皐月賞は三強の一角崩しを狙い撃ちします!
2016.4.16
現在の馬券作戦:
「勢いのある馬に乗れ!」&
「強い馬がいる時は3連系で穴を拾え!」馬迷男・
八木たかおです。
熊本、そして九州方面にお住まいの読者の方もいらっしゃると思います。心より見舞い申し上げます。まずは余震が早く収まることをお祈り致します。周囲の方々と支え合って、安全な場所でお過ごしください。
普段テレビ・ラジオの番組やイベントを制作する仕事をしていますが、僕の仕事って何か災害が起きた時には、本当に役に立たない仕事です。ニュース番組を担当しているならまだしも、食べ物を作ったり、物を運んだり、ケガをした人の手当てができるわけでなし。ただ、
気を紛らわせたい時には必要なものなんですよね。生活を少し楽しくしたり、彩りを添えるもの。
2番目以降に必要なものを、誰かが必要とする時のために、しっかり作っていきたいと思います。さて、先週は
桜花賞が行われました。どんな勝ち方を見せてくれるのかと期待した
メジャーエンブレムがまさかの④着。確かにスタートはこれまでのレースと比べて良くはなかったけど、押してでも前に行くべきだったし、行けるタイミングもあったように見えました。
僕が騎乗していたら、確実にもっと前でレースを運びましたね。
どの立場で言ってるんだか。勝った
ジュエラーは素晴らしい末脚でした。出負け気味のスタートから後方を追走し、直線に向いたところでも後方2番手。そこから測ったように前を捉えての勝利。お見事! ライバルは多いですが、
オークスで二冠制覇も期待できますね。
シンハライトの
池添騎手は直線で一旦先頭。
「よっしゃ! もらった!」と思ったでしょうねぇ。
池添騎手の乗り方は完璧。強いて言えば先頭に立つのが少し早かったかもしれませんが、あの展開では仕方なかったですね。でも、勝ち馬との着差はわずか2センチ。
オークスでも主役になる1頭です。
③着
アットザシーサイドは
シンハライトを目がけてよく追い込んできましたが、最後は上位2頭との差を少し感じる内容。
オークスまでのあと1か月で、どこまで成長できるか。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」レッドアヴァンセは⑦着。前走で馬体重を14kg減らしましたが、今回戻したのは2kgだけ。体調面で何か問題があるんですかねぇ。距離延長が向きそうな血統だけに、
オークスまでに立ち直って欲しいと思います。
ま、今回は上位に入った馬を馬券に入れていたので、
ほぼ的中。外れたのは、
「ルメール騎手のせい?」ということにしておきますw
次は頼むで! さあ、今週は
皐月賞。今年の3歳牡馬戦線は魅力的な馬が次々と現れ、そしてふるいにかけられていきました。いよいよ迎える本番。三冠馬となる資格を手にするのはどの馬なのか。わくわくしますねぇw それでは読者の皆さんから届いた
「皐月賞の狙い馬」をご紹介していきましょう!
パウエルさん「
リオンディーズで問題ないでしょ。前走は休み明けで道中は折り合いを欠いて僅差の2着。1度叩いたことで調子もグッと上向きになったことでしょう。鞍上のデムーロは皐月賞の勝ち方を一番知っているジョッキー、兄貴の無念をのこの馬が晴らしてくれるでしょう」
きっちょむさん「兄エピファネイアの皐月賞制覇を阻んだデムーロが
リオンディーズを皐月賞馬に導くでしょう!」
八百屋。さん「
リオンディーズで勝負。弥生の経験がいきて、7~10番手辺りで走れるんじゃないでしょうか。前を射程に、後ろは差されないようにミルコに期待します」
シンゲンさん「軸には
リオンディーズがお薦めです。弥生賞はかかったうえ、強気な仕掛けでクビ差の2着に敗れました。あれで使える脚も測れたでしょうし、本番に活かしてくれると思います」
たっきぃさん「素直に
リオンディーズから行きます。ジョッキーはデムーロ、血統面も問題なし。前走負けたことが逆にプラスになるはず。もちろん1着固定。マカヒキは鞍上を考えると大外回して届かないというイメージが…サトノは去年痛い目にあったクラウンとダブってしまう…。なので、2着はチョイ荒れを期待(笑)」
Nasuさん「
リオンディーズから行きます。叩き2戦目で前走のように先行できれば崩れないかと。鞍上のミルコも皐月賞の勝ち方を知ってそうな気がします」
いちひでさん「本命はサトノダイヤモンドにしてたけど、ルメールが桜花賞と地方で不運が続いてるからツイてる方のミルコで
リオンディーズが本命!」
アイディーさん「ここは
リオンディーズでしょ。デムーロさんの成績は中山でこそ輝くと思います。ここは、朝日杯の二頭の馬連にかなり厚く勝負します。(^-^)v」
五頭ボックスさん「ここは前走、先行した
リオンディーズを軸に。やっぱり自在性のある脚質有利。サトノは…今回が試金石かなと…ここで勝てれば本物かなと思います。マカヒキは川田Jが乗り方さえ間違えなければ」
怪盗山猫さん「
リオンディーズが良いと思います。引っかかりながらも弥生賞では強敵マカヒキともそれほどの差はありませんでした。今度は逆転あると思います」
もっとも多くの読者さんから支持されているのが
リオンディーズ。前走・
弥生賞で②着となり、連勝こそストップしたものの、世代トップクラスの実力の持ち主であることは確か。前走は休み明け。叩いての上積みは期待できるはず。勝ち馬
マカヒキとの勝負づけはまだ終わっていません。
もっていさん「
エアスピネルを狙います。武豊騎手の意地が見たいです。2番手あたりからの早めスパートで後続を封じ込める戦法をとってもらいたい。間違っても、後ろからなんてのは勘弁」
ちゅんちゅんさん「気になるのは
エアスピネル。上がりが34秒台なため有力馬たちより前で粘りこむかたちで」
pokalさん「3強と言われていますけど、ここは
エアスピネル。安定感抜群で乗り方1つでチャンスありそう。2、3番手からスッと抜け出してほしいです。武豊騎手がどんな乗り方をするのか楽しみです」
あるかなさん「
エアスピネルを狙います 距離的にダービーでは無理そうですし…(個人的見解ですが) デムルメからのワイド2点で」
デムルメって何かと思ったら、
デムーロ&
ルメールのことですねw 確かに活躍を続ける2人は、もはやコンビみたいなもの。
競馬界の「やすきよ」です。
それはさておき
エアスピネル。
弥生賞の③着は残念な結果でしたが、この馬も休み明けでした。今回は先にスパートするのか、あるいは内にこだわるのか。逆転には何か策が必要と思えるだけに、
武豊騎手の手綱さばきが注目されます。
ブラックドラゴンさん「やっぱり
マカヒキだぁ~父子制覇を見てみたい!」
Jackさん「乗り替わりは不安ですが、初志貫徹で
マカヒキ」
類似穴ボーイさん「今年の皐月賞はフェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニの高級スポーツカー対軽自動車(失礼)◎は
マカヒキです。3戦無敗の弥生賞馬です。逆らえません。ここも突破したら父と同じ無敗の三冠馬になるでしょう」
マカヒキの
弥生賞の末脚は切れに切れました。3連勝ながら今回は乗り替わり。ここまでパーフェクトな戦績だけに、
川田騎手との初コンビは魅力でもあり、不安でもあります。
ハカセセブンさん「
アドマイヤダイオウに期待します。当日は、雨予報で馬場状態も悪いかなと予想してます。そうなると、重馬場を経験していると有利かなと思います。チョイ荒れの皐月賞になるかも」
はんぺんさん「穴馬候補は
アドマイヤダイオウにします。リオンからワイド、馬単で買いつつ、穴ぐさにもリオン、アドマイヤダイオウから流します」
たいそんさん「三強並び立たずと思います! 穴探しのレースと期待して、内枠偶数トライアル勝ちの
アドマイヤダイオウ!」
アドマイヤダイオウはトライアル
若葉Sを制して本番へ。
若葉Sでは
ナムラシングンと叩き合い、③着以下につけた着差は
8馬身。1枚上の実力をみせつけました。あとは世代最強クラスとの比較。手が届くのか、それとも届かないのか、あるいは上回っているのか。期待したい1頭です。
うめあにさん「最内から最短距離を回って勝ちます!
ドレッドノータスを応援します! 前走の敗戦が逆に糧になり、華麗なる逆襲を決めてくれるはず!」
tytさん「シーザリオvsエアメサイアvsディアデラノビアが走った2005オークスに、今年の皐月賞の枠順はそっくりですが…? 隣同士の名牝の産駒と、少し離れた所にディアデラノビアの…
ドレッドノータス! 兄貴も、G1で良績おさめる父や弟に負けじと頑張らなきゃね」
ドレッドノータスは前走・
スプリングSで11頭立ての11番枠に入り、馬群の外目を回る厳しい展開。結果的に逃げ・先行勢が残っただけに、コース取りも敗因となったかもしれません。今回はうってかわって最内枠。馬群の内で我慢して抜け出すことができるか?
たろすけさん「久しぶりに投稿いたします! ぼくの本命馬は
マウントロブソンです。3強のどれかが勝ちそうなレースですが、ここはあえての配当狙いをしたいと思います。正直、手薄と思われてもしょうがないスプリングS組ですが、皐月賞との相性は抜群! 金子オーナーの馬でもこっちだったかーという声を期待しています(笑)」
ふぃーと王さん「朝日杯を制しているリオンディーズは3着以内に入ると思っていますので、もう一頭おすすめするなら
マウントロブソンです。理由は1600~1800の重賞馬(特に1800)がほぼ毎年活躍する舞台だからです。ここは内枠でスプリングS勝ちのマウントロブソンにチャンスがあるんじゃないでしょうか??」
未勝利勝ちから一気の3連勝で本番へ駒を進めたのが
マウントロブソン。トライアル・
スプリングSでは、逃げ粘る
マイネルハニーをしぶとさを感じさせる末脚でしっかりと捉えました。あの末脚を今回も発揮できれば、好勝負に持ち込めそうです。
てぃむさん「先週は大勝負しなくて良かった(笑)。気持ちを切り替えて
サトノダイヤモンドから。瞬間の反応がずば抜けてるので中山でも大丈夫!なハズ……」
すばる豪さん「
ミライヘノツバサが本命です。父はあのドリームジャーニーで、連勝中。前走も快勝で走るたびに成長している感じ。小回り向きの馬で、3強の間に入れるのでは。馬場が荒れて人気馬が外を回れば、スタミナのある当馬が内を回ってそつなく走れば期待大」
藤本淳さん「吉田隼人君の
ジョルジュサンクを3着でも良いんで入れておきたい。隼人君は有馬も勝って、中山の乗り方上手いよね。雨なら来そう!」
ブルーさん「先週と同様3強では決まらなさそうなので
ナムラシングンで。前走叩き合いの末アドマイヤダイオウに競り負けましたが、意外と好ステップの若葉ステークス組で穴ジョッキー田辺騎手に期待。ワイド3連馬券で高配当を!」
グリグリさん「
ロードクエストをスプリングSに続き応援します。この馬の末脚なら3強の一角を崩せるはず。鞍上池添Jも前走に続き2戦目、期待しましょう‼️」
サトノダイヤモンドを推すメッセージが少なかったのは
「どうせ1番人気でしょ?」と予想されていたからでしょうか? 破格のパフォーマンスで3連勝してきた馬だけに、ここでも主役の扱いが必要です。阪神の芝内回りで500万下を勝ち、新馬戦では道悪も経験。
ちょっとケチのつけようがありませんwそれでは展開を予想しましょう。逃げるのは内枠に入った
ジョルジュサンク(馬番2番)か、
リスペクトアース(馬番12番)。
ドレッドノータス(馬番1番)、
マウントロブソン(馬番5番)、
ミライヘノツバサ(馬番6番)、
エアスピネル(馬番15番)、
リオンディーズ(馬番16番)あたりが先行グループを形成。中団に
マカヒキ(馬番3番)、
アドマイヤダイオウ(馬番4番)、
ナムラシングン(馬番9番)、
サトノダイヤモンド(馬番11番)、
ディーマジェスティ(馬番18番)など。
ミッキーロケット(馬番8番)、
ロードクエスト(馬番14番)あたりが後方待機。
逃げにこだわる馬がいないため、
ペースは遅めのミドルくらいで落ち着くとみます。ただ、3コーナーあたりで、
アドマイヤダイオウ(馬番4番)、
マウントロブソン(馬番5番)あるいは
エアスピネル(馬番15番)などが仕掛けてペースチェンジ。流れが一気に速くなりそう。
ペースの激変についていける器用さと、最後までしっかり伸びる末脚が求められそうです。
そして現在の馬券作戦は
「勢いのある馬に乗れ!」&
「強い馬がいる時は3連系で穴を拾え!」。
今回は強い馬が1頭ではないだけに、後者の作戦は使いづらいかも。ただ上位混戦ではなく、実はどれか1頭がめちゃくちゃ強い可能性もありますね。
重賞を勝って連勝中の馬は
マカヒキ(馬番3番)、
マウントロブソン(馬番5番)、
サトノダイヤモンド(馬番11番)、
ディーマジェスティ(馬番18番)の4頭。これだけでも目移りする豪華メンバー。この4頭はやはり馬券に入れておきましょう。
それでは買い目を発表します!
3連複のフォーメーションで1頭目は
サトノダイヤモンド(馬番11番)。2頭目は
マカヒキ(馬番3番)、
リオンディーズ(馬番16番)。3頭目は
アドマイヤダイオウ(馬番4番)、
マウントロブソン(馬番5番)、
ナムラシングン(馬番9番)、
ロードクエスト(馬番14番)、
ディーマジェスティ(馬番18番)の5頭。10点×各600円で計6000円です!
サトノダイヤモンド(馬番11番)が軸ですが、相手が
マカヒキ(馬番3番)、
リオンディーズ(馬番16番)の2頭の
ガチガチ決着して欲しくないという願望を込めた馬券ですw 連勝中の馬をすべて馬券に入れ、穴馬の一角崩しに期待。
ここまで触れていない馬は
ナムラシングン(馬番9番)、
ロードクエスト(馬番14番)、
ディーマジェスティ(馬番18番)。
ナムラシングン(馬番9番)は前走・
若葉Sで
アドマイヤダイオウ(馬番4番)とともに③着以下をぶっちぎり。
アドマイヤダイオウ(馬番4番)と対等の実力があるとみていますし、ここでも通用して不思議ではないと思っています。
ロードクエスト(馬番14番)は前走・
スプリングSで③着に敗れましたが、逃げ・先行が残る展開の中で1頭だけ後方から伸びてきました。追い切りでは古馬2頭を追いかけて内へもぐり込み、迫力ある末脚をみせていました。レースでも内からの抜け出しを狙ってくるかもしれません。
ディーマジェスティ(馬番18番)は
共同通信杯を快勝。まだつかみどころのない馬なのですが、連勝中ですし、
イモータル、
スマートオーディン、
ハートレーあたりに勝ってきたことを評価してみました。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」は
エアスピネル(馬番15番)。
弥生賞は先着された
マカヒキ(馬番3番)&
リオンディーズ(馬番16番)との実力差を感じる内容。ある程度人気になる馬ですから、それなら他馬の方が配当的な妙味もあります。
「ハイレベル」と言われてきた世代の馬たちが激突する
皐月賞がいったいどんな決着になるのか。レースが早く観たいような観たくないような複雑な気持ちですw 今後の日本の競馬を背負うニュースターの誕生に期待しましょう!
回収率…64.5%(目標100%)
特選馬の成績…[1.2.1.6]
メッセージはこちらからお願いします。 ※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。
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