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作戦変更2週目! 今週は函館記念で勝負します!
2016.7.16

現在の馬券作戦:「梅雨時は逆に絞る!」

どうも! 馬迷男八木たかおです。

今週はセレクトセールやジャパンダートダービー、プロ野球オールスター、都知事選告示など、様々なビッグニュースがありましたが、その中でも取り上げざるを得ないのが、弟夫婦の長男、つまり僕の甥っ子の3歳の誕生日です。セレクトセールに出せば今年の最高価格2億8000万円は下らない可愛さだと思っているんですが、手放したくないので出品しません。プライスレス。

弟にLINEでメッセージを送り、誕生日プレゼントは何がいいのか聞いてみたところ、大好きなミニカーのコースをご所望。坂の頂上から、うねうねと曲がりながら下っていき、道中でコースの途切れ目をミニカーがジャンプするアトラクション付き。ミニカー版「頭文字D」のような感じです。峠を攻めてます。

ヒシアマゾン…いやAmazonで購入し、弟宅へ直送。後日、弟からブライトライン…いやLINEで甥っ子がそのコースで遊んでいる動画が送られてきました。甥っ子がミニカーを坂の頂上にセット。手を放すとかなりのスピードで下っていき、コースの途切れ目に差し掛かると「踏み切ってジャンプぅー!」と実況。英才教育が進んでいました。

次はピコピコハンマーやモグラ叩き的なおもちゃを贈ろうかと思っています。多分、ハンマーを片手に「2億8000まーん、2億8000まーん、 ラストコールです! 2億8000まーん、ございませんか? カン!(ハンマーの音) 2億8000万円!」とセリを仕切っている風の動画が送られてくるはず。甥っ子はどこへ向かって成長していくのか? 元気なら何でもいいです。

そして先週は、気になったけど最後に消した馬「特選馬」に指名したアルバートドックが、元気いっぱいに七夕賞を快勝。小倉大賞典に続く重賞2勝目をマークしました。この馬は去年の白百合S勝ち馬。出世レースですね。

今回はスタート直後に前につける構えを見せながら、すっと中団あたりへ。それでもいつもの位置取りよりはやや前。「え? そんな位置取りができるの?」と思って観ていたら、先行勢が1000m通過57秒9のハイペースで壊滅する中、4コーナーから捲り気味に上がっていき、末脚もしっかり伸ばして快勝。結果的にバッチリの位置取りでしたねぇ。もっと後方からのレース運びになると思って「特選馬」にしたんだけどなぁ。戸崎騎手のお見事な騎乗でした。

ダコールは58kgのトップハンデを背負っての②着。ハンデ戦に出走するたび、58kgを背負わされていますが、それでもしっかりと結果を残すところは立派。

③着は11番人気だったオリオンザジャパン。53kgの軽ハンデ、前崩れの流れなど、好走要因はいくつか考えられますが、それにしても芝の重賞での複勝圏内突入にはびっくり。今後もダート・芝兼用の馬として、高配当の使者になるかも。



やっぱりハンデ戦は難しいですなぁ。まあ、今回はまさかのハイペースという要因もあったかもしれません。今後はなるべくハンデ戦を避けて…と思ったら今週の重賞は函館記念の1レースだけ。はいはい、今週もハンデ戦で勝負をすればいいんでしょ! 今週外したら、来週からは特別戦とか午前中の平場とかもターゲットレースにするかもしれないからね! とりあえず今週のターゲットレースは函館記念です。まずは読者の皆さんから届いた函館記念の狙い馬」をご紹介! 的中へのヒントをください!

ありがとうさん
「ここはマイネルミラノでいきましょう。エプソムカップの両連対馬との展開の違い、トラックバイアス、枠を考えて、今回パフォーマンスを上げる可能性大。今、買わないならいつ買うの? 今でしょ(古)」

いちひでさん
「エプソムカップで復調してきたマイネルミラノが逃げ切っちゃうかなぁ」

マイネルミラノは2年連続の函館記念参戦。昨年は巴賞勝ちからの参戦で、ハンデ56kgを背負って2番人気・⑧着。昨年のレースを振り返ってみると、単騎逃げになりましたが、ペースは1000m通過58秒6。ちょっと速かったかも。大外枠も結果的に不利でした。前走・エプソムCは1000m通過60秒5。これくらいゆったり行ければ、チャンスはありそうです。

うめあにさん
「なんだか荒れそうな雰囲気。堅実なフェイマスエンドで! 地味な血統ですが、そこがいい!」

フェイマスエンドは前走・巴賞で④着。その巴賞に出走した11頭から7頭が函館記念に参戦してきました。巴賞のリベンジマッチの様相。フェイマスエンドの前走は内々を追走し、直線で持ち出したときにやや進路が狭くなる場面もありましたが、レッドレイヴンとは少し力の差を感じる内容。あとは前走から2kg減った54kgのハンデ、叩き2走目の上積みに期待ですね。

すばる豪さん
マイネルフロストが本命です。本レースはロベルト系、トニービン系の血が騒ぐレースで、母父にロベルト系をもつ、一番穴っぽい当馬を選びました。前二走はスタートがあまり良くなく、捲って脚を使って内をすくわれたり、先行馬に逃げ切られました。疲れがあったかもしれないので、感覚を開けてリフレッシュして、得意の小回りコースで変わってくれるはずです」

逃げても、控えても競馬ができるマイネルフロスト。その反面、もっとも能力を発揮できる戦法がよく分からない面もあります。3走前のAJCC④着が高く評価されたのか、前々走・小倉大賞典は1番人気で⑩着。あ、確かこの時は蛯名騎手の全10場重賞制覇がかかっていたんでしたっけ? 前走・福島民報杯も1番人気で⑨着。勝ち馬とのタイム差を見ると、着順ほど負けていないんですが期待に応えられていないレースが続いています。今回のハンデ57kgも楽ではありません。最近の主戦・松岡騎手への乗り替わりはプラスかもしれませんが…。

シンゲンさん
ネオリアリズムを狙ってみます。休養前は七夕賞を勝ったアルバートドックと差のない競馬をしていましたし、洋芝コースも札幌で2勝。あとはティータン騎手に託します」

ネオリアリズムは5か月ぶりの出走。休養前の小倉大賞典はハンデ55kgで③着。勝ったアルバートドックから0秒1差ですから重賞で通用する能力はあるはず。あとは休み明けとティータン騎手の日本での初騎乗をどう見るか。ティータン騎手は追い切りでこの馬に騎乗していますね。感触を掴めたでしょうか?

ひろと氏さん
トゥインクルで! 函館記念は長距離実績がある馬がいい成績だと思います。トゥインクルは長距離実績もあり、去年の夏には函館、札幌で好成績もあげていて、洋芝適性、この暑い時期の適性も大丈夫だと思います。ステイゴールド産駒なので力、スタミナがいる馬場もバッチリだと思います! 騎手も勝浦騎手でダイヤモンドSを勝っていて相性も大丈夫かと。継続騎乗もいいと思います。外目の枠になってしまいましたが長距離実績のある豊富なスタミナをいかしていい位置につければ問題ないと思います! 3連系の軸にはもってこいではないでしょうか? 頑張れトゥインクル!」

茶蔵さん
トゥインクルが洋芝にどんぴしゃハマって突き抜ける予感。先週函館遠征決行して勝浦騎手買いまくったのに全然だったから返して欲しい願望込み。距離不足で嫌われて人気なきゃ尚良し」

きっちょむさん
「狙い馬はトゥインクルです。去年の同時期に函館、札幌と連勝しているように洋芝で小回りの適性が高そう、重賞勝ってますがハンデもそれほど重くないですしスタミナ活かしてのロングスパートで馬券圏内に食い込んでほしいです」

ダイヤモンドSが衝撃の勝ちっぷりだったトゥインクルは、前走の天皇賞・春はさすがにメンバーが強かったのか⑬着大敗。今回はG3でメンバーは大幅に楽になりました。函館コースも昨年2走して、500万下を1勝・②着1回。適性がありそうです。ただ、函館での2走はいずれも2600m戦。比較的長い距離を走ってきた馬なので、ペースに戸惑わないかはちょっと不安。ただ、天気予報は下り坂。道悪や時計のかかる馬場は大歓迎のはず。

そして今回は、読者の皆さんからの支持を一手に集めた馬がいました! あの馬です!

天童王子さん
「函館の洋芝2000mは父か母系にジャンポケ・マンカフェ・ファルブラヴ・キンカメ等内包馬の馬場適性が高いデータがあることから父ジャンポケで今回唯一の4歳馬バイガエシに期待。馬番8番以内に入ることを祈りつつ馬券も倍返し♪ 」

やっちゃんさん
バイガエシです。血統もいいですし、何より今までのハズレを取り返してくれそうな名前ではないですか♪ 倍ではすまないぞと!! 」

に・・・にしさん
バイガエシに期待します。神戸新聞杯以降は休養に入ったのでまだ準OPの馬ですけど、神戸新聞杯でこの馬の持っているスタミナの一端は見せていますし、2000mのレースですがステイヤー質なスタミナが必要なレースなので出られてたら菊花賞で本命にしようと思ってたこの馬が内枠に入ってくれたので、素直にこの馬から行きます」

ピロミさん
バイガエシを狙いたいです。枠順、血統ともにいいと思います」

レンパパさん
「函館記念が4日目開催の時はニジンスキー系内包馬がよく来てます!更にジャンポケ×サンデーも相性良いですね! バイガエシなんてこのレース走る為に来た馬じゃないでしょうか! 2000年以降に開催4日目で行われた函館記念で、馬番4番は[4.2.0.5](勝率36.4%、連対率54.5%)なんですね。馬番決定した瞬間もう勝ちを確信しました(笑)」

河津君高橋君見ているなりか?さん
バイガエシに期待します。条件馬ですがこの枠順と斤量なら勝負になると思います」

バイガエシは前走・洞爺湖特別が②着に5馬身差をつける快勝。単勝1.8倍という圧倒的な人気に応えました。前走が1000万下でまだ準オープンの身での格上挑戦。その割にハンデ54kgは少し見込まれたかも。ハンデキャッパーさんもこの馬の能力を認めているんでしょうか? 去年の秋には神戸新聞杯に挑戦してリアファルから0秒9差の④着と健闘。先着を許した3頭には末脚比べで劣りましたが、しぶとさを発揮しました。ところが前々走・三木特別ではハンデ57.5kgを背負って上がり3ハロンで32秒6という切れ味を発揮しています。力をつけている感のあるこの馬。今年の函館記念に嵐を呼ぶかもしれません。

それでは展開を予想します。ハナを狙っていそうなのは、マイネルミラノ(馬番6番)とオツウ(馬番13番)。内に入ったマイネルミラノ(馬番6番)がハナを取れそうですが、オツウ(馬番13番)が軽量52kgを活かしてスタートダッシュを決める可能性も。マデイラ(馬番1番)、ファントムライト(馬番16番)、フェイマスエンド(馬番11番)、ネオリアリズム(馬番12番)あたりが先行。中団はトーセンレーヴ(馬番2番)、レッドレイヴン(馬番3番)、バイガエシ(馬番4番)、マテンロウボス(馬番5番)、ツクバアズマオー(馬番10番)、トゥインクル(馬番14番)、ダービーフィズ(馬番15番)など。後方待機はホッコーブレーヴ(馬番9番)か。

ハナ争いがあっさり収まれば、ペースはゆったり。ただ、争いが激化するようだと、2頭が後続を離す展開もありそう。そして直線の短さと混戦ムードが相まって、各馬の仕掛けが意外と早くなる可能性も。決め手よりも底力が問われる一戦になりそう。その上、天気予報は雨っぽい感じ。軽ハンデ馬の台頭にも注意が必要とみます。

現在の馬券作戦は「梅雨時は逆に絞る!」 先週変更したばかりですが、今回は絞るのが難しいなぁw あ、そうか! こんな難しいレースは投資金額を「絞る」という手もあるなぁw

それでは買い目を発表します! ファントムライト(馬番16番)1頭軸の3連複流し。相手はトーセンレーヴ(馬番2番)、レッドレイヴン(馬番3番)、マイネルミラノ(馬番6番)、ケイティープライド(馬番8番)、ツクバアズマオー(馬番10番)、オツウ(馬番13番)、トゥインクル(馬番14番)の7頭。21点×各200円で計4200円! 残りの1800円は来週にキープ! 買い目を絞らず、投資金額を絞るというトンチ馬券になりましたw

ここまで触れていないファントムライト(馬番16番)が馬券の軸。なかなか勝ち切れない馬ですが、実力はこの中に入れば上位のはず。手ごろなハンデ55kgがもうひと押しをこの馬に与えてくることを期待。展開的にも先行勢が意外と少ないので、大外からでも好位を取れそうです。鞍上の内田博幸騎手は去年3月、この馬に騎乗して準オープン・常総Sを勝利。それが最も近い勝利なのですから、内田博幸騎手ファントムライト(馬番16番)は名コンビかもしれませんよ。

トーセンレーヴ(馬番2番)は2000m戦で4戦4勝。57.5kgのハンデはちょっとかわいそうですが、その実績に期待します。

レッドレイヴン(馬番3番)は函館記念となぜか相性の悪い、巴賞勝ちからの出走。ところが、前走の斤量が57kgで今回もハンデ57kg。この馬的には据え置き。増量されなかったのはお得です。テレビショッピング的に言えば「勝ったのに斤量、そのまま!」 今すぐ電話ですねw

ケイティープライド(馬番8番)、は前走・巴賞⑥着ですが、直線で狭くなる不利があってのもの。前走から4kg減のハンデ52kgですし、逆転もありそう。

ツクバアズマオー(馬番10番)は前走・巴賞で馬群の外を回りつつ、さらに外からマテンロウボスに競り掛けられる厳しい展開でした。距離が延びて、追走は楽になるはず。今回は直線を向いて馬群から抜け出す戦法がとれるかも。

オツウ(馬番13番)は軽量・ハンデ52kg。ハナに立てれば怖い存在。警戒の意味で、馬券に入れます。

気になったけど最後に消した馬「特選馬」バイガエシ(馬番4番)。準オープンなのにハンデ54kgは、1kg重いような気がします。前売りでかなり売れていますが、かつての流行語ですから珍名的な要素も人気を後押ししていそう。ここは実力を拝見。

そして届いたメッセージの中から、僕が独自の判断で、もっとも「なるほど…」と納得させられたご意見を選ぶ「ベスト狙い馬賞」の発表です! 今回は初のケース。マイネルフロストを狙っているすばる豪さんバイガエシを狙っている天童王子さん、同じくバイガエシを狙っているレンパパさんの3人です! 賞品はありませんが、おめでとうございます!

3人とも血統予想を送ってくれたのですが、僕は血統予想をしないので「ロベルト系、トニービン系?」「ジャングルポケット、マンハッタンカフェ、ファルブラヴ、キングカメハメハなどを内包?」「ニジンスキー系内包馬?」と読んでいるうちに、「で、結局どれがいいんだよ!」という気分になりましたw 同じレースを同じ方法で予想しようとしているのに、いろいろな捉え方があって、ある意味、血統予想の奥深さを教えてもらいました。まるで黒澤明監督「羅生門」のよう。下人と予想の行方は誰も知らない…。

さて、昨日(金曜)はテレビ中継でプロ野球オールスターを観戦。スター選手が勢ぞろいし、まさにお祭りムードでした。何かと「世界に目を向ける必要性」とか「グローバルな視点」などが求められる昨今ですが、「セ・リーグ」「パ・リーグ」という、歴史的経緯こそあれ、どちらに所属するのか必然性の無い両リーグの対決も悪くないなと思いましたw

競馬でも来月下旬には「ワールドオールスタージョッキーズ」が開催され、世界の名手が来日するのでしょうけど、考えてみると東西の所属騎手の対抗戦って無いんですよね。美浦所属の騎手と馬、栗東所属の騎手と馬のコンビによる対抗戦を中京競馬場で開催するのはどうでしょう? メインは当然、「関ケ原S」。時代には逆行するかもしれませんが、ちょっとおもしろそう。盛り上がるのはやはりご近所・お隣との争い。「国松さまのお通りだい」ではないですが「隣の番長やっつけて」です。サッカーのダービーマッチもそういうことですからね。ルメール&M・デムーロが所属する栗東側にちょっとずるい感じがあるので、「各トレセンに所属5年以上」のようなルールをつけましょうかw

回収率…53.1%(目標100%)
特選馬の成績…[4.2.3.16]

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