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NHKマイルCは生観戦で衝撃を受けたアノ馬を信頼します!
2016.5.7

現在の馬券作戦:「勢いのある馬に乗れ!」&
「強い馬がいる時は3連系で穴を拾え!」

どうも! 馬迷男八木たかおです。

今週、サッカー・プレミアリーグで、日本代表の岡崎慎司選手が所属するレスター・シティFCが優勝したというニュースが世界中を駆けめぐりました。チーム創立133年目での初優勝! 133年目って! 海外サッカーをほとんど知らない僕でも、とんでもないことが起きたことだけはわかります。

チーム創立が1884年といいますから、日本は明治17年。そろそろ散切り頭や牛鍋、鉄道も当たり前の存在になってきた頃でしょうか。いや、17年もあれば散切り頭も超ロン毛。そんな歴史の教科書で学ぶ時代からずーっと勝てなかったんですね。

優勝のニュースと合わせて報じられたのは、開幕時にブックメーカーが設定したオッズ5001倍。大穴です。同じブックメーカーが設定した「エルビス・プレスリーが生きていた」「ネス湖のネッシーは存在した」などの賭けのオッズと同じだったそうですね。日本で言えば、「美空ひばりは生きていた」「ツチノコは存在した」みたいなこと? なんだかニュアンスが分かりづらいです。

少し調べてみました。去年の宝塚記念、覚えてます? ゴールドシップがゲート内で立ち上がったあのレースです。①着ラブリーデイ(6番人気)、②着デニムアンドルビー(10番人気)、③着ショウナンパンドラ(11番人気)で決着したレースの3連単が5285.1倍。レスター・シティの優勝はこれに近い大波乱ということ。昨シーズン優勝のチェルシーやアーセナル、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドあたりの優勝候補がゲートで立ち上がってしまったような波乱のシーズンだったわけですね。

とにかくチーム創設133年目の快挙はいろいろな意味で勇気を与えてくれます。まず競馬ファンには「当たらない…」とボヤくなかれということ。いくら馬券がかすりもしなくても133年もハズれ続けているわけではありません。133レースくらいならあるかもしれませんが…。

そして広島カープファンには「25年くらいでごちゃごちゃ言うな」ということでしょうか。前回のリーグ優勝は1991年。12球団でもっともリーグ優勝から遠ざかっているチームになってしまいましたが、133年も応援し続ければ美酒を味わえるということですよ! 計算では2124年までには何とかなりそうです。ようやくメドが立ちました。それまで黒田投手に現役を続けてもらいましょう。「メカ黒田」になるほどの全身改造が必要かもしれませんが…。

さて、先週は天皇賞・春を予想してあえなく撃沈。でも大丈夫。皐月賞的中からわずか2週。133年と比べれば屁みたいなものです。レスター優勝を知って、やけに気分が大きくなっています。

レースは逃げたキタサンブラックが、直線で一旦クビほど抜け出したカレンミロティックを二枚腰で差し返して優勝。ザッツ、ユタカマジック! 菊花賞以来のG1勝莉となりました。母父サクラバクシンオーの馬が菊花賞、天皇賞・春を勝つとはねぇ。改めて驚かされます。今後は本当に距離不安を考えなくてもいいですね。

レース後は、北島三郎さんが期待通りの「まつり」熱唱。でも武豊騎手の歌声も聴きたかったなw この馬に関しては今後、勝った場合、騎乗したジョッキーが「まつり」を歌うということでいいのでは? 主戦の北村宏司騎手は左ひざ手術のために休養中ですが、復帰に当たってはボイストレーニングも必要ですね。また今後、ルメール騎手M・デムーロ騎手たち外国人騎手が騎乗した場合は元阪神タイガース・オマリー選手が歌った伝説の「六甲颪」ばりの歌声が聴けるかもしれません。

②着のカレンミロティックは13番人気での激走。今回は買いづらかったですよねぇ。馬券に入れるためには、去年③着を信用するか、京都コースの好成績を評価しなくてはいけませんでした。それにしてもビッグレースに決め打ちで乗ってきたときの池添騎手はとてつもなく怖い存在。忘れた頃にまた大穴をあけそうです。

シュヴァルグラン阪神大賞典を快勝した通り、長距離適性を生かした好走だったように思えます。ペースが落ち着いてしまったことがこの馬にとっては不運だったかもしれません。

気になるけど最後に消した馬「特選馬」ゴールドアクターは⑫着とまさかの大敗。直線の入口では「やっぱり勝つかも…」と思わせる動きに見えましたけどね。馬券から消しておいて言うのも何ですが、ここまで崩れるとは…。レース前からイレ込みがきつかったようですし、どう立て直すのか注目したいと思います。


さあ、今週からは東京競馬場の5週連続G1がスタート! その初戦・NHKマイルCが今週のターゲットレースです! メジャーエンブレム、ロードクエストの大駒2騎の参戦で注目度もより高まりました。まずは例によって、読者の皆さんから届いたNHKマイルCの狙い馬」をご紹介です!

なおさん
「皐月賞に引き続き、ロードクエストで。大一番に強い池添騎手を信じて。新潟での末脚が忘れられません」

うめあにさん
「ロマン溢れる血統の、ロードクエストを応援します! ここを勝って再びクラシック路線へ!」

グリグリさん
「今度こそ…ですね👊ロードクエストに一票です。新潟でのあの豪脚を東京で見せてくれるはず。池添Jの手綱さばきに注目です😄」

ライアンさん
ロードクエストから買います。新潟2歳Sで魅せた豪脚に期待します」

いちひでさん
「東京の直線一気にロードクエストォー!」

ロードクエストが読者の皆さんの支持を集めていますね。前走・皐月賞⑧着は物足りませんが、新潟2歳Sで見せた豪脚を忘れられない人も多いかもしれません。今回は左回り、そしてマイル戦と、変わるきっかけになりそうな条件の一戦。真価が問われます。

鳳翼天翔さん
「ここは、共同通信杯の2着馬! イモータルでOKではないでしょうか!?」

すばる豪さん
イモータルが本命です。左回りでは連対を外しておらず、東京なら力は上位なはずです。マンハッタンカフェ産駒もNHKマイルと好相性です。前走はディーマジェスティに僅差で負けましたが、力は見せました。メジャーエンブレムの出方次第ですが、前からも後ろからも競馬が出来る当馬は力を出し切れそう」

ぴよこさん
「東京マイルG1となれば戸崎さん、となればイモータルでいかがでしょうかあのディーマジェスティの2着なのでチャンス十分と思います」

pokalさん
「ここはイモータル。この馬強いでしょ」

皐月賞出走を見送ったイモータルにとって、ここは共同通信杯以来の狙い済ました一戦になるんでしょうか? 末脚自慢で、左回りに良績あり。あとは休み明けさえ克服すれば、好走しても不思議ではありません。

Nasuさん
ブレイブスマッシュですね。左回り及びマイルの安定感が光ります。鞍上も、なんか一発やってくれそうな予感がしますよ」

やっちゃんさん
「いつも楽しく拝見させてもらってます。中々的中報告できませんが(泣) 今週もブレイブスマッシュからいきましょう!! 左回りは抜群だし なんたってイモータルに勝ってるのにこの人気はないんじゃないかと…展開とか何だかんだでまぐれとか言われますが 勝ったのは事実なんで強いんです。左回りで天気良ければありますよ♪」

たっきぃさんさん
ブレイブスマッシュから人気どころに流す予定。今週の馬場にもよりますが(汗)」

ブレイブスマッシュは2000m戦で結果が出ず、1400mの前走・ファルコンSで②着。ようやく適距離を見出したのかもしれません。昨秋に同距離・同コースの重賞・サウジアラビアロイヤルCを勝っているのに意外と人気になりそうにありません。狙っておもしろい1頭かも。

り~かさん
「NHKマイルCは昔から毎日杯組からの参戦が好成績を残してる様な気がします…アーバンキッド!! ボウマン騎手頑張って(^^)」

はんぺんさん
アーバンキッドからワイド流し。荒れろー」

アーバンキッドはこれまで5戦して1勝・②着3回と安定した成績。勝ち馬との着差もわずかです。⑤着に敗れたアーリントンCも勝ったレインボーラインとタイム差なし。前走・毎日杯スマートオーディンと0秒2差。内の好枠から上手く立ち回ればここも好勝負が期待できそうです。

シンゲンさん
メジャーエンブレムの巻き返しに期待します。他馬の出方は関係ありません。持ち時計分走れば結果はついてきます」

ハカセセブンさん
メジャーエンブレムを応援します。桜花賞は前半抑えたところもありましたが、今回は騎手もおもいっきり行くでしょう。男馬相手に勝つのは難しいと思いますが、東京のほうが合ってると思いますし、気分よく走らせれば、期待は大きいです」

注目はやはりメジャーエンブレムの巻き返し。同距離・同コースのクイーンCを完勝した走りを見れば、このメンバーでは一枚上の存在のような気がしています。ルメール騎手も今回は積極的な騎乗にこだわるはず。この馬の勝ち方を観るレースとみます。

インザダークさん
「1頭だけいるディープインパクト産駒、ブランボヌールが狙い目ではないでしょうか」

パウエルさん
「大穴ですがブランボヌールに期待します。2年前に17番人気で2着に持ってきた三浦騎手が鞍上で出走馬唯一のディープインパクト産駒も不気味。ピンクカメオのように激走を期待します」

ブランボヌール函館2歳S勝ちがあり、阪神JFでも③着。実力を示してきましたが、この春以降は冴えない成績。気になるのは前走・桜花賞(⑧着)に馬体重を減らして(マイナス8kg)出走してきたこと。ちょっと不安。でも中間の調教を強化されているので心配ないのかなぁ。取捨に迷います。

ブルーさん
「狙い馬は穴狙いでストーミーシーです。前走は直線で他馬に迷惑をかけてしまいましたが、中山では苦しい後方から見事な末脚でした。穴ジョッキー江田照騎手にも期待です」

たいそんさん
「穴狙いですが? シゲルノコギリザメです! 抽選突破した勢いもありますが、母父タイキブリザード!安田記念馬で、父馬も安田記念2着のスーパーホーネット! 渋すぎます! 晩成間違いないはずの配合で3歳G1に出走出来た事に意味を感じたいです!」

きっちょむさん
トウショウドラフタは田辺騎手に乗り替わって以降追い込みが定着、前走重馬場で57kgでの快勝は強い! のひと言。ここも1着を期待してます」

トウショウドラフタは前走の重賞・ファルコンSを含めて3連勝中。いずれも1400mのレースでした。ただ、マイル戦はこれまでに2戦してどちらも着外。1ハロン延長がちょっと心配。

それでは展開を予想しましょう。ハナはシゲルノコギリザメ(馬番13番)。これをシュウジ(馬番1番)、メジャーエンブレム(馬番4番)が追走。ティソーナ(馬番6番)、シャドウアプローチ(馬番9番)などが先団を形成。中団にアーバンキッド(馬番3番)、トウショウドラフタ(馬番7番)、イモータル(馬番8番)、ダンツプリウス(馬番10番)、ブレイブスマッシュ(馬番14番)など。後方待機はロードクエスト(馬番5番)、ストーミーシー(馬番15番)。

シゲルノコギリザメ(馬番13番)の作るペースは、スタートからの3ハロンが恐らく34秒台前半。速い流れはメジャーエンブレム(馬番4番)にとって大歓迎。メジャーエンブレム(馬番4番)が早め先頭に立ち、それを目標にした馬たちが押し寄せる展開になりそうです。あとは何が伸びてくるか。末脚の切れはもちろんですが、ハイペースだけにスタミナも問われそうです。マイル戦よりも長めの距離で好成績のある馬を狙ってみたいところ

そして現在の馬券作戦は「勢いのある馬に乗れ!」&「強い馬がいる時は3連系で穴を拾え!」。連勝中の馬はティソーナ(馬番6番)、トウショウドラフタ(馬番7番)の2頭。ただ、メジャーエンブレム(馬番4番)がこの2頭を上回る迫力を持っていることは否めません。メジャーエンブレム(馬番4番)が強い競馬をみせた時は、追いかけたり、勝ちに行ったその他の人気馬にとって厳しい展開。実はこのレース、穴狙いのチャンスかも。

そんなスケベ根性丸出しの馬券がこちら! メジャーエンブレム(馬番4番)①着固定の3連単流し。相手はアーバンキッド(馬番3番)、ロードクエスト(馬番5番)、イモータル(馬番8番)、ハクサンルドルフ(馬番12番)、ブレイブスマッシュ(馬番14番)、ストーミーシー(馬番15番)の6頭。30点×各200円で計6000円です!

ここまで触れなかったハクサンルドルフ(馬番12番)は、末脚に徹している割にはここまで大崩れがありません。相手は強くなりますが、前崩れの展開になれば浮上。

ストーミーシー(馬番15番)は前走・ニュージランドTでゴール前強襲の②着。差し・追い込みが利く中山の馬場に助けられた面もありそうですが、鞍上は人気薄での決め打ちに定評がある江田照男騎手。今回は追い切りも強化。この馬も前崩れになれば出番あり。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」ティソーナ(馬番6番)とトウショウドラフタ(馬番7番)の2頭。

ティソーナ(馬番6番)は東京コースで3戦2勝・②着1回のパーフェクト連対。ただ、今回は相手が一気に強化。しかも先行組に強い馬がいます。M・デムーロ騎手の豪腕をもってしても厳しいのでは?

トウショウドラフタ(馬番7番)は距離不安がある上、どちらかというと時計のかかる馬場が合うイメージがあります。スピード決着になりそうな今回は、評価を下げました。

今回は我ながら完全にメジャーエンブレム(馬番4番)をえこひいきした予想になりましたw だってクイーンCを生観戦した際に「あちゃー…」とその強さに愕然としちゃったんですからしょうがありません。

そして今週は桜花賞ジュエラーが剥離骨折で戦線を離脱するという残念なニュースがありました。強い馬に強いレースを期待するとともに、全馬の無事を願ってやみません。どの馬にも頑張って欲しいけど、頑張りすぎないでね。そんな気持ちです。

回収率…101.5%(目標100%)
特選馬の成績…[1.2.1.9]

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