豪華メンバーの中山記念ですが、連勝中の勢いを信じます!?
2016.2.27
現在の馬券作戦:
「勢いのある馬に乗れ!」どうも! 馬迷男・
八木たかおです。
沖縄から東京へ戻って早6日。沖縄でのんびりし過ぎたお蔭で、
仕事への意欲がいまだに戻りません。
「仕事への意欲みたいなものは沖縄に置いてきた」。日本代表メンバーから外れた時の
キング・カズのような心境です。ひょっとすると意欲なんて、もともと無かったような気もします。
現在、顔が赤く日焼けし、鼻の頭の皮が剥けている状態。19日(金)から21日(日)までの3日間の行程のうち、晴れたのは最終日だけでしたが、やはり
沖縄の太陽にノーガード戦法で挑むのはあまりに無策だったようです。
「燃えたよ、燃え尽きた、真っ赤にな」。最終ラウンドの後、リング上の矢吹丈が真っ白に燃え尽きるのではく、赤く日焼けして、鼻の頭の皮が剥けていたなら、
「あしたのジョー」も名作マンガとして語り継がれることもなかったかもしれません。
そんな顔の赤い状態ですから、構成を担当しているテレビ・ラジオ番組の現場や会議などに行くと他のスタッフから
「あれ? 飲んできたの?」なんて言われます。飲んでないわ! 日焼けや! お酒を飲んでないのに、
「飲んだ?」と疑惑を持たれるくらいなら飲んだ方が良かったわ! 飲ませろ!
僕が意欲と外見に問題を抱えたまま仕事をしている一方、馬づくりに情熱を注いでこられた
武田博調教師、橋口弘次郎調教師、松田博資調教師がこの週末で定年引退を迎えられます。僕が競馬を見始めた頃から最前線で活躍されてきたお三方です。数々の名馬を送り出してこられた陰には、競馬ファンの知ることのない無数の苦労があったことでしょう。
管理馬のラストランの予定は、
武田博調教師が日曜日の小倉メイン・
関門橋Sの
ポセイドンバローズ。
橋口弘次郎調教師が日曜日の阪神第12レース・4歳以上1000万下の
キタサンウンゲツ。
松田博資調教師が日曜日の阪神第8レース・4歳以上500万下の
リヴィエール。名伯楽への感謝の思いも込めて見守りましょう。
…いや、待てよ。ちょっといやらしい話かもしれませんが、今週末は
このお三方の出走馬に注目する馬券作戦もアリかも。厩舎スタッフも有終の美を飾ろうと仕上げに力が入るはず。お三方の管理馬が人気薄ならぜひ馬券に加えてみたいですね。見守るどころか積極参戦する方向でw
それでは今年の当コラム1戦目となった先週の
フェブラリーSを振り返ってみましょう。特選馬
モーニンが古馬ダートG1をキャリア7戦目&デビュー282日目の最速記録で制覇。さらに
1分34秒0のレコードのおまけ付き。このタイムよりも遅い決着の芝マイル戦も当たり前のようにありますよね。なんだか恐ろしさすら感じますw 先週、
「G1レベルになるとやや決め手に欠ける印象」なんて書いて特選馬に選んじゃいましたから、
モーニンと違って競馬キャリア26年を迎えても本格化の兆しが感じられません。はぁ、本当に馬券上手になりたい…。
②着に敗れたとはいえ
ノンコノユメもとんでもない末脚を発揮。残り200mの地点で前に10頭ほど。馬券の軸に据えていた僕も
「こりゃ沈んだなぁ」とあきらめたのですが、馬群の外からごぼう抜き。一旦エンジンがかかれば、
やればできる子=YDK。エンジンのかかりが遅く見えたのは、休み明けの影響があったのかもしれませんね。
③着
アスカノロマンは中団あたりから馬群の外を通ってよく伸びました。力をつけていますねぇ。
もう1頭の
特選馬コパノリッキーは4番人気で⑦着。他馬を行かせて先団の後ろから差し切りを狙いましたが伸び切れず。この結果を見ると、やはりピークを過ぎつつあるのかもしれません。
新馬券作戦
「勢いのある馬に乗れ!」に従って連勝中の2頭、
ホワイトフーガと
スーサンジョイを馬券に入れましたが、2頭とも見せ場無し…。
ホワイトフーガ(⑩着)は牡馬相手の端午Sを勝っているので、牡馬相手でもやれると思ったんですけどねぇ。一方、
スーサンジョイ(⑫着)は果敢に先行したもの、さすがに現状では相手が強すぎたかも。
馬単の配当は1510円。1番人気の
ノンコノユメが休み明けで、しかも重馬場。差して届かずを想定して、
ノンコノユメ②着づけの馬単流し。あるいは
モーニン①着づけの馬単流しが正解でした。兎にも角にも連載再開初戦を落としてスタートダッシュはならず。
満貫さん「さっそく特選馬来ましたね! 私は今年もジョッキー重視でやります。愛知杯馬連ゲットで好調な滑り出しです。回収率は400%オーバーです。馬券作戦はコラムが面白い作戦、期待してます!」
てぃむさん「私はまた軸が4着……しかし、八木さんも変わらず特選馬が1着に……」
まだまだ
1回外れただけ。ここから
有馬記念まで全勝ですw
特選馬にもこれ以上は走らせません! 今週のターゲットレースは
中山記念。注目は去年の2冠馬
ドゥラメンテの復帰ですが、その他の出走馬も豪華。G1と言っても過言ではないハイレベルなメンバーが集結しました。それでは早速、読者の皆さんから届いた
「中山記念の狙い馬」をご紹介していきましょう!
海賊同盟さん「メンバーが揃いましたが、休み明けでも
ドゥラメンテが勝つでしょう。フェブラリーが当たったので勢いにのって中山記念も当てにいきます」
ブラックドラゴンさん「
ドゥラメンテは強いイメージしかないので、来るのではないかと思います」
パウエルさん「注目はなんと言っても
ドゥラメンテ。ダービー以来、骨折長期休養明け。勝つか負けるかではなく、どんな勝ち方をするのかに注目しています。競馬には絶対もあるんだと証明して戴きましょう(笑)」
ドゥラメンテの
皐月賞と
日本ダービーは世代トップの力をしっかり示した勝ちっぷりだったように思えます。ただ、今回は両前脚骨折から9か月ぶりの復帰戦。しかも寒い時期ということもあり、どうしても重めが残りそう。さらに目標はドバイですし、中山コースもこの馬に向いているとは言えません。悪条件の詰め合わせのような出走ですが、そんな中でもどんな走りをしてくれるのか、不安よりも期待を感じさせてくれます。
ここを勝てば、まさにスーパーホースですね。
たいそんさん「軸は、枠順、斤量から
リアルスティールです! 骨折明けのドゥラメンテに2kgのハンデをもらって、負けたままでは未来が開きません!」
シンゲンさん「
リアルスティールを推奨します。菊花賞で掛かっていましたし、成績や血統からも2000前後が一番合うと思います。故障明けのドゥラメンテより2キロ軽いのも有利ですね」
いちひでさん「古馬になり
リアルスティールがドゥラメンテに雪辱! ワンツーFinishかなぁ」
リアルスティールも4歳世代トップレベルの1頭。④着だった
日本ダービー以外はすべて連対圏を確保する安定感も魅力です。今回は
ドゥラメンテが故障明け。そして斤量の比較でも有利。
ドゥラメンテが100%の力を出し切れない状態ならば、昨年の
共同通信杯の再現も可能かも。
万爆ノリさん「ドゥラは骨折明け、リアルも休み明け&初古馬との対戦、これは
イスラボニータで完全です!上記2頭に勝たれたら仕方ないと思って、イスラ頭固定で勝負です!」
Nasuさん「無難かもしれませんが
イスラボニータです。皐月賞を勝っているので中山適性もあると思いますし、昨秋の安定感が光ります」
グリグリさん「ズバリ、
イスラボニータです。4角好位からの差し、蛯名Jの手綱さばきに注目です」
おととしの
皐月賞馬
イスラボニータもここが今年の始動戦。開幕週ですし、有力馬に後方からレースを運ぶ馬が多そう。先行力が生きる組み合わせかもしれません。開催前に行われたエアレーションがどの程度影響するのかは未知数ですが、基本的には先行有利とみていいのかもしれません。
pokalさん「ここは
アンビシャスで。この馬相当強いですよ。ずっと追っかけてます。今ならドゥラメンテ、リアルスティールに割って入れるのでは!?」
りーかさん「
アンビシャスが勝ちます!! 1800mなら負けない!! 34連敗中のジンクスを破って下さい…ルメール騎手m(__)m」
うめあにさん「豪華メンバーですね!! ドゥラメンテにはとりあえず、無事に復帰して欲しいです!狙うのは
アンビシャスでしょうか!今年は躍動の年になりそうです」
てぃむさん「
アンビシャスで。このメンツでも十分狙えると思います。オッズ的にも買えるかと」
昨年の秋はやや古馬の壁に跳ね返された印象があった
アンビシャス。ここは、ひと冬を越えての成長に期待する一戦。
ラジオNIKKEI賞の完勝を見れば、小回りコースへの適性に期待する手はありそうです。これまでに3勝を挙げている
ルメール騎手とのコンビに戻るのも好材料かも。
エル山プラン太郎さん「ダービー馬、皐月賞馬の出走が注目されていますが、斤量減と適距離に戻った
フルーキーが勝って競馬場を騒がせて欲しい!」
しほせいららむさん「
ラストインパクトです。ベタな発想ですが、ティンバーカントリーが亡くなったからです。最近では、フジキセキの時がそうでした」
釣んちゅさん「
サトノギャラント。人気がないときはサトノから!!」
フルーキーは
中山金杯を1番人気で③着。57.5kgのトップハンデもこたえたかもしれません。今回は斤量が減って、有力馬の多くは休み明け。順調度を存分に生かせば、有力馬にひと泡吹かせるシーンまでありそうです。
そして今回、もっとも読者の皆さんから支持されたのは
あの馬です!
機工さん「狙うは
ロゴタイプです!! 皐月賞馬で田辺騎手となれば逃げて一泡吹かせそうな予感…」
に・・・にしさん「
ロゴタイプに期待します。テン乗りの田辺騎手ですし、ここいらで皐月賞馬の意地を見せてもらいたいです」
河童さん「中山記念は毎年メンバーが揃いピリッと締まった重賞というイメージで当てたいレースの1つです。皐月賞馬3頭のボックス+ラストインパクト!強いて連軸をあげれば中山大得意の
ロゴタイプです!」
ピロミさん「リピーターが強いレースなので
ロゴタイプを狙いたいです」
うめさん「先輩皐月賞馬の意地で
ロゴタイプが貫禄を見せてくれると思います!田辺騎手が先行すれば開幕馬場ですいすいいけるはず!」
すばる豪さん「
ロゴタイプが本命です。マイネルラクリマが逃げて、番手につけて3コーナーあたりからペースを上げていけば休み明けの差し馬はついていけないはずです」
ひろどっくさん「中山記念は
ロゴタイプを狙います! ドゥラメンテは強いと思いますが骨折休養明けなので付け入る隙は十分ある! 」
ロゴタイプは3年前の
皐月賞から勝ち星がありません。しかし、重賞で常に上位争いができる能力の高さは証明済み。今回はコース適性と先行力が武器になりそうです。メンバーは揃いましたが、勝っても不思議ではない1頭ですね。
それでは展開を予想してみましょう。
典型的な逃げ馬がいません。
マイネルラクリマ(馬番4番)と短距離のレースを中心に使ってきた
カオスモス(馬番11番)のどちらかがハナを狙う展開になりそう。どちらがハナに立っても、
ペースは上がりそうにありません。
スローの流れの中、
ロゴタイプ(馬番3番)、
イスラボニータ(馬番6番)が先攻。その後ろに
リアルスティール(馬番2番)、
レッドレイヴン(馬番8番)などが追走し、
フルーキー(馬番5番)、
ドゥラメンテ(馬番9番)、
アンビシャス(馬番10番)などがさらに後方からの競馬。3コーナーあたりからグッとペースアップして末脚勝負。開幕週も考慮すると展開的には前に行った馬が有利と思えますが、昨年の秋、中山開幕週の
京成杯AHは
フラアンジェリコが後方一気で勝利。従来の中山開幕週ではなかなか見られなかったあの決着がエアレーションの影響であれば、どんな競馬になるのか見当もつきませんw 後方からでも届くのかなぁ。
そして現在の馬券作戦は
「勢いのある馬に乗れ!」。
中山記念の出走メンバーの中に連勝中の馬は
ドゥラメンテだけ。本来の僕なら、1番人気濃厚な故障明け&休み明けの馬は疑ってかかります。でも順調であれば、このメンバーでも単勝1倍台になってもおかしくない馬。逆に言えば、ここが買いどころなのかも。
それでは買い目を発表します!
ドゥラメンテから馬連流し。相手はイスラボニータ(馬番6番)とアンビシャス(馬番10番)の2頭。2点×各3000円で計6000円です!
イスラボニータ(馬番6番)は昨年秋、③着続きながらハイレベルなパフォーマンスを披露。昨年の
中山記念は⑤着に敗れていますが、稍重の馬場の影響があったのかもしれません。良馬場で能力発揮を期待します。
アンビシャス(馬番10番)は
ルメール騎手とのコンビ復活が好印象。昨年の
天皇賞・秋が⑤着とはいえ、勝った
ラブリーデイとは馬群の外を通って0秒2差。ここでも通用する力はあるはず。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」は、
ロゴタイプ(馬番3番)。能力があるはずなのに、成績がついてこないということは、何か原因があるはず。仮に乗り難しい馬だということであれば、乗り替わりは割引材料。今回は見送ります。
来週には日焼けしたハナの頭の皮もきれいに剥け切って、
「競馬コラム界の桃井かおり」と呼ばれるほどの湯上り卵肌に戻っているはず。アンパンマンみたいにテカテカしたハナでお送りする来週もよろしくお願いします!
回収率…0%(目標100%)
特選馬の成績…[1.0.0.1]
メッセージはこちらからお願いします。 ※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。
|