抜けが気になるので作戦変更! 秋を迎えて心機一転です!
2016.9.10
現在の馬券作戦:
「夏とハンデ戦はBOX!」→
「?」どうも!
馬迷男・
八木たかおです。
じわりじわりと迫り来る感覚に、もはやいっぱいいっぱいの精神状態です。
広島カープが
25年ぶりのリーグ優勝へマジック1。なにせ25年前のことですから、当時、どんな心境だったのかも覚えていません。それに当時はまだまだ強い時期でしたから、こんなに優勝から遠ざかるとも思っていませんでしたし。
あいかわらず周囲の人からの
「もう決まりでしょ?」の声に、
「いえ、まだ分かりません!」とファイティングポーズを崩さない日々が続いていますが、その瞬間を自分がどこで迎えるのかが気になります。仕事中だけは避けたいところ。そして晴れの暁に酌み交わす旨酒を堪能するため、翌朝が早い日も避けたい。注文の多いカープファン。
放送作家の後輩にカープファンがいるのですが、先日、彼とラジオ局のトイレで会ってもぎこちない状況。普段ならカープ関連や仕事関連の何でもない会話をするのですが、互いに終始無言。優勝を意識してのことですが、それを口に出したくないのです。カープファンにとって
「優勝」の2文字は「ハリー・ポッター」シリーズで
「例のあの人」「名前を言ってはいけないあの人」「闇の帝王」などと称される悪の魔法使いヴォルデモートのような存在です。
現在、カープ戦のチケットはプラチナ化していてネットオークションなどでは価格が暴騰。おととい、カープの勝利&巨人の敗戦で優勝が決まる試合には、マツダスタジアムが建設されて以来、最多の3万2546人が詰めかけました。そんな中、試合中継を観ていると学生服姿の一団が。恐らく修学旅行でしょう。このタイミングで観戦できるなんてうらやましい限り。きっと子供たちも
「優勝の瞬間を生で観られるなんてヤバくね?」「マジ、ラッキー。超ウケる」と喜んでいたかもしれませんが、結果はお預け。子供たちは
「世の中、そううまくいかない」という非常に大切なことを学べたのではないでしょうか。最高の修学旅行です。
実は今日と明日、東京ドームで行われる巨人戦のチケットを持っています。うまく運べばXデーになりそうな付近の日程で、なおかつ仕事のスケジュールとにらめっこしつつ観戦可能な日のチケットを早めに購入していました。なので9月も野球観戦の予定が目白押しですw 今年の観戦試合数もカープの公式戦だけで50試合に到達しそうな勢い。
「今シーズンもっともカープ戦を観戦した放送作家」になれる気がしてきました。もちろん
すべて自腹です。ここ大事。ノー・マスコミパワー。
でも、やはり優勝は地元・広島で決めて欲しかったです。ここ数日の報道で、広島市民の皆さんの盛り上がりを見ていると、改めてカープは広島市民の皆さんのものだと実感します。僕は神戸出身・東京在住で広島と何の縁もありませんから、どれだけカープを愛してもちょっと距離を感じるんですよね。これって愛人のような心境?
カープは広島市民の皆さんのものと認識していますが、それでも流れでこうなってしまったのだから、優勝の瞬間を見られるものなら見たいです。パンチラのようなもので、こだわっているわけではないけど、見せてくれるなら見てもいい…いや、違うな。優勝をパンチラに例えるのは断じて違う。
とにかく、そんなこんなで今日と明日は東京ドームへ。この2戦で決まるかどうかは分かりませんが、普段と違う雰囲気の観戦を楽しんできます。あとは優勝が決まった瞬間にカープOBの達川さんあたりが
「ドッキリ大成功!」と書かれたプレートを持ってグラウンドに飛び出してこないかどうかが心配。
「やっぱりドッキリだったかー!」カープファンなら受け入れてしまいそう。
もはや気持ちは東京ドームに飛んでいますが、無理やり引き戻して先週の振り返りを。
新潟記念は最後の直線で全馬が大きく広がる直線1000mのようなレースになり、大外ラチ沿いから突き抜けた
アデイインザライフが勝利。3連勝で初重賞ゲット。先週、そこそこペースが流れて、究極の上がり勝負にはならないのでは、なんて書きましたが、
アデイインザライフの上がり3ハロンタイムは32秒7。究極でしたw 完全なる読み違い。
②着
アルバートドック、③着
ロンギングダンサーを含め、上位に入った馬はすべて後方待機組。一方で、道中で内を通って上がっていった
ダコールは珍しく⑯着惨敗。直線内側の馬場が荒れていたことも影響したのかも。後方待機&外へ持ち出しが今回の正解だったようです。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」ルミナスウォリアーは⑤着。予想に反して、この馬が得意とする瞬発力勝負になりましたが、自分より外にさらに伸びている馬がいました。この馬も上がり3ハロンタイム33秒6で伸びていたんですけどねぇ。
③着
ロンギングダンサーが抜けたため、今回もハズレ。3連複にしろ、馬連にしろ、最近
「抜け」で外れるパターンが多い気がしています。先日の巨人・
澤村投手の大暴投のようにすっぽ抜けています。こういう場合はどうすればいいですかね? …そうか、あれか! では後ほど、馬券作戦変更!
今週から秋競馬開幕。G1ホースが続々と復帰戦を迎えますね。この時期は、有力馬の仕上がりを見極めることも重要。見極めを続けているうちに、秋のG1戦線が始まり、気がついたら
有馬記念です。これは毎年のこと。そろそろ年賀状を書き始めるとともに、忘年会のお店の予約を。
今年から
紫苑Sが重賞に格上げされたので第1回を記念してターゲットレースにすることも考えましたが、この原稿を普段よりも1日早く送るのはちょっと大変。中山の
京成杯AHか、阪神の
セントウルSのどちらかですが、休み明けにハンデの要素まで加わる
京成杯AHは恐らく難解。ここは
セントウルSにしておきましょう。
そうは言っても
ビッグアーサー、ダンスディレクター、ウリウリなど、有力馬がここから始動。一筋縄では収まりそうにありません。格でねじ伏せるか、それとも夏競馬で頑張った面々がひと泡吹かせるか。読者の皆さんはどう見ているんでしょうか? いただいた
「セントウルSの狙い馬」をご紹介です!
ハカセセブンさん「
ビッグアーサーを応援します。やはり勝率とコース相性はバッチリです。レース間隔5ヶ月と斤量58キロは不安材料ですが、馬体重が大幅に増えていなければ問題ないと思います。斤量も、これだけ馬格が大きいとこなせると思います。これで負けたら、勝った馬をほめましょう」
藤本淳さん「やっぱりアレだね。普通に
ビックアーサーだろうね。グルッと回ってくれば力上位でしょ」
シンゲンさん「
ビッグアーサーが堅軸でしょう。セントウルSからスプリンターズSまでは中2週と間隔が短く、ある程度は仕上がっているはずです。開幕週で最内枠を引けたのも良いですね」
今年の春に1番人気で
高松宮記念を勝った
ビッグアーサー。スプリントG1の春秋制覇を見据えた復帰戦ですから、ここは恐らく余裕残しの仕上げ。陣営も目一杯の仕上げではない旨のコメントを出しています。そして今回は斤量58kg。このあたりが今週スポーツ紙などで囁かれていた不安材料です。そもそもこの馬、
高松宮記念を勝つ前の3戦連続で勝ち切れない競馬を続けていました。G1をレコード勝ちした能力に一定の評価を与えつつも、不安材料のある今回はやや割り引くのが妥当なのでは?
河津君高橋君見ているなりか?さん「
ネロの初重賞制覇に期待します。夏場順調に使われて引き続き内田騎手が騎乗するのも心強いです」
うめあにさん「ビッグアーサーが抜けているとは思いますが、直線で前が詰まった場合を想定して、前々で運べる
ネロから勝負します!」
はんぺんさん「
ネロの逆転に期待します。ネロからビッグアーサーの馬単を買ってみます」
ネロは前走・前々走と2戦連続で直線1000mに挑戦して②着2回。その経験を生かして今回はハナに立ちそうです。距離適性は1000mが向いているかもしれませんが、1200mでも4勝している実績があるので、展開次第では好戦可能なはず。開幕馬場の単騎逃げは絶好の条件。昨年のこのレースの勝ち馬・
アクティブミノルの再現まであるんでしょうか? ただ、枠が少し外(10番)になったのは不運ですねぇ。
ブルーさん「狙い馬は
ラヴァーズポイントで。秋競馬の開幕ですがまだこの時期は暑く夏競馬の延長で考えます!! 前走は小倉の軽い馬場が合わなかった印象です。前々回の中京は前々から立ち回り良いレース内容でしたし最近は開幕週でもある程度力のいる馬場が多いので逆に合いそうな印象です!」
りーか改めジングルベル♪さん「好相性の川須騎手が乗る
ラヴァーズポイントから~(^^)」
ラヴァーズポイントも先行力がある1頭。ただ、この馬も外めの11番枠を引いてしまいました。さらに言えば、下級条件でも阪神コースで勝ち星がない馬。直線平坦の方が向いているのかもしれません。
招福提インザスカイさん「
ウリウリっしょー! デムーロにディープ産駒! ウリウリしかないっしょー!」
ウリウリは昨年のこのレースの②着馬。大外16番枠から出遅れというロスの多いレース運びでしたが、よく末脚を伸ばしました。開幕週であんなに追い込めるんだと感心したことを覚えています。昨年は7月の
CBC賞①着から約2か月の休み明け。そして今年は5月の
ヴィクトリアM⑬着から約3か月の休み明け。ここ5戦、馬券圏内に入っていないことが気になりますが、
M・デムーロ騎手との初コンビで新味が出るでしょうか?
そして
ビッグアーサーに劣らないほど、読者の皆さんの支持を集めた馬がいました。そうですね、彼もG1ホースですから。
すばる豪さん「
スノードラゴンが本命です。前走は上がり3ハロンをキャリア最速の33秒0でまとめていて衰えはなさそう。今回は少頭数ですが、先行馬がしっかりいて流れも平均ペース以上になりそう。小回り坂ありの1200mでは連対を外してないので、叩き二走目で休み明けの馬よりは力をだせそう」
穴馬太郎さん「
スノードラゴンを狙います。スプリンターズS後は、いいトコ無しって感じですが、苦手な内枠と道中の不利や、展開不向き。それと、スプリンターズ勝ち馬と言うことでマークされる立場なら負けていたことにも納得。しかし今回は得意の8枠で、前にいく馬は多く、有力馬は休み明けで、目標は先。他、終いの甘い馬も多数。今回は開幕週で、開幕週=逃げ馬~先行馬は前に行きたくなり、4コーナーではゴチャつき、マークされた馬は馬群内でどん詰まり。後ろはバラけてスイスイ。なんて、展開を予想(妄想笑)しています。今回、付け入る隙はあるんじゃないでしょうか?」
たいそんさん「好枠ゲットの?ビッグアーサーは2着とみて、得意枠ゲットの大外
スノードラゴンを本命とします! G1勝ちも2着も8枠でしたし! 内枠先行有利な開幕週ですが、今週の雨の恵み? が残ってれば突き抜けるハズです!」
今回、大外13番枠に入った
スノードラゴンですが、比較的、外枠でも好走しています。これは跳びが大きいため、逆に外枠の方がのびのび走れるのかもしれません。陣営のコメントによると、1分7秒台後半の決着ならチャンスがあると考えているようです。昨年の
セントウルSの勝ちタイムは1分7秒8。今年もこれくらいの時計になれば出番がありそうですね。
それでは、展開を予想しましょう。ハナはネロ(馬番10番)が取り切れるとみます。それを見るようにビッグアーサー(馬番1番)、エイシンブルズアイ(馬番2番)、アットウィル(馬番8番)、ラヴァーズポイント(馬番11番)などが先行。中団はダンスディレクター(馬番3番)、ウリウリ(馬番6番)、スノードラゴン(馬番13番)など。後方待機はティーハーフ(馬番7番)。
開幕週なので基本的には先行力のある馬、そして馬場の内めを通る馬が有利でしょう。ただ、
ビッグアーサー(馬番1番)が先行しそうなので、その仕掛けどころによっては先行グループにきつい展開になって中団からの差しが届くかもしれないとみます。
そして現在の馬券作戦は
「夏とハンデ戦はBOX!」ですが、先ほども書いたように抜けが目立つ状況。そんな時は①着・③着、②着・③着でも当たる馬券、そうワイドです!
「『抜け』が気になったらワイド!」 これです。
それでは買い目を発表します! ワイドで
エイシンブルズアイ(馬番2番)、
ウリウリ(馬番6番)、
ネロ(馬番10番)の3頭BOX。3点×各2000円です!
ワイドで
ビッグアーサー(馬番1番)を買うと配当がとてつもなく低くなりそうなので、ここは馬券から外して、
ワイドでちょっと穴っぽいところを狙おうという作戦です。うまくいきますように。
ここまで触れていない馬は
エイシンブルズアイ(馬番2番)。前走・
CBC賞は休み明けで、馬体重からもやや太め残りだったかもしれません。叩いての上積みが期待できる上、前走のハンデ57kgから1kg減った斤量56kg。
高松宮記念⑤着くらい走ればチャンスがありそう。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」は
スノードラゴン(馬番13番)。どうしてもこの馬が開幕週の馬場で好走するイメージが沸かないんですよね。むしろ、中山最終週の
スプリンターズSの方が馬場的には向いているのでは?
この原稿を皆さんが読んでいるとき、カープは、そして僕はどうなっているんでしょうか? なんだかビデオレターみたいになっていますが、かわいいカープ女子に交ざっておっさんがオイオイと泣いていても許してください。それでは東京ドームに出発! …おっと、その前に仕事に行かなくちゃ。
回収率…40.1%(目標100%)
特選馬の成績…[4.2.5.22]
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