香港Cは3連単勝負向きのレースと見ます!
2016.12.10
現在の馬券作戦:「大逆転狙いの3連単勝負」
どうも! 馬迷男・八木たかおです!
今週、新規調教師試験の合格者が発表され、武幸四郎騎手、田中博康騎手、武英智元騎手らが合格。おめでとうございます。武幸四郎騎手は現在38歳、武英智元騎手は35歳。武幸四郎騎手は今年10勝を挙げるなど現役で活躍しているので、ちょっと早い気もしますが、今年8月にお父様・武邦彦調教師が亡くなったことも、調教師への転身を決意した理由なのかもしれません。調教師試験は難しいと聞いていますから、猛烈に勉強したんでしょうね。ミカン箱とろうそくの灯、鉢巻を撒いて。大学受験で使う赤本のような参考書はあるんですかね? 売っているとしたらどこで? トレセンの中のお店?
最近は僕より年下の調教師が珍しくなくなってきました。かつては、高校球児はお兄さんだったのにいつの間にか年下ばかり。そうこうしているうちに、高校野球の監督までが年下になってきます。すると、様々なスポーツの選手も年下ばかり。引退する年齢が早い相撲では親方が年下になってきます。
野球界では今シーズン限りの引退を表明した黒田博樹投手(41)も年下。周囲は「黒田さん!」「黒田さんが引退!」と言っていましたが、僕からすれば「黒田」「黒田が引退かぁ」。呼び捨てOK。同じく引退した「ハマの番長」「リーゼントロックの馬主」三浦大輔投手(42)も年下。黒田の年齢を考えれば、「3年前の自分がプロ野球の世界でバンバン投げていた」と考えること自体が脅威。でも、新井選手の呼び方は「新井さん」。彼は「さん」までがニックネーム。年齢関係なく国民全員から敬称をつけて呼ばれる「サザエさん」のようなもの。
黒田投手、三浦投手は今シーズンもがんばっていましたが、僕が野球をちゃんとしたのって5年くらい前かもしれません。いや、あれはソフトボールだったか。バッティングセンターも今年は行っていません。昨年はよく行ったんですけどね。その昨年、バッティングフォームを改造しました。トップの位置を下げて、脇を締めることで、バットの出をスムーズに。おかげで120kmが打てるようになりました。今も打てるかどうか、今度確かめてきます。打ち納めですね。
グラビアアイドルももちろん年下ですが、あなどれないのはAV女優。年上がいます。初めてAVを見たタイミングでは、大抵が自分よりもお姉さんでしたが、そのお姉さんへの憧れから上手にシフトチェンジできなかった人、あるいはシフトチェンジを拒んだ人が熟女AV好きになっていくのだと思っています。悪いことじゃないと思いますよ。むしろ健全。
AV男優も年上がいますね。80代の方がいらっしゃいます。ジャイアント馬場さんのように生涯現役を貫いて欲しいです。「貫く」はそういう意味でもあると思っていただいて結構です。ダブルミーニング。15歳のJリーガー・久保建英選手が誕生する一方で、80代のAV男優もいまだ現役。高齢化社会日本バンザイ。
定年の関係で80代までは働けませんが、新規調教師の皆さんのご活躍をお祈りしております。武幸四郎厩舎の馬で武豊騎手が勝つシーンを見たいですね。そして馬券も当てたいですね。でも過剰人気になるようなら、馬券から外します。そのスタンスは変わりません。
スタンスは揺るがずとも馬券は当たらず。そんな当コラムは先週のチャンピオンズCも撃沈でありました。勝ったサウンドトゥルーは大野騎手が上手に乗りましたね。最後方からの追走になりましたが、最内を回って脚を温存。直線で先行勢の外へ持ち出し、アウォーディーを差し切り。外へ持ち出す時、何度か右ムチを入れて外に膨れ過ぎないように調整していたあたり、この馬のことをよく理解しているんだろうと思わせました。うまく操作したという点では、車庫入れを切り返しなしで成功させるような見事な騎乗。良馬場で行われたのもこの馬にとっては良かったかも。そして天気予報はどないなってんねん。
②着に敗れたアウォーディーはソラを遣う面が出てしまったようですね。それでも人気を背負って勝ちに行く競馬をして、この着差。道中、やや手ごたえが悪そうに見えましたから、本調子ではなかったのかも。今回はサウンドトゥルー&大野騎手を褒めるべきかもしれません。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」アスカノロマンが③着。マイナス10kgとしっかり馬体を絞ったことが奏功したようです。先週、「上りのかかる展開になってどこまでやれるか」と書きましたが、そんな展開になりました。
先週は、サウンドトゥルーに関して「昨年の東京大賞典を勝った時や、今年初戦の川崎記念でホッコータルマエにアタマ差②着まで迫った時は、いずれも良馬場」、アウォーディーのソラを遣う気性に関して「地方交流重賞ならライバルが限られるので、相手を絞ったレース運びが有効的ですが、今回は伏兵もハイレベルな中央G1。思わぬ相手に脚をすくわれる恐れはないでしょうか?」、そしてアスカノロマンに関して「上りのかかる展開になってどこまでやれるか」と、我ながら分析バッチリ。犯行理由、物的証拠、アリバイ崩しまでしっかり推理できた上で「真犯人はお前だ!」「違います」という結末。今週も迷探偵の活躍にご期待ください。
そんな迷探偵が今週挑む難事件は香港C。国内で阪神JFが行われますが、現2歳牝馬のトップに君臨していると思われるミスエルテが朝日杯FSへ。要するに、2番手以降の馬たちの争いになりました。ただでさえ難しい2歳牝馬の一戦が、トップが抜けることでより混戦に。これは不測の事態が起きるかもしれません。ならば日本のトップホースが出走する香港Cを狙いましょうということで世界へ目を向けることになりました。
それでは読者の皆さんから届いた「香港Cの狙い馬」をご紹介。2強対決のムードが漂っていますが、読者の皆さんの推理はいかに?
オブライエンさん
「やっぱりここはモーリスです。異国の地で有終の美を飾って欲しいです。現地には行けないけど、テレビの前でしっかり馬券を買って応援します! 頑張れ日本!」
はんぺんさん
「馬券はモーリス、パートン騎手の馬の馬単マルチ、オッズ次第でワイドを厚めに買いたいと思います」
ヒナスズパパさん
「何か地方の交流戦みたいな出走表ですね。1枠に入ったエイシンヒカリに期待をしたくなりますが、モーリスのラビット役になってしまいそうなくらいモーリスに信頼感を感じています」
シンゲンさん
「モーリスに頑張ってもらいたいです。今年も日本馬ワンツーが見たいなぁと思ってます」
河津君! 落合さんに連絡とれたなりか? さん
「モーリスに期待します! 世界のムーア騎手騎乗で去年のマイルに続いての2000メートルでも強いモーリスを香港でもみたいです! 勝って有終の美です」
pokalさん
「ここはモーリス。最強であることを証明する走りを期待します」
現役最後のレースを香港で迎えるモーリス。前走の天皇賞・秋は戦前に囁かれた距離不安を一掃する完勝でした。距離もコースも実績あり。体調万全であれば、昨年の香港マイルに続く2階級制覇の可能性は極めて大きいとみます。あとはすでに勝負付けの済んだ日本馬ではなく、海外の馬たちとの力関係。
ブルーさん
「狙い馬はエイシンヒカリです! 激走か凡走かの馬ですが気分良く行けた時のスピードは一級品です。豊さんとともに有終を飾ってほしい!! 」
tytさん
「モーリス、ゴールドアクター。どちらも、完成期に入ってから敗戦はあれども。その敗戦にはディープインパクト産駒に先着されていないスクリーンヒーロー産駒。この牙城はとてもとても厚そう…でもあえてエイシンヒカリで。気持ちさえ乗ればイスパーン賞の再現も充分」
うめあにさん
「モーリスに歴史的名馬としての伝説を作り出しては欲しいですが、応援したいのはエイシンヒカリです! スイスイ逃げ切って、有終の美を飾って欲しい! 」
ハカセセブンさん
「エイシンヒカリを応援します。マイルとは違って、強豪揃いのレースですから、一度勝ってる強みがあると思います。ただ、モーリス、ヒカリにプレッシャーをかけてくると思いますので、うまく逃げれば、勝てると思います。日本馬のワンツースリーを見たいですし、可能性は十分あります」
に・・・にしさん
「エイシンヒカリの単勝だけ買おうと思ってます」
前走の天皇賞・秋で2番人気に支持されながらまさかの⑫着と崩れたエイシンヒカリ。やっぱり難しい馬なんですよね。今回は最内枠からの逃げになりそうですが、他馬のマークは昨年以上。武豊騎手がジャパンCを勝ったキタサンブラックより対応策の幅が狭そうなこの馬で、どんな逃げを見せてくれるのか注目です。
ポン-21さん
「日本馬大量出走の予感がしたので日程合わせて香港出張入れていました。日曜は仕事せずに沙田競馬場にて現地観戦♪ 香港カップはステファノスのG1初制覇に期待です。日本だと厩舎人気でオッズがつかない藤原英昭厩舎も香港なら美味しいオッズになるのでは。日曜当てて次の日から仕事頑張ります」
現地観戦ですか。うらやましい! ステファノスは中距離戦で安定した成績を収め、G1まであと一歩。昨年のこのレースでは⑩着に敗れましたが、あのレースはエイシンヒカリの逃げに支配された一戦。末脚が生きる展開になれば。ただ、広いコースの方が向くイメージがあるのですが、どうでしょうか?
すばる豪さん
「クイーンズリングが本命です。日本の女をなめたらあかんぜよ」
「極妻」も香港上陸。クイーンズリングのこの秋の充実度は目を見張るものがありますね。前走・エリザベス女王杯は②着のシングウィズジョイとクビ差の勝利でしたが、スローの展開を利した②着馬とは着差以上の力量差があったように思えます。差し切る際の末脚は初代「極妻」岩下志麻さんの演技のような迫力。この馬も切れ味が生きる展開が理想かもしれません。
そう考えると、エイシンヒカリのハイペースの逃げはあまり歓迎できないかも。斤量も日本と違って牡馬と1.5kg差なのも若干不利。余談ですが岩下志麻さんといえば、10数年前、志摩スぺイン村のジェットコースターのCMに出演し、「極妻」ばりに「もう乗らへんでー!」と言っていたのが印象的。今回、M・デムーロ騎手が「また乗るでー!」と引き続き騎乗してくれるのは好材料。
海外馬を狙うメッセージは皆無。なかなか海外の競馬までチェックするのはむずかしいですよねぇ。致し方ありません。「世界の合田」的海外通読者さんの出現を待ちたいと思います。
それでは展開を予想しましょう。逃げるのは最内枠に入ったエインシンヒカリ(馬番1番)でしょう。内枠を引いたラブリーデイ(馬番6番)のほか、香港ブレイジングスピード(馬番4番)、モーリス(ゲート番号2番)、香港ホースオブフォーチュン(馬番10番)、香港ヘレンスーパースター(馬番11番)などが続く展開。中団は香港デザインズオンローム(馬番3番)、ガンピット(馬番7番)、ステファノス(馬番5番)、フランスのエリプティク(馬番9番)、クイーンズリング(馬番12番)あたり。後方待機は香港シークレットウェポン(馬番8番)。
エインシンヒカリ(馬番1番)の逃げは前走の天皇賞・秋のペースが1000m通過60秒8。そして昨年の香港カップの映像を確認したところ、1000m通過は61秒半ば。今年も大体このくらいのペースになると考えていいでしょう。エインシンヒカリ(馬番1番)の逃げはハイペースというイメージがありますが、意外と速めのミドルペースくらい。スローだと引っ掛かってしまうモーリス(馬番2番)にはぴったりですね。天皇賞・秋でもそれは証明済み。
そして現在の馬券作戦は「大逆転狙いの3連単勝負」。実は香港Cをターゲットレースに指定したのは、3連単勝負が念頭にあったから。モーリス先生、お願いします!
それでは買い目を発表します! 3連単でモーリス(馬番2番)1頭軸流し。相手は、デザインズオンローム(馬番3番)、ブレイジングスピード(馬番4番)、ステファノス(馬番5番)、シークレットウェポン(馬番8番)、クイーンズリング(馬番12番)の5頭。20点×各300円で計6000円です!
ここまで触れていない外国馬が馬券に入っています。デザインズオンローム(馬番3番)は3走前にG1・チャターCで勝ち馬ブレイジングシピードから0秒2差の④着。その時の鞍上が今回もコンビを組むモレイラ騎手。ジョン・ムーア調教師は、インタビューに前走・香港ジョッキークラブCのシンガリ⑨着は二走ボケだったと語っています。2年前にこのレースを勝っている馬ですからマークが必要。
ブレイジングスピード(馬番4番)はデザインズオンローム(馬番3番)と勝ったり負けたりを繰り返している馬。実力は互角とみていいでしょう。
シークレットウェポン(馬番8番)は前走・香港ジョッキークラブCで最後方から馬群の間を突いて、デザインズオンローム(馬番3番)とブレイジングスピード(馬番4番)などを差し切り。シャティン競馬場の2000mで2分0秒3の勝ち時計は、昨年の香港Cでエイシンヒカリがマークした2分0秒6に迫るもの。今回は内からスルスルっと末脚を伸ばしてくるかもしれません。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」はエインシンヒカリ(馬番1番)。名手・武豊騎手が「難しい」と語るクセ馬。これまでも勝つか、崩れるかの極端な成績を重ねてきました。馬が走る気になれば2連覇もありそうですが、前々走・前走と初めて2戦連続で敗れました。今は走る気を失っていると決めつけてもよいのでは? シャティンが向いているという話も聞きますが、前走の天皇賞・秋で敗れた東京コースでも勝ったことがある馬ですから、もはやコース適性の問題ではないような気がします。
12月も中旬。今週金曜日には、僕にとって今年最初となる忘年会に参加してきました。飲み会、そして年内の仕事の追い込みなど何かと忙しい時期。なのに、スマホで「ダービースタリオンマスターズ」を始めてしまいましたw 27年目まで進めた印象では、今作は配合が特に重要なようですね。「よくできた配合」を目指して試行錯誤しています。先日、ホッコータルマエの種付権が配布されたのですが、その産駒がマイルCSを勝ってG1初制覇。続いてフェブラリーSも勝ち、アグネスデジタル的活躍を見せています。現実のホッコータルマエにもそんな活躍馬を出して欲しいですね。あと、僕の年末の仕事がスムーズに片付くといいですね。「ダービースタリオンマスターズ」を始めると時間をどんどん使ってしまいますからw
回収率…38.1%(目標100%)
特選馬の成績…[5.3.7.33]
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