穴ぐさ長者への道
今週の長者は日本ダービーと目黒記念で勝負! どちらも近2年【穴ぐさ】が馬券に絡む大得意なレースです!
文/藤山剣
本コーナーでは吉報をお届けできていない現状にモヤモヤがつのるばかりですが、もちろん穴ぐさが来ていないわけではないんです。
先週も、3場合わせて20頭の穴馬を抽出できています。あとは、それらをいかにして的中に結びつけるか。今週も、前を向いて行きましょう!
今週の特注穴ぐさデータ
日曜日は、春競馬のクライマックス、第88回日本ダービーが行われます。どんな状況であれ、ダービーはワクワクしますが、その大一番が得意なのが穴ぐさなんです。
近2年は、ふた桁人気の指名馬が好走していて、穴馬券に貢献しています。
そしてダービー後のクールダウンレースとして定着した目黒記念の穴ぐさもこんな好成績。
馬券圏内に入れなかった18年でも、③着とはクビ+半馬身差の⑤着にまで詰め寄っていました。
両獲りを目指して、今週はこの2クラに注目!
注目レース①
日曜日東京11R
日本ダービー
G1 芝2400m上で紹介したように、近2年は10番人気以下の穴ぐさが激走しているダービー。ちなみに、19年のロジャーバローズ、20年のヴェルトライゼンデともに、穴ぐさ評価は「A」。
ダービーはすでに枠順が発表になっており、なんと1枠1番に皐月賞馬エフフォーリアが入りました。過去10年、最内枠は[2.2.1.5]と好成績で、昨年も、馬券圏内には届かなかったものの、サトノインプレッサが9番人気で④着(③着とはアタマ差)と奮闘しています。
そういった状況を踏まえて、馬券は、エフフォーリアを軸として、穴ぐさ「A」への馬連を2000円、ワイドを6000円。ここが大本線です。さらに、穴ぐさ「B」と「C」へ、ワイドをそれぞれ1000円ずつ。これはもう押さえというか、おまじないのようなものですかね。先週のプール分も合わせてトータル1万円、突っ込みます。
買い目
◆馬連(2000円)
◆ワイド(6000円)
[軸]…エフフォーリア
[相手]…穴ぐさ [A]
◆ワイド(各1000円)
[軸]…エフフォーリア
[相手]…穴ぐさ [B][C]
注目レース②
日曜日 東京12R
目黒記念
G2 芝2500m ハンデ2本目も上で紹介した目黒記念をターゲットに。
ハンデ戦ということで、過去10年のハンデの状況を精査。それにより「ハンデ56.5kg以下で、なおかつ前走よりも斤量増」の馬が[1.3.2.4](複勝率60.0%)という好成績なことが明らかに。
今回のメンバーでこれに該当するのは、グロンディオーズ(ハンデ54kgで前走より2kg増)とミスマンマミーア(ハンデ53kgで前走より1kg増)の2頭だけ。
なので馬券は、この2頭を軸に据えて勝負。まず、穴ぐさに流す3連複を300円ずつ仕込み、さらに2頭から穴ぐさへのワイド(買い目6点)に、オッズを見て4100円を振り分けます。
買い目
◆3連複(各300円)
①頭目欄…グロンディオーズ
②頭目欄…ミスマンマミーア
③頭目欄…穴ぐさ3頭
◆ワイド(4100円を振り分け)
[軸]…グロンディオーズ、ミスマンマミーア
[相手]…穴ぐさ3頭
今週は、この2本で!
そして先週の振り返りを。
注目レース①
日曜日 東京10R フリーウェイS
⇒的中なし
注目レース②
土曜日 東京7R 1勝クラス
⇒穴ぐさ不在
フリーウェイSは、昇級初戦の馬も含め、前走で掲示板内に入っていた7頭を軸にした3連複勝負でしたが、①着が2番人気のリアンティサージュ(前走は仲春特別①着)、③着が3番人気のフレッチア(前走はアクアマリンS⑤着)と万全の受け入れ体制を作るも、穴ぐさとは噛み合わず…。②着のシャドウブロッサム(7番人気)が穴ぐさ指名されていれば、といった惜しい結果でした。
注目レース②の1勝クラスは穴ぐさ不在で、勝負なし。結果は、軸馬として買うつもりだったヴィンクーロは勝ったものの、②着は3番人気のタイキスウォード、③着が4番人気のリーディングパート。これでは、穴ぐさがいたとしても馬券は外れていた可能性大。
このナイス判断により、ダービーではその資金も含めてガツンと勝負できる態勢が整いました。それだけに、今週は結果を出したいところ。無敗の二冠馬誕生を願いつつ、穴ぐさの激走にも期待します! ご注目ください!!