キーンランドCは先行力のある馬に注目です!
2016.8.28
現在の馬券作戦:
「夏とハンデ戦はBOX!」どうも!
馬迷男・
八木たかおです。
我が
広島カープに
優勝マジック20が点灯したと思ったら、あれよあれよとマジック14。26日・金曜日に試合後のヒーローインタビューで
菊池選手が
「マジックとか初めてなのでよく分からないです」と語っていましたが、ファンも25年ぶりなのでよく分からないです。記憶にございません。
「優勝」を意識しないようにしたいところですが、いやでもチラつきます。まあ、選手じゃないんですから、ファンは意識してもいいんですけどね。優勝への重圧でミスを連発しても、試合の行方に影響ないし。
ミスといえば、18日・木曜日の東京ドームの試合では、ビジター3塁側と間違ってなぜかホーム1塁側のチケットを購入。これが優勝の重圧かもしれませんし、酔っぱらってネット購入した末の悲劇かもしれません。
前日に気付いたので赤いグッズを何も持たず、黒のポロシャツを着て出かけ、オレンジ色の巨人ファンに混じって完全な無表情で観戦していました。4点ビハインドをひっくり返す大逆転勝利にも、決して喜ぶことなく、拍手することなく無表情。あの日の東京ドーム、歓喜するカープファンと落胆する巨人ファンの合わせて約4万5000人の中で、もっとも冷静だったのが僕だったかもしれません。選手やチームスタッフよりも冷静。ただし、心臓だけはバクバクしていましたけどw 1塁側で応援しているカープファンの方もいましたが、他人の家で勝手に大騒ぎしているような行為なので僕はやりたくないんですよねぇ。応援にもマナーがあるはず。
先日、仲良くしてもらっている落語家の
立川こしら師匠とお会いした際、
「カープはもう大丈夫でしょう?」と聞かれたので、
「まだです!」と即答。
被メークドラマの悲劇があるので、優勝を意識したところでひっくり返されると、アイデンティティを守ることができません。自我の防衛に必死なのです。
「俺、まだ本気出してないから」のヤツです。
野球がお好きなこしら師匠もカープファン気質をよく理解されているので、
「25年ぶりの優勝、おめでとうございます!」と先制攻撃。こちらは
「優勝目指してねえよ! カープ応援したことねえよ! 優勝したくねえよ!」とドラえもんの秘密道具「USO800」回のような回答で懸命のディフェンス。
今シーズンもいよいよ残り約25試合。これまでに悲しい出来事をたくさん味わったチームですから、
「ここからひっくり返されるのがカープの真骨頂なんじゃないの?」と思ったりもしますが、しっかり見守ります。とりあえずCS進出は多分大丈夫なはず。
さて、先週のターゲットレースは
札幌記念。
「マジックマン」モレイラ騎手騎乗の
モーリスは単勝1.6倍の圧倒的人気に応えられず②着。
「マジックマン」が②着なんてマジックが出たカープにとって不吉…。箸が転んでも不安なカープファンです。
むしろマジックを使ったのは
ルメール騎手だったかも。ハナにこだわっていないようなスタートからあっさり先頭に立ち、
1000m通過59秒9のペースで逃げ切り勝ち。稍重にしては少し速いかなと思ってみていたんですが、7ハロン目12秒7、8ハロン目12秒5とペースが落ちています。小回りコースだと動き出す馬がいてもおかしくない辺りで、ひと息入れられたことが逃げ切りにつながったのかもしれません。
レースの上がり3ハロンタイムが36秒9。そして
モーリスと
レインボーラインがメンバー最速の上がり3ハロンタイムを記録するも36秒3。距離に不安を抱えていた1番人気馬は消耗戦に持ち込まれるとつらいですねぇ。積極的に動いて勝ちにいった結果、末脚をなくすパターンも騎手の頭に浮かぶでしょうから。
札幌記念の結果により、
ルメール騎手が新たなマジックマンとして
「シン・マジックマン」ということで。
モレイラ騎手は
「マジックさん」くらいで。ちょっとNHK朝の連続ドラマのタイトルみたいですけど、親近感は増します。「マジ兄ちゃん」でもいいですね。「まじ」だと、「まれ」と掛かっているのかどうかが微妙。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」ハギノハイブリッドは⑨着。後方の位置取りになり、上がりのかかる厳しい競馬でまずまず伸びてくるも前に届かず。良馬場ならもう少し好戦できたかも。
それでは今週の予想に入りましょう。日曜日の重賞は
新潟2歳Sと
キーンランドC。近年、クラシックをにぎわす馬を多数輩出している
新潟2歳Sは注目のレースで。ただ、2歳重賞ということで、データが少なく予想は困難。それなら
キーンランドCの方が的中確率が高そうです。知っている顔ばかり。なじみの居酒屋のようなものです。
今週のターゲットレースはキーンランドCに決定。
まずはいつも通り、読者の皆さんから届いた
「キーンランドCの狙い馬」を紹介していきましょう!
シンゲンさん「
シュウジを狙います。ソルヴェイグとの斤量差が1kgに縮まりますし、モレイラ騎手も魅力。逆転できるはずです」
河津君高橋君見ているなりか?さん「
シュウジを軸にします。前走は軽量牝馬に負けましたが洋芝適性もありますし、斤量も軽く世界のモレイラ騎手の騎乗ぶりに期待‼️」
シュウジの前走:
函館2歳Sは
ソルヴェイグの内をすくって一旦前に出るも、差し返される悔しい②着。ただ、古馬とも互角以上に戦えることや、スプリント戦と洋芝の適性が明らかになりました。今回は
モレイラ騎手との初コンビ。注目の一戦です。
やっちゃんさん「いつも楽しく見てます。当たればもっと楽しいんですが…
エポワスから勝負です。やはり洋芝で33秒台で上がってこれる脚は魅力ですし 去年は前がふさがってしまい まともに勝負出来てませんでした。デム-ロもその辺は頭に入ってるでしょう。みなさんエポワスの前で邪魔しないでね!」
色気無しババアさん「カープ強いですねぇ。愛知県民としてはドラゴンズもグランパスも負け続けて、自分も競馬で全然ダメですわ。
エポワスで」
一昨年、昨年と北海道シリーズで好成績を収めてきた
エポワス。今年も前走・
UHB賞で②着に好走し、存在感を示しています。今回は前走より斤量が1kg重くなり、相手も強くなります。ただ内の3番枠を引き、内々にこだわったレース運びならば好戦可能なはず。
M・デムーロ騎手との初コンビも魅力です。
ハカセセブンさん「今回は、いろいろと悩みましたが、
ソルヴェイグに期待します。函館SSはレコード勝ちですし、内枠、外枠関係ない馬ですから、騎手も気楽に騎乗できると思います。後は良馬場であることを願うばかりです」
ソルヴェイグは前走・
函館SSで、
ローレルベローチェを楽に追走するなど、かなりのスプリント適性を示しました。2戦連続のスプリント戦となる今回は、慣れによる上積みもありそう。斤量は前走より2kg重い52kgになりますが、まだまだ軽量の範囲。不安より期待の方が大きいですね。
りーか改めジングルベル♪ さん「
ブランボヌールから勝負します!! 北海道シリーズ&芝1200で2戦2勝!!ディープ産駒で鞍上戸崎さん♪ そして斤量51kg♪ 不安要素は何もありません!! ここが買いです(^^)」
ブランボヌールは昨年の
函館2歳S勝ち馬。洋芝適性はありますし、斤量も51kgと裸同然。大外枠、古馬との初対戦、休み明けは気になるところですが、これらをクリアできれば札幌のスプリント戦で復活する可能性はありそうです。
すばる豪さん「
オメガヴェンデッタが本命です。昨年も函館を重馬場で快勝していて、北海道競馬もこなせます。昨年は展開が向かなかった印象で、時計のかかる馬場は向くはず。外人騎手が4人も出ますが、日本の大将武豊が日本の意地を見せてくれるはずです」
善戦が続く
オメガヴェンデッタ。その一方で、ワンパンチが不足している感もあります。前がやりあって、差し脚が生きるような展開が理想かもしれません。
藤本淳さん「
サトノルパンを狙います。G1が目標だろうけど、人気が無いときのサトノは怖い。1番人気じゃ勝てないでしょ。ルメールも2週連続札幌で重賞勝ちなら格好いい!」
サトノルパンは
京阪杯で
ビッグアーサーを降しているのですから、それくらい走ればG1でも通用するはず。前走・
高松宮記念で⑱着と崩れ、立て直して臨む一戦です。洋芝適性に関しては走ってみないと分かりませんが、人気がないなら買ってみておもしろい1頭かも。
では、展開を予想しましょう。最内枠を引いた
セカンドテーブル(馬番1番)がここは一目散の逃げ。その後ろに
アクティブミノル(馬番10番)がつけるオーダーが予想されます。
シュウジ(馬番4番)、
ソルヴェイグ(馬番5番)あたりも先行グループ。中団には
エポワス(馬番3番)、
オメガヴェンデッタ(馬番6番)、
オデュッセウス(馬番11番)、
レッツゴードンキ(馬番12番)、
ブランボヌール(馬番14番)など。後方待機は
サドンストーム(馬番7番)。
ハナ争いがほとんどなさそうなので、スプリント戦にしては前半のペースは落ち着くかもしれません。前が楽をできそうな分、中団以降の馬にとっては厳しいレースになるかもしれません。
先行力のある馬に注目したいと思います。
そして現在の馬券作戦は
「夏とハンデ戦はBOX!」 この作戦もなかなか結果が出ませんが、先週は
モーリスを嫌ったが故のハズレ。先々週までは、もう一息のところまで来ていたので、今週も作戦を継続します。スプリント戦はわずかな差で着順が大きく変化したり、穴馬が台頭するイメージがあるので、3連系よりも馬連の方がいいのかなぁ。
それでは買い目を発表します! 馬連で
シュウジ(馬番4番)、
ソルヴェイグ(馬番5番)、
オメガヴェンデッタ(馬番6番)の3頭BOX。3点×各2000円で計6000円です!
先行力を重視しながらも、中団からのレースになりそうな
オメガヴェンデッタ(馬番6番)も馬券に入れました。
函館SSは内を通った馬が上位を独占。そのレースで1番人気に支持された
オメガヴェンデッタ(馬番6番)は馬場の4分どころから伸びて⑥着。差はわずかだけに、直線のコース取りによっては上位進出も可能とみました。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」は
レッツゴードンキ(馬番12番)。前走・函館SSは中団の前めにつけて、直線で内から強襲しての③着。スプリント戦での先行力に関しては他馬の方が上でしょうし、外めの枠に入った今回は前走の再現は難しいかもしれません。前売りで人気にもなっていますから、今回は馬券から外しました。
カープの快進撃も気になりますが、パ・リーグでは
北海道日本ハムファイターズの爆発的な巻き返しも驚異的。日ハムさんのような巻き返しができれば回収率100%の目標達成もまだまだ可能です。今回の
キーンランドCから反撃の狼煙が上がりますように。ただのボヤ騒ぎになりませんように。
回収率…43.1%(目標100%)
特選馬の成績…[4.2.4.21]
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