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空模様が不確定な梅雨時期は、作戦を変えてみます!
2016.6.11

現在の馬券作戦:「勢いのある馬に乗れ!」&
「強い馬がいる時は3連系で穴を拾え!」

どうも! 馬迷男八木たかおです。

最近、家庭菜園…というにはおこがましいレベルの家庭菜園ごっこを始めました。ミニトマトの苗を2本購入。今はその成長が毎日楽しみで仕方ありません。もうひとつの楽しみは実家の近くに住む2歳の甥っ子の成長。競馬も楽しいんですけど、馬券がまるで的中しないので苦行。広島カープの好調はうれしい反面、「いつか急降下するんじゃないか?」という思いを掻き立てられる不安材料。



家庭菜園を始めたきっかけは4月。構成を担当しているラジオ番組に家庭菜園関連雑誌などを手掛けている編集プロダクションの方がゲストに来てくれたこと。「初心者でも育てやすい夏野菜」のお話をうかがい、その中で「ミニトマトは簡単ですよ」というアドバイスがありました。

その編集プロダクションの方がおっしゃるには、そもそもトマトはアンデス地方が原産なんだそうで、栄養分の少ない土地や雨の少ない過酷な環境でたくましく育つ野菜だとか。なるほど。根性があるタイプなんですね。

苗を販売していた業者の方に聞いても、「ミニトマトの栽培は小学校の授業でも行われていて、マメじゃない子供でも枯らせることが少ないので、先生たちから重宝されてるんですよ」。知らんかった! アサガオ、ヒマワリ、ヘチマあたりは小学校の時に栽培しましたが、今はミニトマトを育てている学校もあるんですね。子供でもできるんだったら、僕だってできるのでは? 目指せ、子供超え!

いろいろと勉強した結果、やはり水や肥料を与えすぎないことが大切みたい。水分と栄養分が豊富すぎると、ミニトマトが根っこを伸ばさなくなるそうです。

ついつい世話をしたくなりますが、心を鬼にしてスパルタ栽培。坂路4回追いで鍛え抜かれたミホノブルボンに接するような気持ちでミニトマトと向き合っています。

そろそろ実のようなものが膨らみ始めて、収穫への期待も膨らんできました。このまま順調に進んで、大量に収穫できたらどうしましょう? もちろん食べるんですが、余った分は収穫に感謝するためスペインの「トマト祭り」に倣って激しく投げつけ合うことになるかも。ついでに牛も街中に放って「牛追い祭り」も開催。日本代表としてナマハゲにも参加してもらいます。パンをかじりながらおしゃれ小鉢をぶつけ合う「春のパン祭り」もいいですね。世界の珍祭・奇祭・架空の祭が入り混じる大混戦。とにかく楽しみ。

先週の安田記念も、世界を舞台に戦ってきた馬と国内で活躍してきた馬が競い合った注目の一戦でした。「簡単簡単」とサービスレースの気分で臨みましたが、まさかのノーサービスレース。モーリスの②着敗戦に「まさか」と思った反面、レース後によくよく考えてみれば「その可能性もあったか…」という気もします。どうしても逃げたい馬がいない中、ロゴタイプ&田辺騎手が積極的にハナに立ったものの、そのペースは1000m通過が59秒1というG1レベルにしてはスロー。豊富なスピードを持つモーリスが行きたがることを想定するべきでした。

T・ベリー騎手安田記念モーリスと初コンビ。去年1月、若潮賞を勝ったときの鞍上はF・ベリー騎手。ちょっとややこしいですが、とにかく初コンビでした。たとえば、こんな場面に遭遇したらどうしますか? 「この壺をあそこまで運んでね。あ、その壺、とても貴重だよ。値段はウン億円かな? ま、とにかく気をつけて。でも、なるべく急いでやってね。よろしく!」最大限の注意を払い、慎重になると思うんですよね。

T・ベリー騎手が課せられたモーリスを最も早くゴールまで運ぶ」ミッション。馬が行きたがった時点で思い切ってハナに立つ選択肢もあったかもしれませんが、やはり慎重になったのかも。その判断は責められません。むしろ、その事態を想定し、馬券に反映できなかったこちらのミス。あの競馬で後ろからは差されなかったんですから、力が抜けていることは証明したんですけどねぇ。

ロゴタイプの逃げと逃げ切りにも驚きましたが、前走・ダービー卿CTがハンデ58kgを背負っての好走。状態面も上向いていたのかもしれませんね。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」イスラボニータは⑤着。直線で一旦、モーリスに並びかけるシーンもありましたが、突き放されて、さらに内外から交わされての敗戦。レースの上がり3ハロンタイムが33秒9。自身も止まってはいませんが、スローの切れ味比べでは純粋なマイラーにかなわないのかも。



さて、これにて春のG1連戦が終了。そしてこの時期の競馬で気になるのは。最近、日本の気候は「秋が短い」などと言われますが、代わって存在感を増してきているのが梅雨。もはや日本の気候は「春・梅雨・夏・冬」なのかもしれません。競馬にとっても雨とそれに伴う道悪は重要な項目。梅雨が存在感を発揮している近年は、「梅雨を制する者が競馬を制す」と言っても過言ではありません。いや、やっぱりちょっと言い過ぎました。でも、そういう面がないわけでもないと思うんですよね。

ただレース前に予想する場合は、馬場状態は不確定要素が満載。雨がどれくらい降るのか、馬場がどれほど悪化するのか、いつ止むのか、そしてレースまでにどれくらい乾くのか。そんなこと分かりません。いっそ天気図をしっかり見られて、天気予報をできるくらいになることが馬券上手への近道なのかも。

今週は日曜日に東京でエプソムC、阪神でマーメイドSの2重賞。どちらのレースをターゲットにするか迷いました。

天気予報を見ると、東京の方が良さそう。でも昔、お天気情報番組を担当していたとき、気象予報士さんが「梅雨時は大気が不安定だから予報が難しい」と愚痴っていたことがあるんですよね。思いがけないにわか雨などが降ることもあるそうです。「そうなんですね」なんて聞いていたので、梅雨時の天気予報は信用しなくなってしまいました。毎日折りたたみ傘を持ち歩いています。でも、いま思えば、「春は大気が不安定で…」「夏は大気が不安定で…」「冬は大気が不安定で…」と一年中、同じことを聞いていたような気が…。これだと1年中、天気予報を信用できなくなってしまうんですけどねw

さらに迷わせるのが、東京競馬場の特徴。「内から乾く」ことはすでに知られているので、雨上がりの道悪は内枠や先行馬を狙うのが馬券のポイントですよね。でも現時点で、「どれくらい降るのか」「どれくらい乾くのか」、そしてもっとも大事な「そもそも降るのか」がまるで分かりません。ならば、この時期の前日予想は東京の重賞を回避した方がいいのかも。

そんなわけで今週のターゲットレースはマーメイドSに決定! 牝馬限定のハンデ戦。明らかに難解ですが、ミニトマトに厳しく接するように、自分にも厳しくありたいと思います。まずは読者の皆さんから届いたマーメイドSの狙い馬」から手がかりをゲットしたいと思います!

ふぃーと王さん
「前走上がり2位のレッドオリヴィアです! 前走の上がりが重要なレースで前走上がり3位以内の馬があまり見当たらないのと、内枠の偶数を引けたことがお薦めのポイントです!」

シンゲンさん
レッドオリヴィアを推奨します。阪神コースは未勝利ながら掲示板を外したのは1度だけ。直近の3レース全てで上がり2位以内をマークしており調子も良さそう。そのうえ斤量53㎏以下だと複勝率100%なので狙っています」

に・・・にしさん
レッドオリヴィアに期待します。このレースと相性のいいパールS組で秋山騎手が志願の騎乗、NFしがらきへの短期放牧帰りなので恐らく状態も仕上がってるはずです。買わない理由がないです」

レンパパさん
「昨年、いくら減量してもいいからこのレースで乗りたいと言った秋山騎手、レッドオリヴィアとの一年越しのアモーレでアモーレしてくれると信じてます!」

準オープンで惜しい②着が続くレッドオリヴィア。前走・パールSは一旦先頭に立ったように見えましたがリラヴァティに屈しました。今回はハンデ52kg。この軽ハンデが、なかなか勝ち切れないこの馬にもうひと押しを与えてくれるかもしれません。「アモーレ馬券」で勝負する手もありそうですw

うめあにさん
「荒れそうな気配がプンプンしていますね! しかしここは、人気でしょうがナムラアンが強さを見せてくれるのでは? 秋にはジーワン戦線へ!」

北陸の夢追い人さん
「マーメイドSはナムラアンに◎します。好調馬がそのまま来るイメージの重賞でぴったりだと思うから。頑張って貰いましょう!」

ナムラアンは前走・都大路Sを逃げ切り勝ち。新たな一面を見せました。その分、ハンデ55kgを背負うのは不利かもしれませんが、実力は今回のメンバー中でも上位。直線に坂のあるコースにも実績あり。ハンデ克服のみがポイントとみます。

やっちゃんさん
「いやぁ~面白いように軸馬きません。だったらあんまり考えないで、持ちタイムだけで決めます。ゴールドテーラーです。阪神ならいいんではないですか♪前目につけて 馬場が渋るならステイゴールドの血がなんとかしてくれるでしょ。掲示板外が過去4回しかないんで いい勝負するはずです。こんな予想はだめですか? まただめですか(笑)」

はんぺんさん
「大穴でゴールドテーラーの複勝を買います」

ゴールドテーラーは5戦連続で③着になったことがある珍しい馬。決め手不足の感は否めませんが、これまで26戦して掲示板外が4回しかないという安定感の裏返しかも。そんな馬が1000万下・テレ玉杯を勝った直後に重賞挑戦。その分、ハンデは50kgに抑えられました。ここも相手なりに走ることができればチャンスあり?

治部の少さん
「ここはリラヴァティです。重賞でも何度も馬券圏内にきているのに53キロで出られるというのは恵まれたように思います。なんとか念願の重賞制覇をしてほしいです」

リラヴァティは去年のこのレースで⑧着とはいえ、勝ち馬シャトーブランシュとは0秒6差。着順ほど負けていません。3歳時から重賞でたびたび好走し、去年の福島牝馬S②着もある馬がハンデ53kg。魅力ありますねぇ。

も もさん
「マーメイドSはアカネイロから勝負します❗️パールSから斤量が-4kgなので、もうワンパンチがあっても」

51kgの軽ハンデで出走してくるアカネイロ。前走・パールSは勝ち負けに加われませんでしたが、今回はパールSで連対した2頭よりも軽量。決め脚が活きる展開と馬場になれば上位浮上もありそうです。

ひろと氏さん
メイショウマンボから行きたいと思います! 最近ふた桁着順が続いていますがまだ力は衰えていないと思います! 相変わらず調教は抜群。それが証だと思います! いつくるか分からない何かの小さなキッカケさえあれば激走する余地は十分あるはず! 今回はG1安田記念を回避してマーメイドに出走!ここで何かあるかなと思ってます! 去年の3着馬パワースポットも父はスズカマンボ! 年齢も1つ若い6歳!」

おととしのヴィクトリアM以来、14戦連続掲示板外が続くメイショウマンボ。さすがに往年の力はもう発揮できないのかもしれませんが、今回もシュンドルボンと並ぶトップハンデタイの56kg。もう少し軽ければ狙いたくなるんでしょうけどねぇ。「ハンデとは何かね?」 ハンデキャップさんにちょっと聞いてみたいですねw

それでは展開を考えましょう。どうしても逃げたいタイプの馬はいませんが、前走も逃げたシャイニーガール(馬番14番)が軽ハンデを活かすためにハナを主張するとみます。それを見ながらナムラアン(馬番2番)、リラヴァティ(馬番12番)あたりが先行。ココロノアイ(馬番1番)、アカネイロ(馬番3番)、レッドオリヴィア(馬番4番)、ハピネスダンサー(馬番5番)、ヒルノマテーラ(馬番7番)、タガノエトワール(馬番8番)、ゴールドテーラー(馬番10番)、シュンドルボン(馬番13番)などが中団を形成。後方からレースを進めるのはショウナンバーキン(6番)、メイショウマンボ(馬番9番)あたりか。

レースはゆったりとしたペースで流れて、3コーナー過ぎからペースアップ。基本的には決め手勝負ですが、馬場が悪そうなので最後は底力が必要かも。軽ハンデ馬の台頭にも注意。あと、道中でマクリを打つ馬も出てきそう。これも要注意。

連敗が続く現状。そろそろ馬券作戦も変更が必要なようです。現在の馬券作戦は「勢いのある馬に乗れ!」&「強い馬がいる時は3連系で穴を拾え!」ですが、やはりこの時期は馬場状態もあって不確定要素が春先よりも増すはず。そのような状況下では、前日予想で単勝や連単系の馬券を購入するのは避けるべきかも。そこでこんな馬券作戦に変更です! 「梅雨時は幅広く!」 複勝・ワイド・3連複などを活用して、不確定要素に対応していこうと思います。

それでは買い目を発表します! ヒルノマテーラ(馬番7番)からワイド流し。相手はナムラアン(馬番2番)、レッドオリヴィア(馬番4番)、ハピネスダンサー(馬番5番)の2頭。3点×各2000円で計6000円です!

ここまで触れていない馬が軸になりました。ヒルノマテーラ(馬番7番)は長く500万下・1000万下にいた馬が、ここへ来て急上昇。今年2月に500万下の平場、5月に1000万下・糺の森特別を勝利しています。前走・パールSは馬群の外を回ってよく追い上げるも勝ち馬(リラヴァティ)から0秒3差の④着。今回、軽ハンデ51kgでの出走で、乗り慣れた四位騎手とのコンビに戻ることも魅力。馬券圏内突入は十分考えられるはず。

ハピネスダンサー(馬番5番)は近4走連続で重賞に出走し、掲示板争いを繰り広げています。決め手に欠けるイメージがありますが、道悪馬場によって切れ味勝負にならなければ53kgの軽ハンデを活かして上位進出が可能なはず。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」ココロノアイ(馬番1番)。能力の高さは感じますが、適距離はマイル前後なのでは? 2000mで、直線に急坂があるコースで、道悪が予想される今回は、苦しい戦いになる気がします。

そして届いたメッセージの中から、僕が独自の判断で、もっとも「なるほど…」と納得させられたご意見を選ぶ「ベスト狙い馬賞」の発表です! 今回の受賞者は、レッドオリヴィアを狙っているレンパパさん! 最新の流行語をまき散らした勢いの中に、秋山騎手のこの馬への思いが表現されていたような気がします! 表現されていなかったらすみません! 賞品はありませんが、おめでとうございます!

実は今、仙台にいるんですが、こちらはまだ梅雨入りしていないようで、好天に恵まれ夏のような暑さ。「東北だからって涼しいと思うなよ!」 東北地方から全力指導を受けているような気がします。日本って意外と広くて長いんですねぇ。梅雨のじめじめはイヤだけど、夏の暑さも勘弁。肌寒さを感じる秋が好きなので、常秋の国に行きたいです。

回収率…69.8%(目標100%)
特選馬の成績…[3.2.1.13]

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