穴ぐさ長者への道
先週も見事に的中した得意の中山ダート1200mで、今週も2番勝負!
文/藤山剣
穴ぐさのしぶとい走りで、ワイド的中! 先週は、こんな作戦でした。
【作戦&買い目】
●日曜日の中京11R神戸新聞杯で、コントレイルを①着固定にして穴ぐさと10番人気以内の馬に流す3連単
的中なし
●日曜日の中山12R2勝クラスで、メディクスから穴ぐさへのワイド
☆的中!!☆
ワイド1-2
8.3倍×2400円=1万9220円
神戸新聞杯は、コントレイルが単勝1.1倍のダントツ人気でしたが、それにふさわしい大楽勝。2番枠だったこともあって、道中は馬群で我慢を強いられながら、直線で前が開いてからは、持ったままで後続を圧倒し、力の違いを見せつけるレースぶりでしたね。これで6戦6勝、無敗の三冠馬へ大きく前進しました。
ただ、勝負馬券の方は、穴ぐさとは噛み合わずハズレ。③着のロバートソンキーは、前走が1勝クラスで②着だった馬で、これは先々週のローズS②着のムジカと同じ。それがトライアル重賞で馬券圏内に食い込んでくるなんて、競馬は何があるかわかりません…。
と気落ちしていたところ、2本目の勝負レース・中山最終で、穴ぐさのゴールドクロスが③着に入り、ワイド的中が転がり込んできました!
軸馬のメディクスは、近況から単勝2.1倍の1番人気で、これは順当勝ち。一方のゴールドクロスは、道中、インで脚をため、直線もラチ沿いを抜けてこようとしたところ、前が詰まってしまい大ピンチに。しかし、そこから立て直し、もうひと脚使って③着に浮上するというスリリングな競馬でした。余裕の勝利もうれしいけれど、厳しい競馬での的中もまた格別です。この調子で、コツコツと数字を上げていきたいです。
さて、今週はいよいよ秋のG1開幕戦、スプリンターズS。混戦ムードで白熱したレースになりそうですが、軸馬を絞り込むのは至難の業。このところ中山ダート1200mで結果が出ているので、同コースで行われる土日の最終レースを狙ってみます。
まずは、土曜日の中山最終(2勝クラス)。軸は2頭で、1頭目はメイショウウズマサです。前走は、ハイペースを好位で追いかけ⑤着。勝ち馬とは0秒3差ですが、②~⑤着は団子状態で、タイム差なしのゴール。昇級戦としては悪くない内容でした。ここは、安定した逃げ馬が見当たらないメンバーで、ハナを切る可能性もありそう。前残りに期待します。
もう1頭はニシノホライゾンを。ここ2走は現級で④③着。末脚に徹する競馬を覚えて4戦、着順が安定してきている印象です。このコースは、3戦し④①③着と相性も良好。ペースがあまりに落ち着くようだと届かないケースも考えられますが、平均ぐらいで流れれば、ゴール前で詰め寄ってきてくれるはず。
馬券は、軸馬2頭から穴ぐさへのワイドで。
そして、日曜日の中山最終・外房S(3勝クラス)も2頭軸勝負。1頭目はダンシングプリンスです。船橋で3連勝、再転入後に1勝クラス、2勝クラスを連勝中で、トータル5連勝中と勢いに乗っている4歳馬。2走前は良馬場のこのコースで1分10秒3で逃げ切っており、前走、福島でもレコードでの逃走を決めています。昇級戦で、自分の競馬ができなかった場合の懸念はあるんですが、近2走とも、テンの3Fは33秒6。ここもハナを切れる可能性は高いんじゃないか、と。
もう1頭はツウカイウイングで。前走の初風Sは、大外強襲で⑤着でしたが、③着とはクビ+クビの僅差で、見せ場十分の切れ味(上がり35秒1)。ここは先行馬が揃って、締まった流れになりそうなので、ゴール前でこの馬の出番がありそう。横山典騎手も前走に続いて2回目の騎乗で、クセは掴んでいるでしょう。
馬券は、上記2頭から穴ぐさへのワイドで。軸は、逃げ馬と追い込み馬なので、どんな展開にも対応できる布陣です。
先週の的中により回収率は7割近くまで上昇。実は、下半期(7月以降)に限れば128%と、なかなかの上り調子なんです。これといって思い当たる好調要因はないんですが、上半期(6月まで)が39%と悪すぎたということですかね。ここから競馬が盛り上がる時期ですし、さらにビシビシと当てていきたいと思います! では、今週も頑張りましょう!!
2020年長者馬券回収率69.1%