穴ぐさ長者への道
今週はプロキオンSとマリーンSで勝負…ひと荒れに期待します!
文/藤山剣
いつか当たる日が来るんでしょうか…。先週は、こんな作戦でした。
【作戦&買い目】
●日曜日の阪神11R・CBC賞で、クリノガウディーとレッドアンシェルから穴ぐさへのワイド
的中なし
●日曜日の福島11RラジオNIKKEI賞、サクラトゥジュールとパラスアテナから穴ぐさへのワイド
的中なし
相変わらず、片方のレースで軸馬が走り、もう片方のレースで穴ぐさが激走するという状態が続いております。
CBC賞の上位2頭は、2年近く馬券圏内から遠ざかっていた13番人気のラブカンプーと、前走18頭立ての⑯着で休み明けだった11番人気のアンヴァル。単勝93倍と73倍もうなずける近況です。③着に軸馬のレッドアンシェルがかろうじて入線したものの、どうすることもできず。
ラジオNIKKEI賞は、1勝クラスで連対してここに駒を進めてきた馬が12頭中10頭。実力比較が非常に難しい組み合わせでした。穴ぐさのディープキングが③着に好走してくれたのに、軸馬が④&⑥着で的中ならず。上位2頭も買えない馬ではないけれど、手が出ず。
全然関係ないですが、先週の金曜日ぐらいでしたか、通りがかりの道端で、倒れたバイクを起こそうと四苦八苦しているおじいさんに遭遇したんです。かなりの大型バイクで大変そうだったので、すかさず駆け寄り、手伝って起こしてあげました。これはいいことをした、と。このプチ善行で何かが変わるんじゃないかと思っていたんですが…。まだまだ修行が足りませんかね。
さて、夏のローカル競馬真っ盛りということで、今週は福島で七夕賞、阪神でプロキオンSの2重賞がメイン。道悪濃厚の馬場でもあり、さすがに波乱必至の七夕賞はハードルが高すぎ。なので、プロキオンSと、日曜日の函館メイン・マリーンSを狙ってみます。
まずはプロキオンS。例年、中京で行われているレースですが、今年は阪神。まあでも、時期も距離も同じなので、これまでの傾向はある程度、通用するんじゃないでしょうか。近年はとくに堅めにおさまっている印象で、穴馬は、来ても1頭。
過去10年のデータを精査してみると、JRAの重賞からのステップは不振で、狙うならOP特別か地方交流重賞を使ってきた馬。その中でも、「OP特別で3番人気以内かつ③着以内」というパターンは、[4.4.6.8](複勝率63.6%)です。今回該当するのは、サクセスエナジー、ミッキーワイルド、レッドルゼルの3頭。
そして、地方交流重賞からは、②or③着だった馬が[2.2.0.4](複勝率50.0%)と好成績。これに該当するのがサンライズノヴァです。
馬券は、上記4頭を軸にして穴ぐさに流す3連複で勝負(この4頭を①&②着に置き、③着を穴ぐさにした3連複フォーメーション)。買い目は18点なので、ちょっと予算オーバーですが、300円ずつ仕込みます。
そしてマリーンSは、いつもの2頭軸で。1頭目はリアンヴェリテです。昨年のこのレースの勝ち馬で、それも含めて函館ダ1700mは[4.1.0.0]。昨年の勝利以降、ずっと重賞を使っていたこともあって苦戦気味でしたが、久々にこのコースでの競馬だった前走の大沼Sは②着。よほど水が合うんでしょう。他に先行タイプもいるので、絡まれずに運べるかどうかは懸念材料ですが、ハナを主張していってほしいところです。
もう1頭はゴライアスです。OP昇格後の5戦は好走と凡走を繰り返していますが、休み明けは④③③着に対し、詰めて使ったときは⑩⑩着。今回は中10週と間隔をあけているので、動ける態勢になっているはず。前走からの距離延長時は[1.0.3.0]でもあり、今回は狙い目ではないか、と。
馬券は、上記2頭から穴ぐさへのワイドで。ハンデ戦ですから、ひと荒れに期待します。
今週末も、3場とも雨予報で、とくに阪神、福島の芝は傷みが進みそう。まあ、この時季ですから仕方ないですかね。雨に負けず、今週も頑張りましょう!!
2020年長者馬券回収率37.8%