【穴ぐさをより活用するためにデータを深堀り!】
穴ぐさ長者への道
先週の穴ぐさは新潟牝馬Sなど4クラでダブル激走と大暴れ!!
文/藤山剣
先週の穴ぐさは、ダブル激走が4クラ! 日曜日の新潟11R新潟牝馬Sでは、穴ぐさのワンツーで馬連154.6倍、ワイドでも36.8倍と上々の配当でした。穴ぐさダブル激走は、しょっちゅう決まるものでもないですが、ハマったときの破壊力は抜群なので、よく見極めて狙っていただければと思います。
今週も、穴ぐさを活用してハッピーになれるよう魅力的なレース、馬をピックアップしていきます!!
※本文中の穴ぐさの集計データは、特に記載がない場合は2018年以降、2022年10月23日終了時点のものです。
今週の重賞チェック
10月29日(土)
アルテミスS(G3)
東京芝1600m
東京芝1600m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★☆☆☆ |
今回の波乱期待度 | ★★★☆☆ |
近4年のアルテミスSの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 | 2018年 | トスアップ | A | 7 | 5 |
---|---|---|---|---|
アフランシール | B | 8 | 7 | |
ライデンシャフト | C | 9 | 9 | |
2019年 | ビッククインバイオ | A | 5 | 3 |
ショウナンハレルヤ | B | 7 | 7 | |
オムニプレゼンス | C | 8 | 8 | |
2020年 | シャドウファックス | C | 12 | 7 |
ヴァーチャリティ | B | 7 | 10 | |
オレンジフィズ | A | 9 | 14 | |
2021年 | シンティレーション | A | 5 | 6 |
ヴァンルーラー | B | 10 | 9 | |
ボンクラージュ | C | 11 | 11 |
この時期の2歳重賞ということで、当然ながらキャリアの浅い馬ばかり。そして、穴ぐさの馬券圏内が近4年で1頭のみということからも分かるように、なかなか難しい重賞です。
今年も素質馬が揃って興味深い一戦となりそうですが、10頭立てですから、穴馬台頭の余地があるかどうか。穴ぐさ不在もあるかもしれません。
過去10年の6番人気以下を見てみると、勝った馬は2014年ココロノアイ(9番人気)、2015年デンコウアンジュ(12番人気)、2018年シェーングランツ(6番人気)、2021年サークルオブライフ(7番人気)と4頭いますが、いずれも前走で未勝利勝ちというのが共通点。今年は、ディナトセレーネだけなので、台風の目になれるかどうか。
10月29日(土)
スワンS(G2)
阪神芝1400m
阪神芝1400m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★☆☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★★ |
近4年のスワンSの穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 | 2018年 | キングハート | A | 9 | 8 |
---|---|---|---|---|
サフランハート | C | 6 | 10 | |
ヒルノデイバロー | B | 7 | 11 | |
2019年 | トゥザクラウン | A | 8 | 6 |
キャナルストリート | C | 10 | 13 | |
ノーワン | B | 7 | 14 | |
2020年 | シヴァージ | A | 5 | 5 |
ベステンダンク | B | 10 | 8 | |
レインボーフラッグ | C | 13 | 12 | |
2021年 | リレーションシップ | B | 8 | 7 |
ギルデッドミラー | A | 7 | 11 | |
ガゼボ | C | 17 | 12 |
上表からもわかるとおり、近4年、穴ぐさの馬券圏内なし。過去10年の3連単配当は、10万馬券以上が4回で、万馬券未満が3回と、振れ幅が大きいのが特徴。それだけ掴みどころのないレースということでしょう。
6番人気以下の動向を集計してみると、岩田康騎手が[1.0.1.1]、和田竜騎手が[0.1.1.6]と、ベテランのふたりが渋い活躍を見せています。今年は、岩田康騎手がダイアトニック、和田竜騎手がミッキーブリランテで参戦。穴ぐさ指名があれば後押しになりそうです。
10月30日(日)
天皇賞・秋(G1)
東京芝2000m
東京芝2000m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★☆☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★☆☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★☆ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
近4年の天皇賞・秋の穴ぐさ
年 | 馬名 | 評価 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|
2018年 | ヴィブロス | A | 7 | 8 |
ステファノス | C | 9 | 9 | |
ダンビュライト | B | - | 除外 | |
2019年 | アエロリット | B | 6 | 3 |
ユーキャンスマイル | A | 7 | 4 | |
カデナ | C | 10 | 13 | |
2020年 | ダノンプレミアム | A | 6 | 4 |
ジナンボー | C | 9 | 7 | |
スカーレットカラー | B | 8 | 9 | |
2021年 | ヒシイグアス | B | 7 | 5 |
ワールドプレミア | A | 6 | 11 | |
トーセンスーリヤ | C | 8 | 15 |
近4年で穴ぐさの馬券圏内は1回のみ。他に、掲示板内が3頭いるので、箸にも棒にも、という感じではありませんが、相性はいまひとつ。そもそも、全体的に堅めのレースが多いことも穴ぐさの躍進を阻んでる要因と言えますね。
今年も3歳勢を中心に有力馬が粒揃いで、極端な波乱はなさそうにも思えるんですが、果たしてどうなるでしょうか。
過去10年の6番人気以下を精査してみると、前走が毎日王冠で7番人気以内かつ⑦着以内だった馬が[0.1.4.6](複勝率45.5%)。該当するのはポタジェとノースブリッジの2頭。穴ぐさ指名があるかどうか。
さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!
今週の穴ぐさ特選レース
10月29日(土) 東京5R
新馬
芝1600m
芝1600m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★☆ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
このコースの新馬戦の穴ぐさは[2.1.3.24](複勝率20.0%)で、今年は4クラあってすべて馬券絡みを果たしています。早い時間帯のレースではありますが、チェックしておいて損はなさそう。
対象の穴ぐさを精査すると、社台ファームの生産馬が[1.0.2.3](複勝率50.0%)。該当するのは、シャンパンカラー、ダンネワード、フジマサメジャー、リラックスの4頭。さらに加えると、 8枠 が[1.0.3.5](複勝率44.4%)。これらの条件を満たす穴ぐさがいるかどうか、注目です。
10月29日(土) 新潟7R
1勝クラス
芝直1000m
芝直1000m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★★ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
今週の千直は、土曜日の7R1勝クラスと、日曜日の11Rルミエールオータムダッシュの2クラ。穴ぐさの成績は1勝クラスのほうがいいので、こちらをプッシュします。
そして、狙いはもちろん 8枠 。[3.3.5.14](複勝率44.0%)ですから、見過ごす手はないでしょう。
10月29日(土) 東京12R
2勝クラス
ダート1400m
ダート1400m
穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 | ★★★★☆ |
過去のレース波乱度 | ★★★★☆ |
今回の出走頭数 | ★★★★★ |
今回の波乱期待度 | ★★★★☆ |
このコースの2勝クラスが最終レースだった場合の穴ぐさは[6.9.11.75](複勝率25.7%)と好成績。
対象の穴ぐさを精査すると、前走がダート1700m以上だった馬が[1.2.2.5](複勝率50.0%)とハイアベレージ。該当馬はミツカネプリンスの1頭だけなので、お見知りおきを。
先週の「穴ぐさ特選レース」は、3クラのうち1クラ(日曜日の東京7R)で穴ぐさが馬券圏内。ただ、惜しかったのが日曜日の新潟12Rの千直で、8枠15番(ディアナグラン)が勝ち、7枠13番(モメチョッタ)が②着という結果でしたが、穴ぐさは、その2頭の間の8枠14番のメルテッドハニー(⑤着)。もうひとつツキがない感じでした。
今週の「穴ぐさ特選レース」の3クラはいずれも土曜日ですが、日曜日の天皇賞・秋への資金稼ぎの一助となるよう、穴ぐさの活躍にご期待していただければと思います。
では、今週も馬券生活頑張りましょう!!
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