穴ぐさ長者への道
勝負レースで2週続けて穴ぐさダブル激走! 今週の勝負レース・京王杯2歳Sは果たして!?
文/藤山剣
穴ぐさ長者こと藤山剣が、毎週1万円の軍資金を元手に、穴ぐさを活用した馬券で年間収支100%を目指す。2018年、2019年は見事に年間収支100%超を達成。3年連続の穴ぐさ馬券ユートピアを目指して今年も奮闘中!
2週連続のつらすぎる結果…。先週はこんな作戦でした。
【作戦&買い目】
●土曜日の京都11RスワインSで、ボンセルヴィーソから穴ぐさへのワイド
的中なし
●日曜日の東京12R河口湖特別で、プレイヤーズハイとプリマジアから穴ぐさへのワイド
的中なし
スワンSの軸馬ボンセルヴィーソは、3コーナーと4コーナーで、肉弾戦のような形で他馬にプレッシャーを受けたのが響きましたかね。⑪着ながら勝ち馬から0秒5差ですから、最後まで粘ってはいたんですが…。でも、人気を落としてドカンと激走するのがこの馬のキャラなので、今後も注目はしていきたいと思います。
とまあ、スワンSは、一発高配当狙いのレースだったので、ある意味、受け入れやすくはありました。ただ、河口湖特別は、いけません。軸馬2頭は、穴ぐさにも指名されたプレイヤーズハイが7番人気で④着、プリマジアが3番人気で⑥着。2頭とも差し馬で、最後は外からよく追い込むも、あと一歩及ばず。
そして、②&③着には穴ぐさが突っ込むというなんとも言い難い状況。いや、穴ぐさの激走は、もちろん喜ばしいことなんですが…。
ハナを切って押し切った①着のメイショウウズマサは、気になっていた馬だったんですよ。ただ、10月24日に勝負した室町Sでは、軸にした逃げ馬2頭が馬群に飲まれ、勝ったのが差し馬のレッドルゼル。そして②&③着が穴ぐさという決着のハズレ。それがトラウマになっていたのか、逃げ馬を選べませんでした。で、差し馬を軸に据えたら、逃げ切りを許してしまうなんて…。
このところ、心身と財布にダメージを受け続けているので、なんとかこの苦境を打破しないといけません。
さて、今週はG1の谷間週で、重賞は、土曜日が京王杯2歳SとファンタジーS、日曜日にアルゼンチン共和国とみやこSの4本立て。
この中では、頭数も揃ってよさげなデータも見つかった京王杯2歳Sを、まずは狙ってみます。
このレースの歴史を振り返ってみると、東京での開催でありながら関西馬の奮闘ぶりが目立っています。とくにこちら。
☆京王杯2歳Sで前走重賞組の東西別成績(過去10年)
関東馬…[0.0.1.10](複勝率9.1%)
関西馬…[5.3.3.11](複勝率50.0%)
質・量ともに関西馬が圧倒しています。今年の出走馬を見てみると、前走が重賞の関西馬は、ファルボーレ(新潟2歳S④着)、モントライゼ(小倉2歳S②着)、ロードマックス(新潟2歳S⑦着)の3頭。上にある前走重賞関西馬の成績を、距離別に精査すれば、芝1200mからの数字が良好。軸はモントライゼでいいでしょう。
馬券は、モントライゼからのワイドをまず本線に。さらに、モントライゼを軸として、上に出てきたファルボーレとロードマックスを絡めて穴ぐさに流す3連複も少々加えます。3連複までいければ、そこそこの配当は見込めるはず。
そしてもう1本は、日曜日の東京8R1勝クラス(ダ1400m)から、西高東低の流れにならって唯一の関西馬のトゥインクルリーフを狙います。現級のダートは⑧③着とクラス通用の力は証明済み。前走は重のダートで③着でしたが、トータルの成績からは良馬場でも問題ないタイプ。休み明けを叩いて、北村宏司騎手の継続騎乗で、一歩前進を期待します。
馬券は、トゥインクルリーフを信頼して、1頭軸で穴ぐさへ流すワイドで。
上でも触れたように、2週連続で穴ぐさダブル激走のチャンスを逃すという、最悪の外し方をやらかし、この1週間、ずっと気分が重いまま…。このもやもやは、ここで当てて晴らすしかないですね。勝負レース2本とも、実質1頭軸なので、まずは軸馬にきっちり仕事をしてもらい、穴ぐさの激走待ちの形を作れるよう祈るのみ! では、今週も頑張りましょう!!
2020年の長者馬券回収率61.2%