アイビスSDはやはり外枠から狙うのがセオリーです!
2016.7.30
現在の馬券作戦:
「夏とハンデ戦はBOX!」どうも!
馬迷男・
八木たかおです。
最近は仕事でどこのテレビ局やラジオ局へ出かけても広島カープの話題を振られます。
「カープ、調子いいですね!」「今年は野球を観ていて楽しいでしょ?」「もう優勝は決まりですよね!」一方、
「馬迷男、調子悪いですね」などと競馬の話題は振られません。さては当たらないことが普通だと思ってるんだろ! アイツらめ! 許さん! お前らなんか、夏休みに家族や友だちと一緒に海へ行ったときに
「スイカ割りやろう!」なんて盛り上がって、意外と1人目が最初の挑戦できれいに割っちゃって、その後食べるしかやることがなくなって逆に盛り下がればいいのに! あと、帰りの車の中で運転する人以外みんな寝ちゃって、帰宅した後に雰囲気がちょっと悪くなればいいのに!
もうね、
今シーズンの野球は早く終わって欲しい。こんなに重圧と不安と心配に苛まれるシーズンは長らく経験していないからしんどいんです。長嶋巨人の「メイクドラマ」から20年。録画失敗のように、また見たくないドラマを見ちゃうのではないかと不安。冗談では
「優勝決定っすよ!」なんて言えますが、本心はバテた逃げ馬のように大失速しないか、怯える毎日です。それも大逃げを打っているのは、
これまで逃げたことのない差し馬。そりゃ心配でしょ?
今
「カープ優勝だ!」と本気で盛り上がれるのは、カープの暗黒時代を知らない人か、忘れちゃった人。先週、日米通算200勝を挙げた
黒田投手がもし巨人に入団していたら、強力打線の援護を受けて、きっとメジャーリーグへ移籍する前の11年間で200勝しています。暗黒時代もよく観戦に行っていましたが、だいたい3回までに5点差くらいで負けているのがデフォルト。ビールを飲むしかない状況。
最近は
「なぜ巨人の『メイクドラマ』が実現したのか」を検証する新聞・雑誌・ネットニュースの記事も時々目にするようになりました。僕が読んだカープサイドを深堀りした記事では、あの時の巨人が強かったのはもちろんですが、カープの野手陣にケガ人続出、投手陣に集団風邪が発生していたそうです。健康第一。
健康を制する者は野球を制する。
まあ、贅沢な悩みとは思いますが、25年ぶりの優勝を意識していることは確かです。すでに9月いっぱいまで、僕の仕事のない日や時間帯に開催される予定で、なおかつ大一番を迎えそうな試合のチケットは押さえました。後から届いた仕事のオファーも
「その日は別件が…」とウソをついて断りつつあります。今は、サッカー・ワールドカップ観戦のために会社を辞める外国人の気持ちが痛いほど分かります。
こちらの準備は整いました。あとはこのまま大逃げでゴールまで一目散を期待するのみ。
しまった! このカープの話題、先週書いていれば
マイネルミラノが逃げ切った
函館記念の振り返りにスムーズに繋げられたのに! そして縁起が良かったのに! えーっと、先週の
中京記念で逃げた
カオスモスの着順をチェックすると…⑬着。ふーん。これも全部
「ポケモンGO」のせいだ! 先週配信を始めたりするから!
何事もなかったのように先週のターゲットレース・
中京記念の振り返りです。勝った
ガリバルディは先週
「オープンに入ってからの3走、メンバー中上がり上位ベスト3に入れないレースが続いています」なんて書いて、決め手不足を指摘したんですが、
そんなのウソウソ。外からメンバー最速タイ(もう1頭は③着
ケントオー)の末脚で差し切りました。ちょっと出遅れ気味のスタートが功を奏したのかもしれませんが、あの末脚は強烈。素質馬がいよいよ本格化?
②着の
ピークトラムは先行策から先頭。勝利目前でしたが、
ガリバルディの強襲に屈しました。ただ、①着
ガリバルディも③着
ケントオーも後方からレースを運び、そのほかの上位の馬も差し脚を発揮した馬ばかり。この馬が一番強い競馬をしたのかも。
谷川岳S勝利をきっかけに充実の夏になるかもしれませんね。
馬券の軸っぽく扱った
ケントオーが4番人気で③着。直線を向いたところで位置取りは最後方。そこからよく伸びてくれました。決め手は重賞でも通用することが証明できたので、あとはもう少し位置取りが改善されれば重賞に手が届くかもしれませんね。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」ダノンリバティは⑤着。直線を向いたところで同じような位置にいた
ガリバルディと、後方にいた
ケントオーに先着を許しました。やはり決め手勝負では難しいのかなと思う一方、追い出す際、前にいた馬が邪魔になるシーンもありました。勝ち切るにはもうワンパンチと運が必要ですねぇ。
先週から新馬券作戦
「夏とハンデ戦はBOX!」を発動したところ、①着
ガリバルディが抜け。ただ
②着ピークトラムと③着ケントオーが拾えているので、約66%的中ですw もうそろそろ来ますよ! 根拠はないですけど。
さて今週は札幌で
クイーンS、新潟で
アイビスSD、土曜には
小倉サマージャンプ。
クイーンSは
チェッキーノが抜けている印象で、この馬から入れば馬券も的中しそう。でも夏の名物レース・
アイビスSDはやはり気になる一戦。荒れる要素もありそうなので、今回は
アイビスSDをターゲットレースにしました。で、皆さんご存知の通り、その後、
チェッキーノは左前脚屈腱炎のため、
クイーンSを回避し、混戦ムードに。ターゲットレースを
アイビスSDにして良かった…。
それでは読者の皆さんから届いた
「アイビスSDの狙い馬」をご紹介していきましょう!
新潟の直線1000mは外枠有利が定説。枠順も重要な要素ですが、読者の皆さんはどの馬から入るのでしょうか?
ひろと氏さん「
ネロで勝負したいです! ネロは新潟芝直1000mで4戦して1着2回、2着2回の好相性。ネロはコーナーのない直線があっていると思います! ヨハネスブルグ産駒もこのコースに相性はバッチリだと思いますし、外枠もこのコースは有利なイメージ。内田騎手とも新潟直線では2戦2連対。内田騎手自身もコース相性はいいと思いますし今回は頭もあると思います! 重賞では馬券内がまだありませんが去年の韋駄天でもアースソニックに先着してますし直線のみの新潟芝直のこの条件ならここで1発きそうな気がしてます!」
河津君高橋君見ているなりか?さん「
ネロに期待します。千直適性もありますしそろそろ重賞勝ってもらいたいです‼️寝ろ‼️ではなくて起きろ‼️ですね汗」
ツムツムツムラーさん「
ネロにしようと思います」
ロボ46さん「今年は外枠にいい馬がいないなぁ…と思ったそこのあなたっ! 安心して下さい!
ネロがいますよ!! 人気になりそうな2頭は共に内枠、この馬にチャンスありです。前走はプリンセスムーンに敗れましたが、斤量が4.5キロ差。しかし! 今回は2キロ差に変わり、大外枠を利して逆転可能です! 昨年の覇者ベルカントは…知りません(笑)たぶん来ます(笑)」
直線1000mに限っては絶好枠と言える大外枠に入ったのは
ネロ。前走・
韋駄天Sは
プリンセスムーンから0秒2差の②着に敗れましたが、
ネロは57.5kgのトップハンデ。一方、
プリンセスムーンはハンデ53kgでしかも大外枠(16番枠)でした。斤量が軽くなり、枠も文句なし。陣営もきっと力が入っていることでしょうw
ふぃーと王さん「速く走ったもん勝ちなので持ち時計1位、夏女
ベルカントの連覇に期待します! 内枠の方に入りましたが今年の方が順調で前走を見る限りパワーアップしたような印象でした。相手も恵まれてここでは1枚も2枚も上だと思っています! 自分の頭の中ではベルカントだけ53秒台を叩き出しているので絶対に負けられない闘いでしょう!」
天童王子さん「同じ父サクラバクシンオーを持つカノヤザクラ以来の2連覇を目指す5歳牝馬
ベルカントに期待。昨年1着時と同じMデムーロを背に血統・ローテ・斤量等全て好条件が揃い、あとは6~8枠を引けば文句なしの鉄板軸」
いちひでさん「やっぱり
ベルカントかなぁ。去年の実績がものを言いそうな新潟夏開催!」
ベルカントは昨年に続く連覇を狙っての出走。そこで昨年と諸条件を比較してみると、
斤量は昨年が54kgで今年は55kg。そして
枠順は昨年が外から2番目の14番枠で、今年は内めの4番枠。昨年ほど条件が揃っていない気がします。しかし、このレースまでのステップをチェックすると、昨年が
CBC賞取り消しからの出走。ちなみにその前の出走はダート1400mの
コーラルS⑬着。さらにその前の出走は
シルクロードS⑫着。一方、今年は前走・
CBC賞③着からの参戦。紆余曲折を経てガラリと変わった昨年と比べると、今年の方が順調かもしれません。
ハカセセブンさん「
プリンセスムーンに期待します。直千は得意ですし、鞍上との相性も良いので、勝てると思います。プリンセスムーンは54キロ、ベルカントは55キロと牝馬の1キロ差は大きいですし、連覇阻止できると思います」
うめあにさん「条件はピッタリ、名前も素敵な
プリンセスムーンでいきます! 活躍すれば、『ウマジョ』も増やしていけそう!?」
プリンセスムーンにとって直線1000mは5回走って3勝・②着2回と得意の条件。その上、近2走は直線1000mで2連勝中。コース巧者ぶりに磨きがかかっている印象です。また、この馬の場合、直線1000mで内めの3番枠に入った2戦でも1勝・②着1回と連対率100%。いずれも1000万下条件のレースとはいえ、これは驚くべきコース適性。
「後から前から」ならぬ
「『外から内から』どうぞ」と言わんばかりの大活躍です。あとは斤量が前走より1kg増えて54kgになる点だけかも。
ついでに挙げれば、
プリンセスムーン=月の姫といえば
かぐや姫。人気のCM「三太郎」シリーズでかぐや姫を演じているのは
有村架純さん。そして
有村架純さんといえばJRAのCMキャラクターを担当中。ははーん、こんな分かりやすいサインは罠かもしれぬ。用心なされよ。
はんぺんさん「
サトノデプロマット。柴田善騎手はこのレースで複数回馬券になっています。人気に関わらず買っておきたい」
すばる豪さん「
ブライトチェリーが本命です。父ミスプロ系は当レースで穴をあけてます。前走よりも斤量が軽くなり、夏に強い芦毛馬で期待大です」
さすらいの馬券野郎さん「
アットウィルで。昨年9月以来短距離路戦で掲示板を外さない堅実な実績があること。父アドマイヤムーン母父タイキシャトルと直千競馬向きの血統背景に加え外枠・蛯名騎乗と一発が期待できることからもここでアッと言わせる!」
少数意見で気になるのは
アットウィル。スポーツ紙などの記事を読むと、陣営は今回、
末脚に懸ける作戦のよう。直線1000mで末脚勝負? しかも開幕週で? 常識的には逆のような気もしますが、この馬のことを知り尽くしているはずの陣営が考えたことですから勝算があるのでしょう。どんなレースを見せてくれるのか楽しみです。
いつもここで展開を予想するのですが、直線1000mに展開もへったくれもありませんw 今回は展開予想をパス。
そして現在の馬券作戦は
「夏とハンデ戦はBOX!」 全国的に梅雨明けして夏本番。日本の夏! BOXの夏の到来です!
それでは買い目を発表します! 3連複で
ベルカント(馬番4番)、
プリンセスムーン(馬番6番)、
ブライトチェリー(馬番10番)、
アースソニック(馬番12番)、
ネロ(馬番13番)の5頭BOX! 10点×各600円で計6000円です!
やはり
外枠の馬を有利とみましたが、ここまで触れていない馬も入っています。
ブライトチェリー(馬番10番)は準オープンに昇級後、苦戦が続いていましたが、前走・
駿風S③着できっかけを掴んだかも。その前走は馬場状態が重だったため、開幕週の良馬場でしかもオープンクラスの一戦にやや不安がありますが、持ち時計は54秒8。昨年5月、
プリンセスムーンを②着に降した1000万下・邁進特別で記録しています。外枠に入った今回、54秒台前半で走れれば馬券圏内突入は可能とみます。
アースソニック(馬番12番)は近走不振。しかし、
昨年と一昨年にこのレースで③着に入るなど、直線1000mでは4走して③着4回。なかなか珍しい成績の持ち主ですw 外から2番目の12番枠を生かせば、3年連続③着も期待できそう。目指せ、
アイビスSDのナイスネイチャ!
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」は
アットウィル(馬番11番)。やはり開幕週の直線1000mは先行有利なはず。突き抜けられたら、
「さすが!」と関係者を褒めたたえるのみ。
そして届いたメッセージの中から、僕が独自の判断で、もっとも
「なるほど…」と納得させられたご意見を選ぶ
「ベスト狙い馬賞」の発表です! 今回の受賞者は、
ベルカントを狙っている
天童王子さん! 枠順だけは思い通りになりませんねぇ…。ちょっと不憫に思えたので、せめて
「ベスト狙い馬賞」を差し上げます。賞品はありませんが、おめでとうございます!
昨日(金曜)の広島カープは横浜DeNAベイスターズさんに19点を差し上げる記録的大敗。そんなひどい試合展開だったのに、中継を観ているとマツダスタジアムには試合終了まで応援を続けるカープファンが大勢いました。
「愛だなぁ」と思いましたし、
「このチームには愛しかないんだよなぁ」と再認識。そうでないと25年も優勝できないチームの応援を続けられません。正念場の夏を越え、実りの秋を迎えられるかどうか。愛を貫くのも体力と根性が必要です。 カープのことを考えると、毎日胃が痛いもの。愛にも健康が必要ですなw
回収率…48.5%(目標100%)
特選馬の成績…[4.2.3.18]
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