【穴ぐさをより活用するためにデータを深堀り!】
穴ぐさ長者への道
NHKマイルCは穴ぐさが6年連続で好走中! 穴ぐさ指名なら激アツな3頭を紹介!
文/藤山剣
先週の穴ぐさは、土曜日が穴ぐさがいたダート12クラのうち8クラで馬券圏内(複勝率29.4%)、日曜日が芝の9クラ中6クラで馬券圏内(複勝率28.0%)という結果。
うまく流れを読めたユーザーさんは、美味しい馬券を手にされたのではないでしょうか。今週も穴ぐさに乗っかってひと儲けを狙っていきましょう!
※本文中の穴ぐさの集計データは、特に記載がない場合は2018年以降、2022年5月1日終了時点のものです。
今週の重賞チェック
5月7日(土)
京都新聞杯(G2)
中京芝2200m
中京芝2200m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★☆☆☆ |
今年の出走頭数 | ★★★☆☆ |
今年の波乱期待度 | ★★★★☆ |
近4年の京都新聞杯の穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | メイショウテッコン | A | 12 | 5 |
レイエスプランドル | B | 6 | 11 | |
レノヴァール | C | 9 | 14 | |
2019年 | レッドジェニアル | B | 11 | 1 |
オールイズウェル | A | 3 | 8 | |
ヴァンケドミンゴ | C | 9 | 10 | |
2020年 | キングオブドラゴン | B | 7 | 7 |
サペラヴィ | A | 9 | 8 | |
プレシオーソ | C | 5 | 12 | |
2021年 | トーホウバロン | B | 11 | 4 |
ブレークアップ | C | 7 | 10 | |
エスコバル | A | 8 | 11 |
近年は少頭数になることも多い京都新聞杯。波乱も少なめなので、穴ぐさの馬券圏内も近4年で1頭だけと、出番がなかなかないのが現状です。
ただ、今年は12頭立てながら、前走馬券圏内が9頭で、前走掲示板外は1頭だけという好調馬揃いの組み合わせ。唯一の無敗馬のブラックブロッサムが注目の存在ですが、馬券圏内3頭とも人気馬というすんなりとしたレースにはならなそうな気がします。
過去10年の6番人気以下を精査すると、「前走が1勝クラスで1番人気」というパターンが[3.4.2.10](複勝率47.4%)と上々。今年の該当馬はメイショウラナキラだけなので、覚えておいて損はないでしょう。
5月8日(日)
新潟大賞典(G3)
新潟芝2000m ハンデ
新潟芝2000m ハンデ
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今年の出走頭数 | ★★★★☆ |
今年の波乱期待度 | ★★★★☆ |
近4年の新潟大賞典の穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | ナスノセイカン | C | 11 | 3 |
トーセンマタコイヤ | B | 8 | 5 | |
カレンラストショー | A | 6 | 12 | |
2019年 | クリノヤマトノオー | C | 8 | 6 |
ショウナンバッハ | B | 13 | 10 | |
ランガディア | A | 6 | 16 | |
2020年 | メートルダール | C | 15 | 7 |
カツジ | B | 8 | 10 | |
ドゥオーモ | A | 11 | 11 | |
2021年 | サトノソルタス | B | 7 | 3 |
バイオスパーク | C | 11 | 9 | |
サトノエルドール | A | 6 | 10 |
近4年で③着馬2頭と、穴ぐさとの相性は悪くないレース。独断査定の「過去の穴ぐさ相性」は星3個としましたが、気持ち的には4個に近い感じではあります。
過去10年で見ても、6番人気以下が1頭も馬券に絡まなかったのは2014年の1回だけ。ハンデ戦でもあり、簡単には決まらないレースですね。
近4年の穴ぐさのうち、前走がG2だった馬の3頭中2頭が馬券圏内に好走。今年の該当馬は、スマイル、マウントゴールド、モズナガレボシ、ヤシャマル、ラストドラフトの5頭なので要チェック。
5月8日(日)
NHKマイルC(G1)
東京芝1600m
東京芝1600m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★★ |
今年の出走頭数 | ★★★★★ |
今年の波乱期待度 | ★★★★★ |
近4年のNHKマイルCの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | ケイアイノーテック | A | 6 | 1 |
レッドヴェイロン | B | 9 | 3 | |
ダノンスマッシュ | C | 13 | 7 | |
2019年 | カテドラル | A | 7 | 3 |
ヴァルディゼール | C | 8 | 6 | |
ワイドファラオ | B | 9 | 9 | |
2020年 | ギルデッドミラー | B | 6 | 3 |
ウイングレイテスト | A | 8 | 7 | |
ラインベック | C | 11 | 8 | |
2021年 | ソングライン | A | 7 | 2 |
リッケンバッカー | C | 11 | 4 | |
ランドオブリバティ | B | 9 | 8 |
過去10年で3連単10万馬券以上が7回と波乱が連発しており、しかも上表を見てもわかる通り、過去4年とも穴ぐさが③着以内(2018年はダブル!)で、穴ぐさ最先着はA評価が3頭。かなり見えてるレースと考えていいでしょう。長者の独断査定は、文句なしのフルマークとしました。
好走した穴ぐさの傾向を見てみると、前走時が7番人気以内で馬体重が456~480kgだった馬が[1.1.3.2](複勝率71.4%)。今年のメンバーで該当するのはオタルエバー、ジャングロ、ソネットフレーズ、ソリタリオ、ダノンスコーピオンの5頭。前哨戦を勝っているジャングロやダノンスコーピオンは人気になるでしょうから、それ以外の3頭が穴ぐさに指名されたら、期待して見守りたいですね。
さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!
今週の穴ぐさ特選レース
5月7日(土) 新潟12R
1勝クラス
芝1000m直
芝1000m直
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★★ |
今回の出走頭数 | ★★★★☆ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
新潟千直の1勝クラスの穴ぐさは[6.7.12.83](複勝率23.1%)と好成績。複勝率だけなら次に紹介する3勝クラスのほうが上回っているものの、こちらも上々の数値なので、見逃す手はないでしょう。
対象の穴ぐさの中では、前走がプラス体重だった牝馬が[2.5.6.26](複勝率33.3%)と好成績。今回のメンバーでは、セピアノーツ、ミエリ、ルドラクシャの3頭。穴ぐさに指名されたら、期待してよさそう。
5月8日(日) 新潟10R
駿風S(3勝クラス)
芝1000m直
芝1000m直
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★★ |
今回の出走頭数 | ★★★★☆ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
このコースの3勝クラスの穴ぐさは[0.2.2.11](複勝率26.7%)で、5クラのうち4クラで馬券圏内(残るひとクラも④着)。
好走した穴ぐさを精査すると、7歳牡馬が4頭出走して[0.2.1.1]。今年の7歳牡馬はクルークヴァール、サンラモンバレー、ムスコローソの3頭。いずれも前走ふた桁着順なのは気になるところですが、過去の好走した穴ぐさ3頭もすべて前走ふた桁着順でした。ここは勇気を持って狙うべきか!?
5月8日(日) 東京12R
立川特別(2勝クラス)
ダート1600m ハンデ
ダート1600m ハンデ
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★☆ |
今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
このコースの最終レースの穴ぐさは[7.7.14.128](複勝率17.9%)と、そこまで数字がいいわけではないんですが、関西馬に限ると[2.3.5.22](複勝率31.3%)と急上昇。
今回のメンバーでは、ヴェノム、ジョディーズマロン、ダイシンピスケス、レッドエランドールと4頭が遠征してきます。穴ぐさに指名されれば、週末の救世主となるかもしれません。
先週の注目レース3クラでは、土曜日の天王山Sで穴ぐさのサダムスキャットが③着に激走! 最低でもひとクラは、穴ぐさ好走レースをピックアップできるよう目指しているんですが、なんとかギリギリでしたかね。
そして日曜日の吾妻小富士Sでは、注目馬として挙げたラーゴムが5番人気で勝利。このあたりも、ユーザーさんの知恵とひらめきで、適度に活用していたければ幸いです。
では、今週も、馬券生活、頑張りましょう!!
穴ぐさ長者へのご質問やご意見があれば、こちらのフォームからお寄せください。
※お送りいただいた内容は、今後、弊社ウェブサイトや関連書籍などへ掲載・収録させていただくことがあります。