さすがにソウルスターリングには逆らえない!?
2017.4.8
4月はワイド強化月間!
どうも! 馬迷男・八木たかおです!
「サラブレモバイル」や当コラムでもお知らせさせていただいたように、昨日(金曜日)、ネットラジオ番組「ガールズジョッキー ラジオステークス」がスタート! 毎週金曜日19時から文化放送が運営するネットラジオチャンネル「超A&G+」で放送されます。「そこはどうしても仕事や用事が…」という方は毎週月曜の朝7時から再放送! 週末の競馬で受けた馬券的な痛みを、パーソナリティを務めるかわいい声優さん3人の競馬トークで癒されるというのもオツです。
そして、明日(日曜日)はお昼2時からニコニコ生放送で「電脳賞・春 決勝戦」が放送されます。「電脳賞」とは、JRA-VANのビッグデータを用いて、「柔軟なアイデア」と「独創的なデータ分析力」で優れた馬券予想プログラムを開発する競技会です。開幕戦のチューリップ賞から、毎週の開催の中で全52レースを予想し、回収率の高さを競います。その決勝戦が桜花賞。ニコニコ生放送「電脳賞・春 決勝戦」では、僕がMCを担当します。どんな結末になるのか、楽しみですねぇ。
当コラムもそうですけど、特に最近、競馬関連の仕事が増えているような気がします。ありがたいです。でも、「自分の好きなことを仕事にしない方がいい」という考えもありますね。その理由としては、「趣味が息抜きでなくなる」とか、「ONとOFFの区別がなくなる」なんてことがよく挙げられます。
まあ、僕は放送作家というちょっと特殊な仕事をしているので、自分の好きな分野が仕事になりやすいですし、OFFの間に仕事のアイデアを思いついたりします。ONとOFFの区別があまりないんですよね。
逆に「仕事が息抜き」という面もあります。手を抜いているわけではなく、どうせなら楽しんでやろうということ。当コラムなんて、その最たるもので、ありがたいことに好き勝手に書かせてもらえます。一応、毎週、「何を書こうか…」と悩んだりするんですよ。5秒ぐらい。
今後も競馬関連の仕事が増えていけばいいなと思います。サラブレさんも僕にもっと仕事をくれてもいいんですよ! 学生時代、居酒屋でアルバイトしていたせいか、皿洗いが苦にならない性分です。もしサラブレ編集部で使用済みのコップや食器が溜まって困っているという状況であれば、かなり役に立ちます! 原稿? 文章にはあまり自信がないんですよねぇ。がんばりますけど…。
それでは拙い文章で、先週の大阪杯を振り返りましょう。勝ったキタサンブラックは1コーナーの飛び込みでは4番手。普段よりもややポジションが後ろかなと思いましたが、向正面で3番手に上がり、3コーナー過ぎからじわじわ加速。直線を向いたところで2番手につけて、直線半ばで先頭に立つとあとは危なげのない勝ちっぷり。先行力のある強い馬の走りは、横綱相撲と同じくハラハラドキドキがありません。競馬史上に残る名馬の完勝を観て、こんなことを言うとぜいたくですけどw 昔だとメジロマックイーンもそんな走りだったように思います。凱旋門賞への登録や来年の現役続行なども報じられましたし、まだまだキタサンブラックに楽しませてもらいましょう。
先週、当コラムで指摘した通り、「2000m戦での勝利がない2000m巧者」ステファノスが②着。今回はスタートから押してポジションを取りに行く先行策。キタサンブラックを終始マーク。及びませんでしたが、「キタサンブラックをなんとか負かしてやろう」という川田騎手の気合いを感じました。それに応えた馬も立派。
③着ヤマカツエースは直線でよく伸びましたが、結果的にポジションが後ろ過ぎたかもしれません。でも、マカヒキやサトノクラウンなどのG1ホースに先着したことは大きな自信になったかも。どこかでビッグタイトルに手が届くかもしれませんね。
気になったけど最後に消した馬「特選馬」マカヒキは④着。ルメール騎手はレース後、今回は外枠が影響したようなコメントを出しています。僕も外枠での折り合いを不安視して「特選馬」にしたのですが、本当はそこを敗因にして欲しくない馬。期待し過ぎですかね?
僕が期待したサトノクラウンは⑥着、アンビシャスは⑤着、ミッキーロケットは⑦着。3頭揃ってもうひと押し足りず。サトノクラウンに騎乗したM・デムーロ騎手はレース後、「やっぱり内回りコースが合わない」というコメント。「やっぱり」ってなんや! 今度から先に言うてや! 頼むで!
4月はワイドを購入しますが、その初戦からこれ以上ないほどつまずきました。馬券に入れた3頭が揃って馬券圏外。先が思いやられますねぇ。「ワイド」って必要以上に穴を狙いたくなります。そんな罠にハマらないようにしたいものですなぁ。
さて、今週はクラシック開幕戦の桜花賞。前日最終オッズでソウルスターリングの単勝は1.1倍。G1ではなかなか見られないオッズ。断然の1強ムードですね。そんなレースにどのようなアプローチで迫ればいいんでしょうか? 読者の皆さんから届いた「桜花賞の狙い馬」を参考にさせていただきましょう!
ぴよこさん
「無敗の2歳女王ソウルスターリングで鉄板。きっちり予選(チューリップ賞)も1位通過で、これで負けたらしゃーないドンマイって感じですよ」
シンゲンさん
「ソウルスターリングに◎。休み明けのチューリップ賞も折り合いバッチリで順調に成長している様子が伺えました。ルメール騎手に1年遅れの桜の祝福を❗️」
はんぺんさん
「馬券の軸はソウルスターリング。ワイド1点ではなく、穴ぐさA.Bを絡めて買います」
ソウルスターリングはむしろ負けたら事件かもw 4戦全勝。先行力があって、折り合いがついて、末脚も伸びる。一体、どこにケチをつければいいんでしょうか? 当コラムではこのところ「重箱の隅の隅」をつついてきましたが、この馬に関しては何にもないんです。強いて言えば、昨年12月から短期間で3度の長距離輸送ぐらい。でも、ここまでの長距離輸送で特に不安が報じられたり、馬体細化もなかったですからねぇ…。
疾風ウォルフさん
「アドマイヤミヤビです。G1での乗り替わりはマイナスイメージがありますが、デムーロ騎手は15年以降、国内のG1で乗り替わりだと[4.1.1.6]。G1は乗り替わりでこそ狙うべき騎手です」
すばる豪さん
「軸はアドマイヤミヤビです。重厚感があり、重馬場も十分こなせそう。穴馬へ流します。アドマイヤミヤビはPOGで応援し続けてるので楽しみです」
アドマイヤミヤビだって例年なら桜花賞で1番人気に支持されてもいいくらいの実力馬のはず。同世代に天才少女がいる不運。でも、今回が初対戦。勝負付けはついていません。持続力のある末脚が生きる展開が理想かもしれません。ただ、桜花賞というよりはオークスのタイプのような気がしなくもないです。
ブルーさん
「アエロリットです。メンバー強力ですがこの馬自身連対をまだ外してませんし人気もあまりなさそう。クロフネ産駒で天候が崩れて道悪になりパワーが必要な馬場なら食い込んでくるはず!」
Nasuさん
「ソウルスターリングとアドマイヤミヤビで堅そうですが、3着に食い込みそうな穴馬はアエロリットですね。1600m重賞で連続連対しているのに人気がなさそうですし、騎手の一発にも期待です」
アエロリットは新馬戦を勝った後、3戦連続で②着。前走・クイーンCはやや力んでいるように見える追走から、アドマイヤミヤビから0秒1差に食い下がりました。能力は十分高いはずなので、不安点は折り合いでしょうか。「ONとOFFの切り替え」がポイントになりそうです。僕の仕事とは真逆。
やっちゃんさん
「こんばんは! いつも楽しく拝見してます。桜花賞軸はカワキタエンカで…このレースと相性抜群のディープ産駒でしかも重馬場にも対応済み。内側見ながらの外枠スタートで距離短縮。持ち時計もなかなかいいんではないかと。各馬があの馬に気をとられてる隙にスルスル伸びてきますよ! 重馬場の千両賞で牡馬相手にいい勝負してますんで 大丈夫です」
万爆ノリさん
「ワイドの軸ならどう考えてもソウルですが、それじゃ配当は期待出来ない。それじゃ2、3着に入れるか! の穴馬を軸にするのを考え、カワキタエンカからのワイドで勝負! 外枠来ますよ～」
阪神競馬場が改装されてから、桜花賞は外枠の馬が好走している傾向。大外18番枠の馬も複数、馬券に絡んでいます。カワキタエンカもそんな1頭になれるでしょうか? 前々走・チューリップ賞は⑤着完敗だったものの、前走・君子蘭賞を勝利。ちょっと気になるのは、レース途中からハナを奪い、逃げて勝ったこと。展開面の有利さがあったかもしれません。
ちゅんちゅんさん
「カラクレナイに期待します。ロゴタイプと同じローエングリン産駒ですね。いい決め手もありますからワイドで狙いたいですね」
カラクレナイは前走・フィリーズレビューを快勝して3連勝。末脚の切れ味は今回のメンバーに入っても上位かもしれません。ただ、ここまでの4戦はすべて1400m戦。1ハロン延長が少し気になります。
ハカセセブンさん
「ゴールドケープからワイドで勝負します。当日は雨予報。ゴールドケープは重馬場で実績があり、3歳牝馬にとって、重馬場は経験があるほうが有利だと思います。阪神が課題でありますが、距離が延びていいと思います」
前走・フィリーズレビュー③着で桜花賞への切符をつかんだゴールドケープ。大外からいい脚を長く使いました。しかし、そのフィリーズレビューは直線で内の馬たちがごちゃつくシーンがあったレース。あのアクシデントがなければ、内から伸びられた馬がいたような気がします。
うめあにさん
「人気馬2頭が馬券圏内を外すとは考え難いので、狙うはあと1頭ですが、ヴゼットジョリーはどうでしょう! 別路線からの参戦は気になります!」
ヴゼットジョリーは阪神JF⑤着の実績がありますが、勝ったソウルスターリングからは0秒9離される完敗。前走・アーリントンC④着も勝ったペルシアンナイトから同じく0秒9差。今回は相手が強すぎるかもしれません。
それでは展開を予想しましょう。逃げそうなのはベルカプリ(馬番5番)とショーウェイ(馬番7番)ですが、両陣営のコメントをチェックするとどちらもペースが速くなればハナにこだわらず控える構え。ジューヌエコール(馬番4番)、レーヌミノル(馬番10番)、アエロリット(馬番12番)、などが先行グループ。中団にミスエルテ(馬番1番)、リスグラシュー(馬番6番)、カラクレナイ(馬番8番)、ソウルスターリング(馬番14番)、アドマイヤミヤビ(馬番15番)、ミスパンテール(馬番16番)など。後方待機はライジングリーズン(馬番2番)。
ペースは意外と遅くなる可能性もありそうですが、ソウルスターリング(馬番14番)は慌てず騒がず追走。4コーナー手前で先行勢を射程圏に入れて、ルメール騎手がGOサインを出すと、それを合図に桜の女王を目指した叩き合い。瞬発力が求められる展開になりそうな気がします。
では買い目を発表します! ワイドでソウルスターリング(馬番14番)とミスパンテール(馬番16番)の1点勝負!
今回の自信度は70%! どーんといきましょう! 6000円です!
ミスパンテール(馬番16番)は前走・チューリップ賞が2戦目の競馬ながら、②着に食い込み、驚かせてくれました。今回がまだ3戦目。上がり目でいえば、どの馬よりもあるはず。ここまでの2戦はいずれも上がり最速。明日の宝塚市は晴れて、気温も20度くらいまで上がるという天気予報。馬場は乾きそうです。この馬の瞬発力に期待します!
気になったけど最後に消した馬「特選馬」はジューヌエコール(馬番4番)。前走・フィリーズレビューでは直線で「ここから」というタイミングでごちゃつく不利。それでも立て直して④着。スムーズならそこそこやれそうな気がします。ただ、今回は圧倒的な人気のソウルスターリング(馬番14番)を馬券に入れているので、ワイドで2点買うのは良策ではありません。泣く泣く切りました。
東京では桜も満開を迎え、いよいよ春本番! 明日あたりお花見を楽しみながら桜花賞の中継を観たり、聴いたりするという方もいるのでは? うらやましいですね。さらにお手数ではありますが、桜の下、ニコニコ生放送で「電脳賞・春」もご覧くださいねw
「ガールズジョッキー」公式サイト
https://girlsjockey.jp/
「ガールズジョッキー」公式ツイッターアカウント
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現在の回収率…81.4%(目標100%)
特選馬の成績…[2.0.0.6]
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