穴ぐさ長者への道
今週の長者は函館2歳Sと中京記念で勝負。どちらもチャンスは十分あるはず!
文/藤山剣
ダメなときはどうあがいてもダメ…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
●日曜日の函館11RマリーンSで、リアンヴェリテとゴライアスから穴ぐさへのワイド
的中なし
●日曜日の阪神11RプロキオンSで、ミッキーワイルド、レッドルゼル、サクセスエナジー、サンライズノヴァから穴ぐさへの3連複
的中なし
上記のように、先週の勝負レース2クラで6頭の軸馬をピックアップしましたが、馬券に絡んだのはプロキオンSのサンライズノヴァ1頭のみ。まるで何かに取り憑かれているかのようなひどい戦績で…。両レースとも、1番人気馬を入れていてこれですから、手のほどこしようがない感じ。
まあ、先週の日曜日のメインレースは、もうひとクラの七夕賞も含めて穴ぐさも振るわなかったので、レース選びのピントもズレズレ。当コーナーに光が差す日は来るのでしょうか…。
さて、今週で函館&福島&阪神の3場体制もラスト。重賞は、土曜日に函館2歳S、日曜日に函館記念、中京記念の3本。どれも難解ですが、その中でもとくに函館記念はカオスなメンバー構成となっているので、函館2歳Sと中京記念を狙ってみます。
函館2歳Sは、1&2番人気を軸にピックアップ。過去10年で、1&2番人気は[7.3.2.8](複勝率60.0%)と安定していて、10年間すべてで最低でもどちらか1頭は馬券に絡んでいます(2頭とも絡んだのは2回)。それなら無理せず人気サイドからでいいでしょう。馬券は2頭軸で穴ぐさに流すワイドで。近7年で7番人気以下が③着以内に入っているので、うまく穴ぐさと噛み合えば、チャンスは十分あるはず。
そして中京記念も2頭軸で、エントシャイデンとブラックムーンを。ハンデ戦なので、斤量に注目すると、過去10年で前走より斤量増の馬は[4.0.3.13](複勝率35.0%)で、同斤の複勝率19.7%、斤量減が同13.2%との比較でもかなり優秀。今回の斤量増の馬はエントシャイデンとブラックムーンの2頭しかいないので、ここはまとめて軸に据えます。
エントシャイデンは、前走で安土城S(OP)を勝っていますが、斤量増だった馬のうち、前走がOP特別①着だった馬は③①①着。
またブラックムーンは、前走がマイラーズC(G2)で⑧着でしたが、同じく斤量増のうち、前走がG2だった場合は[2.0.0.2]でもあります。
馬券は、この2頭から穴ぐさへのワイドで。軸馬は、どちらも本番での人気は微妙なところですが、とにかく荒れているレース。例年の中京から阪神が舞台となっても「夏のハンデG3」というレース設定は同じなので、まともに決まる可能性は低いのではないか、と。
まず、土曜日の函館2歳Sできっちり当てて、日曜日の中京記念でさらに一発狙い。こんな目論見ですが、どうなりますか。
冒頭でも触れたように馬券の近況は最悪。その分、当たったときは、デカい…はず!? では、今週も頑張りましょう!!
2020年長者馬券回収率36.4%