皐月賞の的中で回収率124%に! フローラSで連勝なるか?
2016.4.23
現在の馬券作戦:
「勢いのある馬に乗れ!」&
「強い馬がいる時は3連系で穴を拾え!」どうも!
馬迷男・
八木たかおです。
4月も下旬。年度替わりということもあり、今月はいろいろなものが変更されたり、リニューアルされたりしましたが、先日は
競馬専門紙もリニューアル。僕の愛読紙・
競馬ブックの馬柱以外の部分、つまり本紙見解や各馬の情報などを伝えている部分の文字の
タイプ・フォントが変わりました。以前は、明朝体系だったのですが、ゴシック体系になっています。こんなところにも
変革の春。
書体から受ける印象というのはかなり大きいので、競馬ブックを使っている読者さんの中にも気づいた方がいるでしょうね。大御所・
松本憲二さんの
「本紙の見解」もフォントのイメージからややポップな印象にw 家で、お酒が大好きなお父さんが、カルピスソーダを飲んでいるようなギャップ萌え。
松本憲二さんがご自宅で何を飲まれているのかは知りませんけどねw
ま、読みやすくなった印象でいいんじゃないですかね? まだ購入する度に
「あら?」と軽く驚くほど、自分の中では馴染んでいませんが、そんなものは2か月もすれば慣れるはず。
文字の書体やフォントに関して、僕はまったく詳しくないのですが、仕事の台本を書くときには少し気にします。僕が主に使っているフォントは
「HG丸ゴシックM-PRO」というタイプ。当コラムの原稿も
「HG丸ゴシックM-PRO」で打ち込んでいます。今の仕事を始めたときからいろいろなフォントを試して、
「HG丸ゴシックM-PRO」に落ち着きました。少し柔らか味があるところがお気に入り。
僕がこの春から担当しているラジオ番組
「鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト」は曜日替わりで構成作家が変わります。僕は
火曜日担当なので、基本的に前日・月曜担当の構成作家さんが作成したフォーマットなどを引き継いだのですが、彼も
「HG丸ゴシックM-PRO」を使っていました。他に、担当している日本テレビの番組
「ZIP!」で芸能ニュースなどを扱う
「ショウビスコーナー」では、コーナー全体の原稿で「HG丸ゴシックM-PRO」を使用。
放送業界では頻度が高い書体なのかもしれません。
しかし、競馬専門紙の文字フォントが変更されるとは想像しませんでした。競馬ブックは僕が競馬を見始めた27年前から使い始めましたが、文字フォントの変更は記憶にありません。昔からずーっと同じだったものが変わるのは軽い衝撃。今回の変更には当然何らかの理由があるはずですから、いつか関係者に理由を聞いてみたいものです。
「変革の春」といえば、今年の3歳クラシック戦線は牡馬・牝馬とも一冠目で
それまでの勢力図がガラッと変わりましたね。
先週の
皐月賞は、
ディーマジェスティが3強の一角崩しどころか、一気の3強超えを達成。単勝8番人気の低評価を覆しました。連勝馬なので馬券に入れたのですが、陣営の強気なコメントも気になっていました。でも、まさか3強をまとめてやっつけるとはねぇ。恐れ入りました。これで
日本ダービーでの2冠獲得も注目されますが、個人的には
ダービーの栄えある1番人気がどの馬になるのかを楽しみにしたいと思います。強い勝ち方でしたが
ディーマジェスティで断然という雰囲気でもないですし、
マカヒキや
サトノダイヤモンドと人気を分け合いそうです。
②着の
マカヒキはよく追い込みましたが届かず。ただ
上がり3ハロンメンバー最速を譲らないのはさすがの切れ味。
この馬こそ東京コース向きのはず。
サトノダイヤモンドは1番人気で③着。正直②着は外さないと思っていたのですが、3連複にしておいて良かったですw
ルメール騎手のレース後のコメントによれば、休み明けの分、途中で疲れてしまったとのこと。最後の直線では不利もありましたし、ひと叩きした次走・
日本ダービーでももちろん主役級の1頭でしょう。
今年の
皐月賞である意味、勝敗を左右させる役割になってしまったのが
リオンディーズ。良発表ではあったものの、やや湿った馬場で
リスペクトアースが作ったペースは
1000m通過58秒4。さすがに5ハロン目のラップタイムが12秒5と落ち着きかけたところで、
リオンディーズが我慢できなかったのか
リスペクトアースに並びかけたので、
6ハロン目は11秒5とペースアップ。この点が結果的に
ディーマジェスティに向いたように思えます。
で、直線では少しバテたのか外へ斜行。去年の
ドゥラメンテとは同じ斜行でも質の違うものだとは思いますが、2年連続ですから後味が悪いですね。でも、ハイペースを先行して⑤着(4位入線)。ポテンシャル高いわー。
朝日杯FSのときみたいに、後方から徐々にペースアップするレース運びを覚えれば、相当活躍できそうなイメージがあります。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」エアスピネルは5位入線④着。状態はかなり良かったようですが、最後の不利が無ければねぇ。結果に結びつきませんでした。次の
ダービーまでにさらなるパワーアップができるかどうか。中間の状態も含めて見守りたいと思います。
僕の予想とは全く異なる速い流れになりましたが、
結果的に馬券は的中! ラッキーパンチ!グリグリさん「おめでとうございます! 八木さん、やりましたネ。6倍もの払戻し、素晴らしい! 私の◎ロードクエストは8着、マイルの馬なんですかねえ…? NHKにでも出てきたら狙ってみます。来週も頑張りましょうね、お互いに」
たかやんさん「八木さんお久しぶりです! 3連複的中おめでとうございます! 3連単取れましたが、ディーマジェスティ強かったですね。ダービーはギリギリまで混戦になるような気がします」
てぃむさん「八木さんオメです! リオンがとんで読みどおりですね! ただあの斜行はいただけない。あれがなければサトノは2着あったと思う……」
ありがとうございます! 今回の
皐月賞では、競馬の専門家の皆さんも大方の予想は3強の争いでしたし、
いかにキャリアの浅い馬同士の力量の比較が難しいかということを改めて学びました。ムードに流されず、穴馬を見つけ出すことができたらかっこいいんでしょうけど、難しいですよねw 善処します。
今週のターゲットレースは「
フローラS」。クラシック牝馬路線も
桜花賞で勢力図がガラリ一変。
フローラS出走馬の中に、
オークスで上位をうかがえる馬がいるのかどうかも含めて、しっかり予想していきましょう! まずは読者の皆さんから届いた
「フローラSの狙い馬」をご紹介です! まずはもっとも多くの読者さんから支持されたあの馬から!
万爆ノリさん「
ゲッカコウに期待します。今までマクリの競馬をしていたのが前走は前目からのジリ脚で2着、小回り向きだと思いますが、ここは試金石の一戦と見て1、2付けで!」
シンゲンさん「
ゲッカコウに期待します。フローラSはフラワーCで馬券に絡んだ馬がよく好走してます。運良く内枠を引けたので、ロスなくインを通ってくれば面白いと思います」
ブルーさん「狙い馬は
ゲッカコウで。絶好の枠ゲットできました。開幕週ですし、ある程度位置がとれ良い脚が長く使えそうなタイプだけに期待です! オークスを狙ったローテーションにも好感が持てます」
グリグリさん「東京2000mとくれば“内枠断然”。その内枠2番に入った先行力豊かな
ゲッカコウを推薦します。鞍上松岡Jとの相性も良いし、距離も2000までならイケると思います」
ゲッカコウは前走・
フラワーCで馬群の内々で我慢。前が開くまで我慢を重ねて一気に脚を使う上手な競馬でした。
エンジェルフェイスにはおよばず②着に敗れましたが、収穫は大きかったのではないでしょうか。欲を言えば、抜け出す時の脚にさらなる迫力が欲しいところですが、
今回も内枠を引きましたし、上手な立ち回りでカバーできるかもしれません。
藤本淳さん「蛯名Jの
フロンテアクイーンで宜しいんじゃないですか? オークス1本で来てるんでしょ。普通に廻って来たら良いんじゃないかな? 人気にならなきゃ良いなぁ」
フロンテアクイーンの前走・
クイーンCは
メジャーエンブレムにこそ完敗でしたが、4コーナーで馬群の外に出しながら仕掛けていく脚はなかなかのもの。そこからいい脚を長く使いました。今回のメンバー相手なら再び上位争いも可能とみます。
すばる豪さん「
クロコスミアが本命です。ステイゴールド産駒はこのレースで好走しています。戦ってきたメンバーを考えても十分やれるはずです」
「ジュエラー&シンハライトと0秒4差の接戦を演じた馬」。この一言だけで買いたくなりますねw
クロコスミアがまさにそれ。前走・
チューリップ賞は⑦着でしたが、着順ほどには負けていません。ただねぇ、今回は
「ジュエラー&シンハライトと0秒3差の接戦を演じた馬」クィーンズベストも出ているんですよねw しかも最後の直線で一旦先頭に立つ積極的な競馬で。
クロコスミアは東京コースで好走実績があるので、そこを信じる作戦はあるかも。
ハカセセブンさん「皐月賞は天気の予想が外れ、馬券も外れでした。フローラSは
パールコードに期待します。イチオシであったメジャーエンブレムを破ったジュエラーと同じ産駒ですし、勝てば、ひょっとしたらヴィクトワールピサ産駒のワンツーがオークスで見れるかもしれません。楽しみに見ようと思います」
2000mの距離が向きそうなのが
パールコード。デビュー以来3戦いずれも1800m以上の距離を使われてきました。
オークスはともかく
フローラSはこの手の中距離志向の馬が活躍するイメージがあります。前走・
ミモザ賞は単勝1.9倍の圧倒的な人気を背負って直線入り口で先頭に立つ積極的なレース運びで押し切り勝ち。今回も上位争いを期待できそうです。
りーかさん「
シークザフューチャ…この馬強いですよ♪ ゼンノロブロイ産駒、東京とも相性いいです。突き抜けると思います(^^)」
シークザフューチャは新馬戦快勝直後に重賞挑戦。その新馬戦はいい切れ味を見せて、2着馬に0秒2差、3着以下を1秒ちぎりました。常識的には厳しい挑戦ですが、末脚の生きる展開になれば好戦できそうです。
に・・・にしさん「
エマノンにちょっとだけ期待します。行き脚が付く馬ではないので、開幕週のエアレーション馬場で差せる展開にならないと厳しいとは思いますが、末脚は確かなので何とかならないかな?」
エマノンは未勝利で常に善戦し、前走でようやく勝ち上がった馬。この手のタイプの中には相手なりに走る馬もたまに。ただ今回は相手が強いかなぁという印象。
中山の馬場を激変させた
エアレーションが東京でも行われたというので、今日(土曜日)の芝のレースに注目していましたが、中山の時ほど驚くような変化は無かったような気がします。有利なのは例年のこの時期の東京開催と同じく、ある程度先行できて、4コーナーで内めを通る馬だとみます。
それでは展開を予想しましょう。ハナは
シャララ(馬番8番)の単騎逃げ。
バレエダンサー(馬番1番)、
パールコード(馬番11番)、
クィーンズベスト(馬番14番)あたりが追走して先行グループ。中団には
ビッシュ(馬番3番)、
アグレアーブル(馬番4番)、
フロンテアクイーン(馬番9番)、
チェッキーノ(馬番18番)など。後方待機は
クロコスミア(馬番16番)。
ハナ争いもなく、
遅めのミドルペースで淡々と流れるとみます。開幕週で前が止まらないだけに後方一気や大外に持ち出す馬はやや不利かもしれませんね。
そして現在の馬券作戦は
「勢いのある馬に乗れ!」&
「強い馬がいる時は3連系で穴を拾え!」。連勝中の馬は2頭。
ビッシュ(馬番3番)と
チェッキーノ(馬番18番)。どちらも人気ですけどねぇ。
今回は
人気上位陣が実力伯仲とみます。なので後者の作戦は使えないかも。
それでは買い目を発表します! 3連複で
ビッシュ(馬番3番)1頭軸流し。相手は、
アグレアーブル(馬番4番)、
ファイアクリスタル(馬番7番)、
フロンテアクイーン(馬番9番)、
パールコード(馬番11番)、
クィーンズベスト(馬番14番)、
チェッキーノ(馬番18番)の6頭。
15点×各400円で計6000円です!
ビッシュ(馬番3番)は人気ですが、前走・500万下はエンジンのかかりが遅く、まだまだ力を出し切っていないと思わせる内容での勝利。上積みはたっぷりありそう。牡馬を相手に500万下を勝ち上がったのも好感が持てます。
アグレアーブル(馬番4番)は
東京スポーツ杯2歳S(⑦着)で3番人気に推された馬。
岩田騎手の強気なコメントが人気の要因だったと思いますが、そこまで惚れ込んだ馬なら信じてみますw
ファイアクリスタル(馬番7番)は前走・500万下で③着に敗れましたが、中山マイル戦よりは広いコース&もう少し長めの距離が合いそうなイメージ。条件が好転する今回、狙ってみたい1頭です。
3連勝中の
チェッキーノ(馬番18番)は大外枠に入ってしまいました。
アネモネSで折り合いがギリギリのように見えたので、この枠は厳しいかも。あと、遅めのミドルペースもレース運びを難しくさせそうです。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」は
ゲッカコウ(馬番2番)。先ほども書きましたが、レース運びの上手さは認めますが、ややパワー不足のイメージ。今回は相手が強いような気がします。
オペラハウスが死んだというニュースを今日聞きました。代表産駒に
テイエムオペラオーと
メイショウサムソン。すごい種牡馬ですねぇ。ダビスタでいえば
安定Cなんでしょうけど、それ以上の爆発力を感じます。そして力の要る馬場では頼りになる種牡馬でした。個性派がいなくなるのは寂しいことです。母の父が
オペラハウスの
メジャーエンブレムにがんばってもらって、個性派の血を伝えてもらいましょう。
回収率…124.0%(目標100%)
特選馬の成績…[1.2.1.7]
メッセージはこちらからお願いします。 ※投稿いただいた内容は、今後、弊社雑誌、書籍、ウェブ、その他の媒体へ掲載・収録させていただくことがあります。ご了承ください。
|