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先週は久々の的中! 奇跡の大逆転はなるか!?
2016.12.17

現在の馬券作戦:「大逆転狙いの3連単勝負」

今年も残すところ、2週間。先週あたりから台本を書いていても「これが今年最後の放送です。よいお年を!」的なことを書くことが増えました。テレビ番組の場合は企画会議ですでに春先のことを考えていたりするのですが、その会議のお正月休みなどについて、そろそろ「年末年始の会議のお知らせ」などというメールがADさんから届いたりします。年の瀬ですねぇ。

実は最近、競馬学校騎手課程のことをあれこれ調べています。これも来年のお仕事の一環。まだ詳しくはお知らせできないのですが、楽しいことになればいいなと思っています。

調べれば調べるほど、騎手の皆さんの運動能力の高さに驚きます。1本もしくは2本のロープを手だけで登ったり、さらに重りをつけて登ったり。また、トランポリンで跳ねて回転しながら飛んでくるボールをキャッチしたり、同様のトレーニングをレースのことを考えてあえて視野のクリアでないゴーグルを着用して行ったり。入学当初はできなくても、3年生になると全員できるようになるそうです。筋力とバランス感覚を研ぎ澄ませるトレーニングを毎日続けているんですね。だから今年の新人騎手でいえば、藤田菜七子騎手もできるはず。

菜七子ちゃんに関して言えば、おっとりとした見た目と雰囲気なので、失礼ながらあまり運動能力の高さを感じないというか、考えたことがないというか、そこへ意識が向いたことがありませんでした。今さらですが皆さんアスリート。

で、そこまで体を扱う能力が高くても競馬は馬7:人3の世界。思い通りに勝ち星が増えなかったりするわけです。改めて「競馬の難しさ」を勉強中。趣味と実益を兼ねた調べものですから、その分野の本やネット記事を読んでいても、つい余分なところまで読んじゃいます。引越し中に、出てきた本や新聞をつい読んじゃうあの感じ。毎日が引越しみたい。流浪の放送作家。

そして、そんな騎手の中でもトップクラスが集結したのが香港国際競走ザカリー・パートン騎手香港スプリント香港マイルで2勝。さらに香港カップでも②着。まつりだ、まつりだ、パートンまつり。余談ですが、僕はつい最近まで「バ」ー「ド」ン騎手だと思っていました。覚え間違えていた理由は明らか。ウルトラマンタロウを倒した火山怪鳥の名前に引っ張られています。バードン強くて怖い。パートン強くて巧い。ほぼ同じ。

ターゲットレースに選んだ香港Cは、モーリスが関係者&ファンの期待とオッズに応える快勝。出遅れた時はびっくりしましたけどねw 当日はイベント構成の仕事があって、イベント会場の楽屋でスマホ観戦していたんですが、楽屋なのに思わず「うわっ!」と声が出ました。

後方待機は仕方がないのですが、エイシンヒカリがスムーズな逃げ。4コーナーに差し掛かった時は逃げ切りを覚悟しましたし、モーリスが内を突いた時は苦し紛れかと思いましたが、そこから爆発的な末脚を披露。僕の認識よりも2倍くらい強い馬でした。これで引退ということなので、次は種牡馬としての末永い活躍を期待しましょう。

②着のシークレットウェポンは最後方から差し切った前走・香港ジョッキークラブCから引き続き好調だったようです。道中は馬群の内でモーリスの1頭前のポジションにいましたが、モーリスに4コーナーで先に内へ入られたことが響いたかもしれません。まあ、小回りコースのコーナーでスルスルっと内を突けるモーリスムーア騎手もすごいと思いますけどね。

③着争いが熾烈でした。日本馬同士なのでどっちも頑張れと言いたいところですが、ステファノスは馬券に入っていても、ラブリーデイは馬券に不在。ゴールした瞬間はラブリーデイが前にいるように見えたんですよ。いや、写真は正しい。写真に間違いはない。グラビアのアイドルのウエストはくびれているし、足も長い。この世に画像加工技術なんて存在しない!

気になったけど最後に消した馬「特選馬」エインシンヒカリは⑩着。前々走・前走と初めて2戦連続で敗れていたことから気持ちの面を心配したんですが、最後の直線での失速ぶりを見ると、やはり本来の状態ではないのかもしれません。



そんなこんなで天皇賞・秋以来の的中。ここまでの投資金額が25万8000円。使ったなぁ…。そして払い戻しの総額が11万3720円。残り2週で投資が6000円×2週=1万2000円増えて、27万円ちょうどになるわけです。目標の回収率100%を達成するには…2週でわずか16万円くらいの払い戻しが必要「わずか」ね。残り2週、購入馬券をWIN5にしようかしら。1年間の払い戻し合計金額が2億11万円とかになれば伝説として語り継がれそうです。大きな一発を狙うしかない状況って、ギャンブルにしろ、スポーツにしろ、圧倒的に不利。こういう状況にならないように戦いを進めるべきなんですよ。うん、わかっています。それができれば苦労しません。

ただ、ギャンブルの魅力が一発逆転にあるのも確か。大ホームランぶちかましましょう! ギャンブルが持つドラマ性を見せつけてやりましょう! そしてギャンブルのイメージを変えるのです! カモーン、カジノ法案! カジノ行ったことないけどw

今週のターゲットレースは朝日杯FS。今年は牝馬ミスエルテの参戦で例年を一味違う盛り上がりですね。阪神JFソウルスターリングが勝ちましたが、ミスエルテはあの馬よりも強いってこと? 本当に? じゃあ勝つじゃん。そんな簡単にいくんでしょうか。まずは読者の皆さんから届いた朝日杯FSの狙い馬」をご紹介していきましょう!

シンゲンさん
ダンビュライトが軸にうってつけだと思います。キャリア1戦で挑んだ重賞で2着。勝った相手は重賞を連勝したブレスジャーニーですし、叩き2戦目の今回はもっと良くなってるはずです」

河津君! クリスマス落合と過ごすなりか? さん
ダンビュライトに期待します。2週連続で2歳G1制覇牝馬も牡馬もルメール騎手でG1ウイナーです!」

ダンビュライトは前走・サウジアラビアRCで②着。新馬戦以来の3か月ぶり2戦目であったことを考えれば上出来なのでは? 負けた相手はその後、東京スポーツ杯2歳Sを勝ったブレスジャーニーですし、③着以下には3馬身差をつけました。経験を積んだ上に、叩いて型どおりの良化も期待できそう。今回はチークピーシーズ&リングハミを着用して、操縦性もアップ。前進あるのみですね。

ハカセセブンさん
ミスエルテを応援します。フランケル産駒は強すぎます。出遅れても、掛かっても、勝てるところが凄いです。気性面に課題があっても、それぐらいでないと、牡馬には勝てないでしょう。来年のダービーは、フランケル産駒の牝馬2頭が出走の可能性も。楽しみですね」

ミスエルテは前走・ファンタジーSは出遅れ。人気先行と決めつけて馬券を買っていたので「しめしめ」と思っていたら、後方から直線で大外に持ち出し、楽々の差し切り。一瞬、喜んでから突き落とされた僕は特撮ヒーロードラマに出てくる悪の親玉みたい。ミスエルテめ、またも世界征服の邪魔をしおって! 次は許さんぞー!」 で、次走がまさかの朝日杯FS参戦とは驚きました。ミスエルテめ! 返り討ちにしてくれるわ!」なぜか迎え撃つ立場。

それでは人気馬に歯向かっていきます。この馬の場合、心配なのは陣営が気性面の不安を語っていること。それに尽きます。この点は当日、そしてゲートを出てみないとどうなるか分からない不確定要素。それを人気馬が抱えているのなら、評価を少し下げてみようと思います。

オールPキングさん
レッドアンシェル。一口出資馬であることが最大の理由ではありますが、2戦2勝、その2勝がまだまだ余裕のある勝ちっぷり。特に2戦目のもみじSは向正面で躓き、バランスを大きく崩しましたが、慌てることもなく、最後は流す勝ち方をしました。距離、多頭数の未経験や、これまで戦ってきたメンバーが弱いとか、鞍上の経験値など、不安もないとは言えませんが、期待したいと思います」

2戦2勝のレッドアンシェルはここが試金石。前走・もみじSは内につけ、直線を向いたところで進路が開くラッキーな面もありましたが、他馬とは力の違いを感じました。スタート直後にやや行きたがっているように見えたので、折り合いさえつけば距離は問題なさそう。あとはフルゲート18頭の多頭数のレースを初体験ですから、揉まれた時の心配が残ります。

阿波の虎さん
サトノアレスを狙ってみようと思います。しかし人気になるのでしょうね? あの人気の牝馬を外して少しだけ遊んでみようと思いますがドブに捨てるようなものなのか? 成金となれますか。どうも荒れる予感はありません。香港は良かったですね⁉️もう少し高配ならね」

サトノアレスは2連勝中。前走・ベゴニア賞の当日は、メインレースがジャパンCだった日。あの日は直線内を通った馬があまり伸びなかったように記憶していますし、ベゴニア賞でも他馬が馬場中央に進路をとっています。内目の馬場が悪かったと推測できますが、サトノアレスはそんな内を通って抜け出しての勝利。力のいる馬場への適性は評価すべきですが、コースロスを抑えられたことも否定できません。ただ、その末脚が上がり3ハロン33秒8ディープインパクト産駒らしい切れ味は見せました。外目(8枠17番)の枠を引いた今回は、どんなレース運びを見せるのか注目です。

万券厩舎さん
「皆さま、牝馬や1勝馬、重賞連対と悩めるポイント数あれど、きっちり結果を出しているモンドキャンノを買わなくちゃ。静かな調教も好感が持てる」

モンドキャンノが前走・京王杯2歳Sで②着に降した馬はレーヌミノル阪神JFで③着に好走した馬に勝ったのだから、モンドキャンノも評価していいのではないでしょうか。マイル戦未経験は不安材料ですが、前走は出遅れ気味のスタートからいい末脚を使いました。ハナから飛ばしていく馬ではないですから、距離はもつような気がしますがどうでしょうか。

はんぺんさん
タガノアシュラからワイドフォーメーションで馬券買ってみます」

タガノアシュラはここまで3戦2勝。ハナに立った2戦を勝っていて、出遅れた札幌2歳Sは4コーナー手前で手ごたえが怪しくなっています。現状は逃げるのがベターな馬なんでしょう。スムーズにハナに立てるかどうかがポイントですが、今回は短距離戦で逃げたり、先行してきた馬もいる組み合わせ。武豊騎手がどんなスタートを見せてくれるのか楽しみです。

うめあにさん
トラストです! コスモバルク、プレイアンドリアルが大好きだった自分にとって、久々に現れた心から応援したい馬! 前走の敗戦を糧にして、ここで大きく輝いて欲しい! 信じています!」

数年おきに登場してくるマイネル軍団・岡田総帥の刺客。今年はトラストがG1戦線に乗り込んできました。前走・東京スポーツ杯2歳S⑤着は馬体重プラス12kgの影響があったかもしれませんし、レース前からイレ込みが強かったようです。今回は長距離輸送もあるので、まずは気性面が心配。当日のパドックに注目した方がよさそうですね。そして、この馬も逃げた時に好成績を収めてきましたが、陣営のコメントでは控える可能性もありそう。タガノアシュラあたりとの兼ね合いもポイントです。

そして今回、読者の皆さんからもっとも支持されていたのがあの馬! ほほー、そう来ましたか。

ピロミさん
クリアザトラックを狙いたいです。去年のリオンディーズに続いてミルコ、角居厩舎の連覇に期待します」

ブルーさん
「狙い馬はクリアザトラックで。ここは混戦模様とみました。キャリアわずか一戦ながら除外の可能性もあったにも関わらず参戦してきた事に陣営の自信を感じます! キャリア一戦、鞍上デムーロも昨年のリオンディーズとかぶりますので」

すばる豪さん
クリアザトラックが本命です。兄弟はマイルで活躍している馬が多く、早くから結果を出している馬も多いので、このメンバーであれば十分好走可能です」

クリアザトラックは兄弟に活躍馬が多数いる良血。新馬戦をスムーズにクリアするあたりに血統の持つポテンシャルの高さを感じます。ただ常識的に考えると、1戦1勝での重賞挑戦は苦戦が予想されます。しかも今回はG1。ここを勝てばスターホースの可能性が十分。僕は新馬戦を見た限りでは、リオンディーズの時ほどの衝撃を感じませんでしたが…。僕の目が節穴の可能性も十分。

それでは展開を予想しましょう。逃げたいのはタガノアシュラ(馬番5番)。他にスタートが速そうな馬はリンクスゼロ(馬番3番)、ボンセルヴィーソ(馬番4番)、トラスト(馬番18番)。ただ意外とハナ争いは起きないのかも。タガノアシュラ(馬番5番)&武豊騎手がハナに立てば、淡々としたペースになりそうです。

クリアザトラック(馬番6番)、ダンビュライト(馬番8番)、レッドアンシェル(馬番15番)、アメリカズカップ(馬番16番)などが先行。中団にモンドキャンノ(馬番10番)、ミスエルテ(馬番13番)、サトノアレス(馬番17番)。後方待機はビーカーリー(馬番7番)、トリリオネア(馬番11番)、トーホウドミンゴ(馬番12番)。

ペースは単騎逃げに加えて、長めの直線を意識して遅めのミドルからスローとみます。3コーナーを過ぎたあたりで、逃げるタガノアシュラ(馬番5番)に先行馬が並びかけてペースアップ。基本的に先行馬が有利だと思われます。また、4コーナーで外を回った馬は届かない可能性も。差し馬なら内を突ける馬を狙いたいところ。

そして現在の馬券作戦は「大逆転狙いの3連単勝負」。えーと、回収率100%達成に必要な配当はわずか16万円でしたっけ? 6000円1点勝負なら27倍くらいでいいんですけど、そんな狙い撃ちができる馬券力があれば、今の大ピンチを迎えていないわけです。ならば人気薄も馬券に入れながら手広く…でも点数を気持ち絞るというサジ加減の難しい勝負ですw

それでは買い目を発表します! 3連単1頭流しでダンビュライト(馬番8番)①着付け。相手はモンドキャンノ(馬番10番)、トリリオネア(馬番11番)、ミスエルテ(馬番13番)、レッドアンシェル(馬番15番)、アメリカズカップ(馬番16番)、サトノアレス(馬番17番)の6頭。30点×各200円で計6000円です。絞り切れなかったなぁ…。

ここまで触れていない馬が馬券に入っています。トリリオネア(馬番11番)は2戦目で初勝利を挙げて、3戦目でのG1挑戦。厳しいとは思いますが、2戦連続でメンバー最速の上がり3ハロンタイムを記録している切れ味の持ち主。しかも前走は外へ持ち出すまで、少しモタついていたように見えました。勝ちタイムもまずまずですから、ここは青田買いの気分で。ちなみに「トリリオネア」という馬名の意味は「1兆長者」そんなにいらんねん! 16万円でええねん!

気になったけど最後に消した馬「特選馬」タガノアシュラ(馬番5番)とクリアザトラック(馬番6番)の2頭。

タガノアシュラ(馬番5番)は逃げられても今回のメンバーは強力。遅めのペースで進み、直線を向いたところで他馬を引き離して単騎先頭くらいの恵まれた展開でないと厳しいような気がします。

クリアザトラック(馬番6番)は前日売りで単勝3番人気。1戦1勝馬がちょっと人気しすぎじゃないですかねぇ。競馬ファンって新たなスターホースの誕生を常に待ちわびている面がありますから、期待感が前面に出過ぎているような気がします。好走されたら? 「ま、そんなこともあるよね…」と遠い目をするだけです。

さて、来週はいよいよ2016年中央競馬のグランドフィナーレ・有馬記念。予定では、ここまでに回収率300%くらいを記録しているはずでしたが、どこかでアクシデントがあったようです。来週はいよいよ最終決戦! そしてスポーツ新聞各紙も1面で有馬記念特集を繰り広げてくれるはず。有馬記念ウィークを楽しみましょう!

回収率…44.1%(目標100%)
特選馬の成績…[5.3.7.34]

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