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【穴ぐさをより活用するためにデータを深堀り!】
穴ぐさ長者への道

阪神JFで穴ぐさのドゥアイズが激走! 朝日杯FSで穴ぐさなら面白そうな馬は…!?

文/藤山剣


先週の重賞穴ぐさは、阪神JFドゥアイズ(10番人気)が③着に激走! 勝ち馬は1番人気ながら、残る掲示板内はすべてふた桁人気という難しい結果となっただけに、穴ぐさを手がかりに的中されたユーザーさんも多かったことでしょう。

今週は2重賞を中心にナビゲートしていきますので、お付き合いください!

※本文中の穴ぐさの集計データは、特に記載がない場合は2018年以降、2022年12月11日終了時点のものです。

 今週の重賞チェック

 12月17日(土)
 ターコイズS(G3)
  中山芝1600m 牝馬限定 ハンデ

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

近4年のターコイズSの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 リバティハイツ A 10 2
デンコウアンジュ C 13 3
ハーレムライン B 8 10
2019年 リバティハイツ A 10 7
ダノングレース C 13 10
モアナ B 6 15
2020年 シーズンズギフト B 7 4
インターミッション A 5 6
サンクテュエール C 11 14
2021年 ミスニューヨーク C 4 1
フェアリーポルカ A 8 4
イベリス B 14 6

もちろん年によっては波乱も起きていますが、平穏な年もあり、牝馬限定のハンデ重賞にしてはおとなしめの印象。

穴ぐさは近4年で3頭が馬券圏内。そのうちの1頭は4番人気(昨年のミスニューヨーク)でしたが、まあ勝っているのでよしとしましょう。今年も人気薄が台頭した場合は、穴ぐさの出番がありそう

重賞に昇格して以降の過去7年の6番人気以下をチェックすると、前走がマイル戦で、今回斤量が増えている関西馬[0.2.1.1](複勝率75.0%)。該当馬はシャーレイポピーミスニューヨークの2頭。穴ぐさ指名があるようなら、目が離せません。

 12月18日(日)
 朝日杯FS(G1)
  阪神芝1600m外

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★☆☆
過去のレース波乱度 ★★★☆☆
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

近4年の朝日杯FSの穴ぐさ
馬名 評価 人気 着順
2018年 エメラルファイト B 7 6
アスターペガサス C 8 7
ドゴール A 6 12
2019年 ジュンライトボルト A 10 6
ウイングレイテスト C 8 9
トリプルエース B 7 11
2020年 グレナディアガーズ B 7 1
スーパーホープ A 9 11
テーオーダヴィンチ C 15 16
2021年 プルパレイ A 6 8
ヴィアドロローサ C 10 11
オタルエバー B 7 12

近4年の穴ぐさの馬券圏内は2020年①着のグレナディアガーズのみ。昨年が3→1→4番人気の順で、それ以前の3年は「1&2番人気+人気薄」という形で決まっていることを考えれば、相性は中程度といったところ。

舞台が阪神になった過去8年の6番人気以下をチェックすると、前走がデイリー杯2歳Sか京王杯2歳Sで、馬体重460~500kgで出走し④着以内だった関西馬[0.2.2.3](複勝率57.1%)。該当馬はフロムダスクのみ。動向にご注目ください。



さらに、重賞以外で注目したいレースをピックアップ!

 今週の穴ぐさ特選レース

 12月17日(土) 中京8R
  YJSFR中京第1戦(1勝クラス)
  芝2000m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

このコースの1勝クラスの穴ぐさは[7.4.10.84](複勝率20.0%)。今開催の同条件のレースは2クラあり、最先着は⑥着と⑨着だったので、そろそろ爆発する頃じゃないでしょうか。

対象の穴ぐさを精査すると、前走の馬体重が414~450kgで、なおかつ⑤着以下だった関西馬[4.2.5.8](複勝率57.9%)。該当馬はヴィトーリアセレッソフレイムの2頭。若手騎手がどんなレース運びを見せるかも楽しみです。

 12月17日(土) 中山10R
  香取特別(2勝クラス)
  ダート2400m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★☆☆

このコースの2勝クラスの穴ぐさは[2.5.4.44](複勝率20.0%)

対象の穴ぐさを精査すると、松岡騎手が3回騎乗して[0.0.2.1]と好結果を残しています。今回の騎乗馬であるクールファイブとのコンビでも、今年4月の印西特別で8番人気③着と激走。成績が乱高下している馬ですが、ここは要警戒ですね。

 12月18日(日) 阪神10R
  六甲アイランドS(3勝クラス)
  芝1400m

穴ぐさ長者の独断査定
過去の穴ぐさ相性 ★★★★★
過去のレース波乱度 ★★★★
今回の出走頭数 ★★★★★
今回の波乱期待度 ★★★★

このコースの3勝クラスは[3.4.5.36](複勝率25.0%)と、穴ぐさの相性は上々

対象の穴ぐさを精査してみると、距離短縮で臨んだ牝馬[2.1.1.3](複勝率57.1%)とハイアベレージを記録しています。該当馬は、ドンナセレーノメイショウホシアイの2頭。メイショウホシアイは現級3戦が②③③着ですから、まず人気になるでしょう。ドンナセレーノが穴ぐさに指名されれば、面白そう。



先週の「穴ぐさ特選レース」は、中山ダート1200mのアクアラインSには大きな期待をかけていただけに、残念でした…。他の2クラも、④着が最先着と惜しい結果。今年の競馬も残りわずかとなってきたので、このあたりで思い出に残る一発を決めたいところです。

では今週も馬券生活頑張りましょう!!



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