ダービー卿CTも「隠れ連勝中」の馬から狙います!
2016.4.2
現在の馬券作戦:「勢いのある馬に乗れ!」
どうも!馬迷男・八木たかおです。
先週のドバイミーティングはいろいろと驚かされる結果に。大将格のドゥラメンテこそ②着に敗れたものの、リアルスティールがドバイターフ、ラニがUAEダービーで優勝。期待していなかったわけではないけどビックリです。日本馬すごいやん!
UAEダービーに関しては、最後の直線で日本馬のワン・ツーかと思わせる展開。しかも、それを演じているのが、これまで5戦2勝のラニと6戦1勝のユウチェンジ。国内重賞ならまだしも、これがUAEダービーって! ドバイの水が合って馬が激変したのか、それともレースのレベルがやや低かったのか、そのあたりは出走馬の今後の活躍によって答えが出ると思いますが、いずれにせよ快挙! これも日本の人馬のレベルが上がっている証なんでしょうね。
今回のドバイミーティングの結果を踏まえると、国内の2番手以下の馬でも国際G1が狙える時代になったことは疑う余地がないようです。これからは国際的な視野で出走レースを選んでいけば、チャンスがどんどん広がりそう。
今年の秋頃からは海外ビッグレースの馬券の購入が可能になります。馬券検討の際、やはり目線は日本馬が中心になってしまいそうですが、馬券を当てたいなら勉強と情報収集が欠かせませんね。僕はこれまで世界の競馬についてほとんど勉強していなかったのですが、いよいよ学ぶべき時が来たようです。でも勉強は嫌い。「世界の競馬は何となく苦手。そんな方も多いのでは? でもご安心ください。この教材、聞き流すだけで世界の競馬が手に取るように分かるようになるんです!」そんな教材が欲しいです。
そして驚いたといえば、先週の中京競馬芝コースもそう。いつの間にか超高速馬場に! 土日で芝1200のコースレコードが3回も更新されたり、準オープンで芝2200mの日本レコードが生まれたりとレコード続出。「加速装置!」中京競馬場関係者の方が奥歯を噛みしめて、仕込まれたボタンを押したのでしょう。先々週までのAコースからBコースに替わったことが要因のひとつかも知れませんが、それにしてもあまりの激変。
G1週になると、馬場を管理する人たちも気合いが入るんでしょうか? 「気合いが入りすぎて芝を刈りすぎちゃった! テヘッ!」もうドジだなぁ。…そんなことあるか?
時々、この手の馬場激変ってありますよね。対応するには、土曜第1レースからレースをチェックして、タイムの変化に気を配らなくてはいけないのでしょうか? 大変だなぁ。仕事や用事があって、全てのレースを観られないファンも大勢いるのにね。
ここはサラブレ関係者の方々にお願いしましょう。レース決着タイムをチェックしてもらって、馬場激変の兆候が見られたら、読者の携帯・スマホに「馬場激変注意報」「馬場激変警報」をメールで送ってもらうのです。けたたましいアラーム音とともにぜひお願いしますw
しかし、馬場激変に気づくことなくマツダスタジアムで野球観戦を楽しんでいても的中するのが競馬ですw まあスプリントG1でしたから基本的にスピード重視で予想してますからねぇ。とりあえず先週のターゲットレース・高松宮記念を振り返りましょう。
馬券の軸に据えたアルビアーノは③着。実はレースの発走時刻、マツダスタジアムではちょうど投手交代のタイミング。スマホで中継を観戦していたのですが、ゴールに飛び込んだ瞬間、外からアクティブミノルに交わされたように見えてドキドキ。残ってましたね。良かった。前に行った馬で決着した上、直線でウリウリに内へ押し込められる厳しい展開でしたが、よく伸びてくれました。超高速馬場でなければもっと前に迫れたかも。ただ、スプリント戦よりはもう少し長い距離の方が向いているような気がします。
勝ったビッグアーサーは外からしっかり伸びて、重賞初勝利がG1制覇の快挙。ここ数戦の不完全燃焼を拭い去ることができましたね。先に抜け出したミッキーアイルを目標にできる展開の利はありましたが、その利を生かすことができたのは4番手追走が可能なスピードと折り合える精神を持ち合わせているからこそ。安定して能力を発揮することができれば、今後もスプリント路線の主役としての活躍を期待できそうです。
ミッキーアイルは2頭を先に行かせての競馬になり、一旦先頭に立つシーンがあっての②着。G1で②着なんですから十分走っていますが、逃げた方がいいのか、控えた方がいいのかというこの馬の持つテーマは今回も解決されませんでした。まあ、逃げたローレルベローチェが⑯着で、2番手のハクサンムーンが⑪着ですから、控えた松山騎手の判断は正しかったように思いますけどね。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」ブラヴィッシモは⑭着。直線半ばで進路が狭くなったようにも見えましたが、現状では今回のメンバーと対抗するにはもう一段のパワーアップが必要な気がします。
藤本淳さん
「八木さん来たじゃん!俺も3連単と3連複を獲ったどー! 堅かったけどね」
ありがとうございます! 馬場激変にも負けず、1～3番人気が上位を占める堅い決着にも負けず、とにかく馬券的中ですw 人気が割れていた分、上位3頭の3連複でもプラスが出ました。配当が安くてもいいんです! 弥生賞の時に学びました。しっかり当てることが大事。そして昇竜Sの時に学びました。買い間違えないことが大事。
なんだかんだでそこそこいい線行っているので、馬券作戦「勢いのある馬に乗れ!」は4月に入っても継続してみます。でも、そろそろ別の作戦も試してみたいなぁ。「とにかくルメールとデムーロを買う」とかw これ、めちゃくちゃ当たりそうな気がするんですけどw
それでは今週の予想です。豪華メンバーが揃った大阪杯は気になりますが、休み明けや目標が先の馬が多く、各馬の状態の判断が僕には無理と判断しましたw そこでハンデ戦ではありますが、ダービー卿CTをターゲットレースに指定。読者の皆さんから届いた「ダービー卿CTの狙い馬」を参考にさせてもらいつつ、的中馬券に近づいていきましょう!
うめあにさん
「ダッシングブレイズが前走のダメージさえなければ突き抜けます! イエス!」
藤本淳さん
「ダッシングブレイズ! 前走、落馬がなければ勝っていたレース。安田記念に連れていきたい浜中君の気持ちが有ったか? 戸崎のバランス感覚と浜中君の思いも乗せて勝つだろう」
ダッシングブレイズは前走・東京新聞杯の落馬に驚かされました。約3ヶ月半ぶりの出走となる今回、馬の精神的な後遺症も心配されますが、幸い「1番人気確実」という立場でもありません。
1番人気で何らかの不安点があるなら、評価を下げるべきというのが僕の通常のスタンス。でも、今回のダッシングブレイズは「不安点があるために人気がやや下がっている」という状況。しかも、その不安点は精神的な後遺症なので、存在するかどうかが確認できない性質のもの。ならば、前走を度外視して、その前の3連勝を高く評価する手もあると思います。ほぼ全レースで上がり3ハロンタイムのメンバー最速を記録してきた切れ味自慢。以前と違って差し・追い込みが届く中山芝コースですから、切れ味が大きな武器となりそうです。
りーかさん
「キャンベルジュニアが勝ちます!! 54kgなら裸同然(^^)モーリスと同じ道を歩んでくれると思います～」
うめさん
「キャンベルジュニアに勝ってもらいたい! モーリスに迫る器だと思います!」
おお、キャンベルジュニアの評価が高いですね! 前走・関門橋Sは持ったままで4コーナーで先頭に立つ競馬。「君らとはスピードが違うねん。お先に行かせてもらうで」と関西弁で言わんばかりの快勝でした(編注:関東馬ですけどね)。先行できるスピードがある一方、前々走・初富士Sのようにやや行きたがる面を見せることもある馬なので、前走より1ハロン短縮されるのは好材料のはず。ここも快勝できれば、マイル路線の新星誕生かも。
Nasuさん
「ダイワリベラルですね。騎手変更は気になりますが、中山での安定感は買いたいです」
色気無しババアさん
「ナゴヤドームでカープが大逆転されたのを見ていました。中山ならダイワリベラルで勝負します」
あ、どちらのファンなのか知りませんが、カープファンにとってはつらい試合を生観戦したんですねw カープファンであり続けることは精神修養と同じ。つらさを乗り越えた先に何かがあるかもしれません。この25年、特に何もないですけど。
それはさておきダイワリベラルです。全6勝中4勝を中山コースで挙げている「中山の鬼」。前走・東京新聞杯は⑥着に敗れましたが「だって東京コースだし」と、それだけで度外視したい気分になりますね。でも、その東京新聞杯も勝ったスマートレイアーから0秒5差と悪くない内容。中山コースに替わる今回は、当然もうひと押しが効くはず。勝ち負けも十分期待できそうです。
競馬道さん
「インパルスヒーロー。成績を残しても人気にならない! 得意の中山でもう一丁!! 3連単ダイワリベラルと買います!!」
はんぺんさん
「インパルスヒーローを穴馬候補にします」
前走・東風Sを豪快に差し切ったインパルスヒーローは11番人気での勝利。2013年のファルコンS以来、実に3年ぶりの勝ち星となりました。今回は相手がさらに強くなりますが、同距離・同コースを勝ってきたことは魅力。さらに去年のダービー卿CTでは勝ったモーリスから0秒7差の③着。人気が無いなら馬券に加えたい1頭です。
すばる豪さん
「テイエムタイホーが本命です。先行馬は多いですが、逃げたいという馬が少なく、楽に逃げれそう。先行馬が牽制し合えば、逃げ粘りも十分あります」
たっくさん
「マジックタイムを狙います。昨秋に戦列に復帰してから休養前と比べ馬が一皮むけた感じ。53kgなら一発あっても驚けないと思います。ハーツクライ産駒で急成長したとみています」
たいそんさん
「高松宮記念的中おめでとうございます! 当たると当たらないでは回収率が全然違いますのでうらやましい結果です! ダービー卿CTはエキストラエンドをヒモ筆頭で買います! インパルスヒーローと悩みましたが偶数馬番で選択しました! マイル重賞のヒモには欠かせない存在と思います!」
やっちゃんさん
「さっぱり当たらないですが今週も頑張っていきます。ダービーCTはフラアンジェリコから勝負です。まったく根拠ありません(笑) ただ惨敗したあとの次はかなりの確率で絡んできてます。今回は人気まったくなさそうなんで買い時ではないかなと…」
ハンデ戦だけにどこからでも狙えそうですが、やはり軽ハンデの馬が気になります。マジックタイムの53kgは魅力的ですね。急坂のあるコースに実績がないのは気になる点ですが、鞍上のシュタルケ騎手がどうカバーするのか注目です。
エキストラエンドは内枠の方がいいイメージがある馬。「8番枠って内すぎず、外すぎず微妙だな」と思っていたら、去年9月の同距離・同コースの重賞、京成杯AHで8番枠からハンデも同じ57kgを背負って②着。恐らく相手はそのときよりもワンランク上と思いますが、好走しても不思議ではありません。
それでは展開を予想しましょう。どうしても逃げたい馬がいない組み合わせ。テイエムタイホー(馬番12番)が押し出されてハナに立ちそうですが、キャンベルジュニア(馬番1番)やロゴタイプ(馬番14番)が思い切ってハナを奪う展開もありそうです。エキストラエンド(馬番8番)、ダイワリベラル(馬番13番)などが先行グループに加わり、中団にダッシングブレイズ(馬番5番)、サトノアラジン(馬番6番)、インパルスヒーロー(馬番9番)、マジックタイム(馬番10番)など。ダイワマッジョーレ(馬番3番)、フラアンジェリコ(馬番15番)あたりが後方待機。
行きたい馬がいないため、マイル戦にしては遅めのペースで流れるかもしれません。ただ、そこは今の中山芝コース。決め手に勝る馬が有利とみるべきでは?
そして現在の馬券作戦は「勢いのある馬に乗れ!」。連勝中の馬はいませんが、前走の落馬を度外視すればダッシングブレイズ(馬番5番)が「隠れ連勝中」。あとダイワリベラルも前走が東京コースだったので度外視すればこれも「隠れ連勝中」w
それでは買い目を発表します! 3連複でダッシングブレイズ(馬番5番)1頭軸流し。相手はキャンベルジュニア(馬番1番)、サトノアラジン(馬番6番)、インパルスヒーロー(馬番9番)、マジックタイム(馬番10番)、ダイワリベラル(馬番13番)の5頭。10点×各600円で計6000円です!
サトノアラジン(馬番6番)にここまで触れていませんが、重賞の上位常連で、去年のマイルCSでも勝ったモーリスから0秒4差の④着。昨年の香港遠征で大敗し、ここは再スタートの1戦です。詰めの甘さは抱えていますが、堅実性はあります。人気でも馬券からは外せない1頭です。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」は2頭。ロゴタイプ(馬番14番)とエキストラエンド(馬番8番)です。
いつもそこそこ人気になり、そこそこ走るロゴタイプ(馬番14番)。何か上積みになりそうな要素があればいいんですが、僕は今回見つけ出すことはできませんでした。58kgも今のロゴタイプ(馬番14番)には不利な印象。去年の富士Sで58kgを背負って③着に好走していますが当時は別定戦。ハンデ戦の今回は軽量の馬の方に魅力を感じます。
エキストラエンド(馬番8番)は最後の最後まで取捨を迷いましたが、このメンバーで57kgはやや厳しいかも。なかなかつかみどころのない馬なので、ここでいい意味の意外性を発揮されると困るんですけどねw
さて、そろそろ全国各地で桜が満開になっているようですね。お花見のビールとおつまみをワンランク上のものにするためにも、今週はぜひ当てたいところ。そして花見の予定がなくても来週は桜花賞。桜花賞の資金のためにもせひ当てたいところ。結局、いつも当てたいんですよね。
回収率…86.0%(目標100%)
特選馬の成績…[1.1.1.4]
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