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穴ぐさ長者への道

先週の特選レースで穴ぐさが激走! 今週は白富士Sと日曜の新馬2クラに熱視線!!

文/藤山剣


先週の本コーナーの「穴ぐさ特選レース」で紹介した、日曜日の中山10R江戸川Sで、穴ぐさA評価のゴールドラグーン(9番人気)が着に激走しました!

また、「重賞チェック」の方でも、東海S「前走チャンピオンズCの穴ぐさが狙い目」としたところ、こちらも穴ぐさA評価のスワーヴアラミス(7番人気)が見事勝利! 早くも、当コーナーも軌道に乗ってきたんじゃないでしょうか。

今週も、穴ぐさで儲けるためのヒントをご紹介します!!

※穴ぐさの集計データは2018年以降、2022年1月23日終了時点のものです。

 今週の重賞チェック

 1月30日(日)
  シルクロードS(G3)
  中京芝1200m ハンデ

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★☆☆☆
過去のレース波乱度 ★★★★
今年の出走頭数 ★★★★★
今年の波乱期待度 ★★★★

近3年のシルクロードSの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2019年 ペイシャフェリシタ A 6 7
ビップライブリー B 14 8
リョーノテソーロ C 7 9
2020年 セイウンコウセイ B 10 5
ラヴィングアンサー C 13 6
カラクレナイ A 7 11
2021年 リバティハイツ C 10 4
ルッジェーロ A 12 6
クリノガウディー B 6 16

上表にあるように、近3年のシルクロードSは穴ぐさの馬券圏内なし。ただ、最先着は着と激走に近づいてきているので、今年あたりはそろそろ一発があってもよさそうな感じはします。

近3年の穴ぐさのうち、それぞれ最先着の3頭は牝6歳、牡7歳、牝6歳で、いずれも各年の穴ぐさの中で最年長(タイも含む)でした。そのあたりがヒントになるかも。

 1月30日(日)
  根岸S(G3)
  東京ダ1400m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今年の出走頭数 ★★★★★
今年の波乱期待度 ★★★★

近3年の根岸Sの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2019年 クインズサターン A 5 3
メイショウウタゲ C 10 15
レッドゲルニカ B 13 16
2020年 スマートアヴァロン B 9 3
ワイドファラオ A 4 5
ドリームキラリ C 10 14
2021年 デザートストーム C 8 7
スマートダンディー B 11 11
メイショウテンスイ A 9 15

根岸Sでは、近3年で着2頭と奮闘している穴ぐさ。今年の本レースも突出した馬が不在で混戦模様ですから、チャンスは十分でしょう。

着2頭の共通項は、前走、ダートのOP特別で着だったという点。そこから重賞に向かい、やや人気を落としたところで激走、というパターンですね。

今年のメンバーで、前走OP特別なのは、エアアルマス(りんくうS着)、スリーグランド(すばるS着)、タガノビューティー(ギャラクシーS着)の3頭。この中から穴ぐさが出るようなら、期待度アップ。



さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!

 今週の穴ぐさ特選レース

 1月30日(日) 小倉5R
  新馬
  芝1200m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今年の出走頭数 ★★★★★
今年の波乱期待度 ★★★★

この条件の穴ぐさは、[0.3.3.12](複勝率33.3%)で、該当レースが7クラあり、そのうちの5クラで馬券に絡んでいます。

さらに絞り込めば、母父ミスプロ系の馬が[0.1.3.2](複勝率66.7%)で、好走馬4頭のうち3頭が牝馬

今回のメンバーで、母父ミスプロ系は4頭しかおらず、牝馬アイドゥーテーラー(母父ウォーエンブレム)とカラウヌ(母父Elusive City)、牡馬キャストロゲイル(母父トワイニング)とメイショウイモジ(母父サンダーガルチ)。

4頭ともデビュー5年目以内の若手騎手が騎乗を予定しており、どんなレースを見せてくれるかも興味深いところ。

 1月30日(日) 中京6R
  新馬
  芝2000m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今年の出走頭数 ★★★★★
今年の波乱期待度 ★★★★

こちらも新馬戦。このコースの穴ぐさは、[3.0.1.8](複勝率33.3%)で、5クラのうち4クラで馬券に絡んでいます。上で紹介した小倉芝1200mの新馬戦と複勝率は同じでも、勝ち馬が3頭出ている分、このコースの方が注目度は上と言ってもいいでしょう。

こちらも、母父に注目。母父ノーザンダンサー系牝馬[1.0.1.0]と馬券圏外なし。サンプルは少なめではありますが、今回のメンバーで該当するのはセットリスト(母父Van Nistelrooy)とホーリーウェル(母父Alzao)の2頭。ご注目を。

 1月29日(土) 東京11R
  白富士S
  OP特別(リステッド) 芝2000m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★☆☆
今年の出走頭数 ★★★★
今年の波乱期待度 ★★★★

東京芝のリステッド競走の穴ぐさは[6.5.6.53](複勝率24.3%)で、昨年6月から目下4戦連続馬券圏内に激走中です。

この条件の穴ぐさで、複数好走があり、今回も参戦している騎手は、田辺騎手M.デムーロ騎手。このふたりが騎乗予定のゴールドギアシングフォーユーの2頭は、面白そうです。



今週から東京開催がスタート。週末の空模様は安定してそうなので、馬場の傾向等は土曜日の様子である程度掴めそうです。では、今週も頑張りましょう!!


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