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穴ぐさ長者への道

今週は穴馬の台頭も見込めそうなマイルCSで勝負!

文/藤山剣


穴ぐさ長者こと藤山剣が、毎週1万円の軍資金を元手に、穴ぐさを活用した馬券で年間収支100%を目指す。2018年、2019年は見事に年間収支100%超を達成。3年連続の穴ぐさ馬券ユートピアを目指して今年も奮闘中!


どうにも噛み合わない状況から脱しきれず…。先週はこんな作戦でした。

【作戦&買い目】
●土曜日の東京12R2勝クラスで、カミノコから穴ぐさへのワイド

的中なし

●日曜日の東京12Rでタガノビューティーから穴ぐさへのワイドと、テーオーポシブル&ロンドンデリーエアを絡めた3連複

的中なし

土曜日の東京最終は、軸にしたカミノコが直線で追い上げるも着。上がり35秒8(メンバー中3位)と脚は見せていたものの、前が楽をしていたこともあって捉えきれず。穴ぐさが勝利していただけに、もうひと踏ん張り欲しいところでした。

そして日曜日の東京最終は、軸馬で単勝1.9倍と人気を集めていたタガノビューティーが勝利。重賞でも好走歴がある実力馬ですから、これは順当でしたかね。しかし、穴ぐさとは噛み合わず。

勝負レース2クラで、ボタンの掛け違えようなチグハグな結果ばかり。これで7週連続不的中。日程も残り少なくなってきたので、さすがにちょっと焦っている今日このごろで…。

さて、今週はマイルCSがメイン。好メンバーが揃っていながら、穴馬の台頭も見込めそうな感じがするので、ここをまず勝負レースに。

軸馬は2頭で、1頭目はアドマイヤマーズです。前走のスワンSは、好位からもうひと伸びがなく着でしたが、3歳以降の休み明けは、前走も含めて⑨⑥着。馬体重も6kg増で、陣営としても想定内の結果だったのでは。2戦連続で着以下はない馬なので、ひと叩きした今回は狙い目でしょう。このコースも1戦1勝(朝日杯FS)と実績あり。

もう1頭はサリオスです。コントレイルがいたため、クラシック制覇はならなかったものの、天敵不在のレースでは、マイルでの3勝を含む4戦4勝。前走の毎日王冠は、古馬相手に楽勝しており、上の世代の一線級とも互角以上に戦えそう

馬券は軸馬2頭から穴ぐさへのワイドを本線に、オッズ次第で他の券種も考えてみます。

もう1本目は、日曜日東京12R2勝クラス(芝1800m)で。このところ、ダート戦に遠征してくる関西馬を狙っていましたが、今週はピンとくるレースが見当たらなかったので、芝のここで勝負してみます。軸は2頭しかいない関西馬、シーリアスラブワールドウインズに。

シーリアスラブは、現級で3戦し⑬⑧⑤着と徐々にクラス慣れの様子がうかがえます。3走前と前走は、京都と阪神で、相手は全馬関西馬でしたが、2走前の新潟での着は、関西馬がいなければ着でした。少々粗い推察ではありますが、西高東低の現状ですから、そういう視点もアリかと。ここは12頭中10頭が関東馬。狙う価値はあると思います。

その理論に乗れば、ワールドウインズは、過去7戦中、京都5戦、函館2戦で、関東馬との対戦は函館での近2走の1勝クラスのみ。そこでは着で、関東馬には先着を許していません。母はマイルG1を勝っているエイジアンウインズですから、伸びしろを考えれば昇級初戦でもチャンスはありそう

馬券は、この2頭から穴ぐさに流すワイドと、2頭軸の3連複で。12頭立てと頭数少なめなので、穴ぐさ不在の場合は、資金を来週にプールします。

流行り病がまたザワザワし始め、平穏な日々が遠ざかってしまった感じですが、各自でできる対策を講じつつ過ごすしかないですね。競馬を開催してくれている関係各所には感謝あるのみ。では、今週も頑張りましょう!!

2020年長者馬券回収率58.5%


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