穴ぐさ長者への道
今週はCBC賞とラジオNIKKEI賞のハンデ2重賞で真っ向勝負!
文/藤山剣
うまくいかないときは、どうやってもダメで…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
●土曜日の函館12R檜山特別で、ダンツキャッスルから穴ぐさへのワイド
的中なし
●日曜日の函館8R1勝クラスで、ラヴィンジャーとアルテヴェルトから穴ぐさへのワイド
的中なし
土曜日の檜山特別は、軸にしたダンツキャッスルが、ゴール前の競り合いを制して勝利。単勝1.6倍ほどの楽な競馬ではなかったものの、最後はしっかり先着しましたね。ユニコーンS③着と実績上位の馬でしたから、ここは順当な結果でした。しかし、穴ぐさとは噛み合わず、的中ならず…。
一方の日曜日の函館8Rは、軸馬が④&⑩着、穴ぐさも⑧着が最高と、いいところなしのレース。馬場が渋ることも想定して狙ったつもりでしたが、ハマりませんでした。
いやはや、相変わらずチグハグな馬券が続いております。なかなかの長さの暗黒トンネルですが、抜け出せる日が来るんでしょうか…。
さて、今週からは福島&阪神&函館という3場開催。CBC賞とラジオNIKKEI賞というハンデ2重賞がメインです。
条件戦を攻めても、どうにもこうにもな状況なので、今週は重賞狙いで。ちなみに、この両重賞が行われるコースの穴ぐさ成績は、特別競走に限れば、CBC賞の阪神芝1200mが[9.5.8.59](複勝率27.2%)、ラジオNIKKEI賞の福島芝1800mが[3.5.6.52](複勝率21.2%)と上々。なにかいいことがあるんじゃないでしょうか。
まずはCBC賞。軸は2頭で、1頭目はクリノガウディーです。それまでマイル以上でしか経験がなかった馬が、ここ2走が1400mの阪急杯で0秒4差⑦着、1200mの高松宮記念で1位入線④着降着と、距離短縮に対応できています。前走の降着は、和田騎手が初コンビだったという影響もあったのかも。その点、今回は2度目の騎乗となる横山典騎手というのも、ひとつ安心材料と言えそうです。稍重以上の道悪は[1.1.0.1]と、雨も問題なし。
もう1頭は、レッドアンシェルです。昨年のこのレースの勝ち馬で、そのときが不良馬場。それ以降の2戦は、シルクロードSが⑱着、京王杯SCが⑪着と大きい数字になっていますが、シルクロードSは歩様が乱れてジョッキーが止めたもので、京王杯SCはイマイチの左回りで距離も1F長かった。右回りの1200mなら力を出せるはず。
馬券は、この2頭から穴ぐさへのワイドで。
そしてもう1本、ラジオNIKKEI賞も2頭軸で勝負。1頭目はサクラトゥジュールです。前走の1勝クラスは、東京マイルで1分31秒7の好時計勝ち。これは、現3歳世代の最速タイムで、スピード能力は相当なもの。問題は、道悪濃厚な馬場でそれが削がれないかだけ、ですね。父はネオユニヴァースですから、血統的にはこなしてくれそうな感じはあります。4走前はジュニアC③着で、OPクラスで馬券内があるのはこの馬だけというのも買い材料。
もう1頭はパラスアテナです。今回の12頭のメンバーのうち、なんと11頭が逃げ・先行型。控えそうなのは、この馬だけ。だからといって11頭が雁行状態で先団を形成する、なんてことにはならないでしょうが、差す形で結果を出しているというのは大きなアドバンテージになりそう。芝に替わった近2走は、いずれもメンバー中最速の上がりを計時しており、鞍上は武豊騎手。直線で突っ込んでくるシーンがイメージできます。
馬券は、こちらも2頭軸から穴ぐさへのワイドで勝負します。
梅雨がない北海道は曇りの予報ですが、福島と阪神は降雨もありそうですので、各馬の道悪成績チェックもお忘れなく! では、今週も頑張りましょう!!