穴ぐさ長者への道
今週の勝負レースはダービー卿CTと千種川特別!
文/藤山剣
噛み合わない日々が続いております…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
●六甲Sで、サトノアーサーから穴ぐさへのワイド
的中なし
●マーチSで、ワイルドカードとメイショウワザシから穴ぐさへのワイドと、さらにリアンヴェリテを絡めた3連複
的中なし
六甲Sは、軸馬のサトノアーサーが、早めに動いてセーフティーリードを確保するという安定感のある走りで②着。1番人気だっただけにこの着順は微妙ではありますが、まあ連対という最低限のラインは死守したかな、と。しかし、穴ぐさとは噛み合わず的中ならず。
火曜日に順延となったマーチSは、軸馬、穴ぐさとも馬券圏内なし。前回紹介したマーチSに関するデータ、「前走がダ1800mのOPクラスで、3番人気以内かつ③着以内だった馬は[1.3.2.0]」は、かなりの信頼度に思えただけに、該当していた軸馬2頭がメイショウワザシ⑤着、ワイルドカード⑯着なんてことになるとは…。今後は、上記のデータに「ただし雪で順延の場合を除く」というのを付け加えないといけませんね。
そんなこんなで、またも連敗ストップならず。3月はついにノーヒットで終わってしまいました。今週からは4月に入るので、そろそろいい風が吹いてきてほしいところなんですが…。
さて、今週は大阪杯がメイン。G1に昇格して今年で4年目となり、もう定着してきた感はありますね。今年は12頭と少なめで、人気馬が上位独占しそうな雰囲気。なので、個人的に楽しむとして、勝負レースは別のところから2本選びます。
1本目は、ダービー卿CTで。ハンデG3の割に、そこまでの大荒れは少ないレースではありますが、穴ぐさのホットゾーンとも言える7~10番人気の馬が、過去10年で[2.2.5.31]と9頭馬券に絡んでいます。昨年も、穴ぐさで7番人気のマイスタイルが③着でしたから、チャンスはありそう。
過去10年のデータを精査してみると、前走で3勝クラス(準OP)を勝ち上がってきた馬が[5.1.1.8](複勝率46.7%)と好成績。昇級戦ということでハンデも軽めになるので、それを利して好走するというパターンが多発しています。
今年のメンバーで、これに合致するのがトーラスジェミニとペプチドバンブーの2頭。それなら、素直に2頭軸でいきます。なお、付け加えると、上のデータのなかで、前走が本番と同じマイル戦だった馬に限れば[3.1.1.4](複勝率55.6%)とさらに信頼度アップ。2頭ともこれも満たしているので、期待してよさそう。
馬券は、トーラスジェミニとペプチドバンブーの2頭から穴ぐさへのワイドを本線に。もし穴ぐさに指名されたら、複勝も適度に買ってみます。
そしてもう1本は、日曜日の阪神9R千種川特別を狙います。昨年は、穴ぐさ3頭がワンツースリーという快挙を成し遂げたレース。③着が3番人気と人気サイドになってしまったのはご愛嬌ですが、①着8番人気、②着が10番人気なら文句はないところ。さすがに2年連続は難しいでしょうが、得意コースであることは証明済みですからね。頭数も13頭立てと手頃なので、ここをターゲットに。
軸馬は2頭で、1頭目はキャスパリーグです。ここ2走が1番人気に推されながら④⑦着と期待に応えられていない状況ではありますが、着差は0秒1、0秒4と、そこらへんには来ています。現級は[0.4.1.2]と実績がある馬で、今回は④②②②着と好相性の福永騎手とのコンビが復活。前進は可能でしょう。
2頭目はレジーナファーストで。現級に上がってからはまだ馬券圏内がないものの、芝に限れば⑥④④⑥④着。④着だった前走はタイム差なし、⑥着だった3走前は0秒3差と、あと少しの競馬を重ねています。今回は、武豊騎手が騎乗しますが、同騎手は、今年の芝1200mが[3.1.2.4](複勝率60.0%)。自身が10回以上騎乗している距離の中では、最高の複勝率です。鞍上のアシストがあれば、馬券圏内突入は十分あるかなと。
馬券は、キャスパリーグとレジーナファーストから穴ぐさへのワイドで。
回収率は30%台をうろうろしている現状ではありますが、今週も予想の感触は悪くないんですよね。なんとかハマってくれることを願うのみ。では、今週も頑張りましょう!!
2020年の長者馬券回収率:32.9%