸にも据えたフィリアプーラに最も期待していたわけですが､後方からいいところなしの⑩着に終わってしまいました｡風雪にあおられ､馬場も苦にしたのか､競馬にならないような感じでしたね｡歴戦の強者･デンコウアンジュが④着に健闘しましたが､それが精一杯でした｡

日曜日の中山最終は､軸馬のイナズママンボが直線で前が詰まる不利もあって⑤着｡4コーナーからの外に出そうとして出しきれなかったあたり､ツキもなかったですかね｡穴ぐさのカシノブレンドが③着に激走していただけに無念…｡

いや､この中山最終に限っては､的中のチャンスが十分あったんです｡それをみすみす逃すなんて…｡そのお話は後半で｡

さて､今週は中山&阪神の2場で､金土日の3日間開催｡中京はひと休みですね｡重賞は､金曜日にフラワーC､日曜日にスプリングSと阪神大賞典の3本立て｡G1の前哨戦が花盛りとなってきましたが､いずれも少頭数で堅くおさまりそうな気配｡

なので､先週も攻めた中山のダート戦を改めて狙うんですが､なんと衝撃の事実が発覚! ｢関西牝馬が関東に遠征してきたら買い｣という作戦でたびたび勝負馬券を託してきましたが､いつのまにかこんな事態になっていたんです…｡

☆関東(東京･中山)ダートにおける月ごとの関西馬の性別成績と複勝率

0月牝馬　0.0](00.0%) 牡セン馬00](00.0%)
1月[1.2.2.4] (55.6%)　[6.6.05.46] (27.0%)
2月[3.3.2.8] (50.0%)　[9.8.11.86] (24.6%)
3月[0.0.0.8] (00.0%)　[2.5.02.19] (32.1%)

牝馬は､1～2月まで半数以上が馬券に絡んでいて､だからこそ重用していたのに､なんと3月に入って突如､馬券絡みゼロに…｡｢チャンスがない馬ばかりだったんじゃないの?｣と思う人がいるかもしれませんが､3月の牝馬8頭のうち6頭が2～4番人気｡それに気づかずに､先週の日曜日の中山12Rで､上でも触れたように関西牝馬のイナズママンボから勝負していた私は愚かとしか言いようがありません…｡

なお､この中山最終には関西牡馬のサンマルベストとロマンチストも出ており､そのうちサンマルベストが②着(6番人気)と好走｡つまり､関西牡馬から買っていれば､穴ぐさで③着だったカシノブレンドとのワイド(25.0倍)が獲れてたんですよねぇ｡

と､終わったことを悔いてばかりでもいけません｡上記のデータを活かし､1本目の勝負は中山の関西牡馬から狙ってみます｡3日間開催で､関西馬が遠征してきているレースも多いんですが､出走頭数(少頭数は穴ぐさ不在の可能性あり)や､関西馬自体の頭数(対象馬が多すぎると絞りきれず)など､諸条件を考慮すれば､日曜日の10R韓国馬事会杯(3勝クラス･ダ1800m)のロードアクシスがいちばん信頼できそう｡

前走の上総Sは､7か月ぶりで6kg増(474kg)ながら0秒5差④着に食い下がっていたロードアクシス｡ひと叩きで体調の上積みがあれば､3走前に勝っているこのコースでもあり､上位に食い込む可能性は十分でしょう｡また､先行しても控えても競馬ができるので､どんな流れにも乗っていけそうなのも強み｡

他にも関西牡馬が3頭出ているんですが､どれも安定感に欠ける面は否めないので､ロードアクシス1頭軸から､穴ぐさへ流すワイドに絞って買います｡

そしてもうひと勝負は､土曜日の阪神10R仲春特別を｡なぜここかといえば､とにかく近況イマイチの馬たちが揃っており､波乱の可能性がかなり高そうなんですよね｡

出走馬12頭のうち､前走で現級③着以内の馬はゼロ｡掲示板内も､④着と⑤着が1頭ずつしかいません｡だからといって､昇級初戦の馬も1頭だけ｡荒れそうな匂いがプンプンです｡

それだけに､軸馬選びも難解ですが､なんとか2頭捻出｡1頭目はレッドベレーザです｡前走の紫川特別は⑫着に大敗していますが､元来､成績にはムラがある馬｡新馬勝ち以外の2連対は､いずれも前走⑧着からの好走で､その次走は⑧&⑦着ですから､前走はあまり気にしなくていいと思います｡2走前の北摂特別は､今回と同じ阪神芝1200mで､勝ち馬から0秒1差の⑤着｡その時だけ走れば､今回のメンバーなら勝ち負けになりそう｡

もう1頭はヤマニンペラーダです｡近3走が③⑤④着(すべて勝ち馬から0秒4差)と､ここに入れば安定している部類｡最近は芝1400mを多く走っているものの､芝1200mでも[1.1.0.6]と好走歴あり｡距離短縮がきっかけになれば｡

馬券は､上記2頭から穴ぐさへのワイドで｡12頭立てでワイド6点となれば､大きなリターンは望み薄でも､うまくいけばダブル的中まであるので､そのあたりにも希望を持って臨みます｡

せっかくの3連休､せっかくの3日間開催､せっかくの好天予報なのに競馬場に行けないのは残念ですが､今は我慢するしかないですかね…｡ネット投票で今週も頑張りましょう!!

2020年長者馬券の回収率：38.9％