【穴ぐさをより活用するためにデータを深堀り!】
穴ぐさ長者への道
プロキオンSは昨年に穴ぐさがワンツー! 七夕賞も昨年②着に好走!!
文/藤山剣
先週の穴ぐさは、ラジオNIKKEI賞のショウナンマグマが8番人気で②着に逃げ粘り! 小回りの利をフルに活かした好走でしたね。そのメインレースも含めて、日曜日の福島では9~12Rまで穴ぐさ4連続激走!!
今週もその流れに乗って、難しい夏競馬の重賞を攻略していきましょう!!
※本文中の穴ぐさの集計データは、特に記載がない場合は2018年以降、2022年7月3日終了時点のものです。
今週の重賞チェック
7月10日(日)
プロキオンS(G3)
小倉ダート1700m
小倉ダート1700m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
近4年のプロキオンSの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | ブラゾンドゥリス | C | 10 | 5 |
ダノングッド | B | 7 | 8 | |
ルグランフリソン | A | 8 | 11 | |
2019年 | サンライズノヴァ | A | 6 | 4 |
アディラート | C | 9 | 6 | |
ウインムート | B | 7 | 8 | |
2020年 | トップウイナー | A | 6 | 5 |
スマートアヴァロン | C | 11 | 11 | |
ブルベアイリーデ | B | 10 | 14 | |
2021年 | メイショウカズサ | B | 9 | 1 |
トップウイナー | C | 14 | 2 | |
ペプチドバンブー | A | 7 | 11 |
本来は中京1400mで行われるダート重賞ですが、2020年は阪神1400m、2021年は小倉1700mで開催。その2年の3連単が84万馬券、194万馬券と大波乱になっているだけに、ここは荒れるのを覚悟して臨むべきでしょう。
穴ぐさは、近4年のうち③着以内に入ったのは昨年だけですが、連対馬2頭をズバリ! 「過去の穴ぐさ相性」は星3個にしましたが、その他の3年も掲示板内には入っているので、気持ちは星4個に近い感じ。今年も昨年に続いての小倉での施行ですから、期待していいんじゃないでしょうか。
なお、過去10年データは、うち8年分が中京のものになるので、ピント外れになる危険あり。それなら、昨年、穴ぐさで14番人気②着だったトップウイナー、穴ぐさではなかったものの12番人気③着だったメイショウウズマサに注目すべきでしょう。2年連続の出走はこの2頭だけなので、今年も人気がないようなら、高配当を運んできてくれるかも!?
7月10日(日)
七夕賞(G3)
福島芝2000m ハンデ
福島芝2000m ハンデ
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★★ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
近4年の七夕賞の穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | ワンブレスアウェイ | B | 7 | 5 |
マイネルフロスト | A | 6 | 8 | |
シルクドリーマー | C | 10 | 11 | |
2019年 | アウトライアーズ | C | 14 | 5 |
ソールインパクト | A | 8 | 8 | |
カフェブリッツ | B | 13 | 12 | |
2020年 | ウインイクシード | A | 8 | 5 |
バレリオ | C | 13 | 10 | |
ノーブルマーズ | B | 9 | 13 | |
2021年 | ロザムール | C | 7 | 2 |
ワンダープチュック | B | 12 | 9 | |
アールスター | A | 8 | 11 |
波乱が定番ともいえるハンデ戦で、1番人気は4年連続馬券圏外に敗れている難解な重賞。そうなると、穴ぐさが躍進してても不思議ないんですが、上表にあるように穴ぐさの最先着は⑤⑤⑤②着。昨年こそ②着に入っているものの、他の3年は⑤着止まり。穴ぐさとは微妙にズレた荒れ方が多いのが厄介なところです。
過去10年の6番人以下の動向を精査してみると、前走から斤量が減っていて、その幅が1kg以内だった関西所属の牡馬が[1.1.3.6](複勝率45.5%)。今年の該当馬は、ヴァンケドミンゴ、ヒートオンビート、レッドジェネシスの3頭。穴ぐさ指名があるかどうか、ご期待ください。
さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!
今週の穴ぐさ特選レース
7月10日(日) 小倉6R
新馬
芝1200m 牝馬限定
芝1200m 牝馬限定
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★☆☆ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
先週もプッシュした小倉芝1200mの新馬戦ですが、九州産馬限定戦で血統のラインナップが独特だったからか、穴ぐさ不在でした。
まあでも、対象となる穴ぐさは[0.3.3.12](複勝率33.3%)とアベレージは上々なので、あきらめずに狙ってみます(なお、先週の集計データは少し誤っていました。大変失礼しました。ただ、好成績には変わりありません)。
新馬戦ということで血統データを精査すると、父サンデーサイレンス系が[0.2.2.6](複勝率40.0%)と上々なんですが、ここは8頭もエントリー。さらに絞り込んで、母父がミスプロ系(キングマンボ系、フォーティナイナー系を除く)だと[0.2.0.0]なので、該当するテイケイヴィーノを挙げておきます。
それと減量騎手の活躍も目立っていて、特に4kg減のパクパクデスワ(永島騎手)、ミヤジミニー(今村騎手)の2頭も要注意ですね。
7月10日(日) 福島10R
天の川S(3勝クラス)
ダート1700m
ダート1700m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★☆ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
このコースの3勝クラスの穴ぐさは[1.3.2.18](複勝率25.0%)。8クラ中4クラで好走しており、そのうちダブルが2回。ツボにはまれば、大暴れがある条件ですね。
対象の穴ぐさを精査すると、前走がダート1600m以上で馬体重469kg以上で掲示板外だった馬が[1.2.1.3](複勝率57.1%)。
今回の該当馬は、グラスブルース、タマモパッション、リーピングリーズン、ロジティナの4頭。当然ながらいずれも前走掲示板外ですから、配当的にも楽しめそう。穴ぐさ指名なるか!?
7月10日(日) 函館11R
五稜郭S(3勝クラス)
芝2000m
芝2000m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
このコースの特別競走の穴ぐさは[3.6.1.38](複勝率20.8%)。3勝クラスに限れば、該当3クラのうち2クラで馬券圏内に入っており、より信頼度はアップします。
該当する穴ぐさを深掘りしてみると、前走が東京か中京で⑤着以下だった牡セン馬が[2.3.0.2](複勝率71.4%)。該当するのはターキッシュパレス、テンカハル、ミトノマルーンの3頭。どれも人気はなさそうなので、穴ぐさに指名されれば、楽しみです。
先週の「穴ぐさ特選レース」3クラは、1クラ穴ぐさ不在で、1クラ好走(巴賞のホウオウピースフルが①着)。
猛暑だからか頭数が揃わないレースも多く、選択肢が限られるのが悩みですが、今週は3クラともチャンスは十分だと思うので、期待して見守ります。
では、今週も馬券生活頑張りましょう!!
穴ぐさ長者へのご質問やご感想があれば、こちらのフォームからお寄せください。
※お送りいただいた内容は、今後、弊社ウェブサイトや関連書籍などへ掲載・収録させていただくことがあります。