穴ぐさ長者への道
今週の長者は2018年に穴ぐさがダブル激走したターコイズSなどで勝負!
文/藤山剣
先週は、阪神JFで8番人気のラブリイユアアイズが②着、中日新聞杯でも8番人気のショウナンバルディが①着、10番人気のシゲルピンクダイヤが③着と、重賞の穴ぐさが大活躍! それらも含めて、土日のメイン&最終9クラのうち6クラ(頭数は8頭)で馬券圏内と、いちばん注目度が高いところで穴ぐさの大仕事が目立ちましたね。
好配当をゲットされた方は、おめでとうございました! 今週も、穴ぐさデータを深堀りして、好配当を探っていきたいと思います!
今週の特注穴ぐさデータ
土曜日のメインは、中山、阪神、中京とも芝のハンデ戦が組まれています。なので、3場の芝ハンデ戦の成績を精査してみました。
さらに、土曜日のメイン3クラのうち、重賞であるターコイズSの近3年の穴ぐさは下表のような感じとなっています。
そんなデータを踏まえて、今週はこの2クラに注目!!
注目レース①
土曜 中山11R
ターコイズS
G3 芝1600m ハンデ牝馬限定のハンデ戦、ターコイズSを狙います。上でも紹介したように、このレースの穴ぐさは、2018年にダブル激走していて、昨年も③着と半馬身差の④着。悪くないと思います。
重賞になってからの過去6回を振り返ってみると、重めのハンデ(56kg以上)の馬と4歳馬が好成績。両条件を兼備した馬は[1.1.1.0]で、今回のメンバーで該当するのはスマイルカナとマルターズディオサだけ。
スマイルカナは近4走続けて2ケタ着順なので、ここはマルターズディオサ1頭軸でいきます。年明けからG1を走っていたこともあって掲示板外が続いていましたが、前走の府中牝馬Sは久々の③着。マイル戦は、チューリップ賞①着、阪神JF②着などがあるように、本来は得意なはず。復調なったいまなら期待に応えてくれるんじゃないでしょうか。
馬券は、マルターズディオサから穴ぐさに流す馬連&ワイドで。資金5000円分をオッズに応じて振り分けます。
買い目
◆馬連&ワイド(5000円を配分)
[軸]…マルターズディオサ
[相手]…穴ぐさ3頭
[軸]…マルターズディオサ
[相手]…穴ぐさ3頭
注目レース②
土曜 阪神11R
タンザナイトS
OP特別 芝1200m ハンデ上の特注データの表にあるように、阪神芝1200mのハンデ戦の穴ぐさは、複勝率23.9%と上々の成績。このレースでも、2018年はナガラフラワーが7番人気②着、2019年はメイソンジュニアが6番人気③着と好走しています。
混戦模様で攻め方は悩ましいところですが、前走で同じ阪神芝1200mのOP特別・オパールSを走って②&④着だったナランフレグとメイショウケイメイを狙ってみます。
そのオパールSは前半の3Fが34秒2で、好位から進めた馬が勝ち、逃げた馬が③着という展開。それを後方から33秒1~2の上がりで追い込んだのがこの2頭。あのレースが10月9日で、当時よりは差せる馬場になっているでしょうから、より戦いやすいと思います。
ちなみに、今年の阪神芝1200mの騎乗成績は、ナランフレグの丸田騎手が[0.2.0.0](複勝率100%)、メイショウケイメイの泉谷騎手が[1.1.1.3](複勝率50.0%)。騎乗数は多くないながらも好成績を残しているのも心強い限り。
馬券は、まず2頭から穴ぐさへの馬連を4100円(オッズに応じて振り分け)と、2頭軸から穴ぐさに流す3連複を各300円ずついってみます。
買い目
◆馬連(4100円を配分)
[軸]…ナランフレグ、メイショウケイメイ
[相手]…穴ぐさ3頭
◆3連複軸2頭ながし(各300円)
[軸]…ナランフレグ、メイショウケイメイ
[相手]…穴ぐさ3頭
[軸]…ナランフレグ、メイショウケイメイ
[相手]…穴ぐさ3頭
◆3連複軸2頭ながし(各300円)
[軸]…ナランフレグ、メイショウケイメイ
[相手]…穴ぐさ3頭
以上、今週はこの2本勝負で! そして、先週はこんな結果でした。
注目レース①
土曜 中京12R 豊川特別
⇒的中なし
注目レース②
日曜 中山11R カペラS
⇒的中なし
冒頭でも触れたように、先週は3重賞のうち、阪神JF、中日新聞杯(ダブル馬券圏内)で穴ぐさが爆走!! そして「じゃないほう重賞」となってしまったカペラSの穴ぐさは、最高が⑦着。全体的に穴ぐさが好調だった中京でも、狙った豊川特別は⑧着まででした。
どうにも噛み合わない流れが続いているんですが、今年のJRAの競馬も残すところ2.5週。もうグダグダいってる場合じゃありません。次こそ好配当を仕留めて、有馬記念に向かいたいと思います。では、今週も穴ぐさの激走にご期待ください!!