もしかしたら、今週が今年の馬券の勝負所かも!?
2017.4.22
4月は
ワイド強化月間!
どうも!
馬迷男・
八木たかおです!
人気俳優や人気女優が複数出演するCMを作ったり、客層的に比較的手薄な若い女性に競馬の楽しさを伝える
「UMAJO」というプロモーション活動を行ったり、重賞レースの表彰式で著名人にプレゼンターを依頼して話題作りをしたり、JRAさんもいろいろな企画を実施されています。毎週のことですから、関係者の皆さんも大変ですよねぇ。企画会議でもアイデアが出尽くしている中、必死に絞り出しているのではないしょうか? お疲れ様です。
そんな中、先日メジャーリーグの中継を観ていたら、
「これだけは競馬ではできないだろうな」と思う企画がありました。
「ジャッキー・ロビンソンデー」です。
ご存知の方も多いと思いますが、
ジャッキー・ロビンソンは
近代メジャーリーグで黒人初のメジャーリーガーとなり、有色人種のメジャーリーグ参加の道を開いた選手ですね。彼がいなければ、現在のイチロー選手をはじめとする日本人メジャーリーガーの活躍もなかったかもしれません。ジャッキー・ロビンソンがメジャーデビューした日・1947年4月15日にちなみ、メジャーリーグでは
毎年4月15日は「ジャッキー・ロビンソンデー」。この日の試合は全ての選手、コーチ、監督、審判が
背番号42のユニフォームを着て出場します。
競馬で実施した場合、たとえば全馬が同じ番号のゼッケン。あるいは騎手全員が同じ勝負服。ファンも、実況アナウンサーも大混乱です。
あー、でも大井の
的場文男騎手が近々達成しそうな通算7000勝を超えて、
「鉄人」佐々木竹見さんの
通算勝利数記録7151勝を塗り替えた時には、それを記念して地方も中央も騎手が全員、おなじみの
的場文男騎手の勝負服
「赤・胴白星散らし」を着用してレースをしてもいいかもしれません。いっそ厩務員さんや係員、スターター、実況アナウンサーの関係者も全員同じ服で。どの馬が自分の買った馬なのか分からなくなるばかりか、どれが騎手なのかも分からなくなる状況。一度観てみたい気はしますが、やっぱり無理でしょうねw
まあ、いずれにせよ普段競馬に興味のない人たちに向けてのプロモーションは非常に大切。昨日(金曜)、僕が脚本を担当してアニメ化を目指している作品
「ガールズジョッキー」のネットラジオ番組
「ガールズジョッキー ラジオステークス」(文化放送超!A&G+で毎週金曜19時から)では、パーソナリティーの声優さんがリスナーさんからのメールを紹介する際に
「GI」を
「ジーアイ」と読む事象が発生。僕は構成作家の仕事として、メールの難しそうな漢字などにはあらかじめふりがなを振るのですが、まさかそこが読めないとは! 盲点でした。もちろん、その場で小声で
「ジーワン…」とささやいて訂正してもらいました。かつての
「ささやき女将」ではありませんが、驚きで頭が真っ白になりました。
「ジーワンくらい読めよ!」と勉強不足を指摘するのは簡単ですが、思い知らされるのは、20歳そこそこの、これまでまったく競馬に触れてこなかった女性たちにとっては、
競馬で使われる用語なんて、生まれて初めて聞く言葉や知っていても使ったことのない言葉ばかりということ。彼女たちは収録のたび、僕に競馬に関する質問をしてくるほど興味を持ってくれているので、まだとっさに口から出る言葉と知識がつながらない状態なのでしょう。
現在放送されているJRAさんのCMでも
「牡馬」と
「牝馬」が読めないという内容のものがありますが、普段競馬を観ない方には読めない派が多いのでは?
「想像以上に競馬はマイナーである」ということを頭の片隅においておこうと思います。そして、
「そんな競馬だけど、おもしろいから好きになってね」という謙虚な姿勢を忘れずに。今後、
「ガールズジョッキー ラジオステークス」を続けているうちに、今は
「ど素人」のパーソナリティーたちと、1年後にどんな会話ができるようになるのか、今から楽しみですw
もちろん僕は読めます。
「ぼば」と
「ひんば」。先週は
「ひんば」の挑戦が話題となった
皐月賞が行われました。その
「ひんば」を馬券の軸に据えた僕は、レース後に頭が真っ白に…。
1000m通過が59秒0。速めの流れの中、1番人気の
ファンディーナは先行策。4コーナー手前で動き始める正攻法でしたが、直線の急坂で失速して⑦着。展開を味方にするなら理想的なポジションはもう一列後ろだったかもしれませんが、先行策はこの馬の形ですから仕方のないところ。
厳しい展開で勝ちにいって、なおかつ大きく崩れなかったことは評価するべきではないでしょうか?
「え? 勝負所で下がっていったよね?」とレース後に思ったのが勝った
アルアイン。映像を見直すと、4コーナー手前でやっぱり一旦下がっているんですよね。
松山騎手のコメントによると、馬場の悪いところで手ごたえが悪くなった後、直線でしっかり伸びたそうです。考えてみれば、不利のあった
シンザン記念以外は負けていない馬。レース前に気付いておけば…。
直線を向いたところで②着
ペルシアンナイトは内の5番手あたりで、③着
ダンビュライトは
ファンディーナの外の3番手あたり。一番強い競馬をしたのは
ダンビュライトかも。そして一番上手く立ち回ったのは後方から内々を通って前に取りついた
ペルシアンナイト。いずれにせよ、ある程度のポジションにいないと出番のないレースになりました。
コースタイレコード&皐月賞レコードの1分57秒8の接戦は見ごたえがありましたが、この後の反動が心配。疲れが出なければいいんですけどねぇ。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」レイデオロは5番人気で⑤着。休み明けを嫌ったことで
「特選馬」になったわけですが、能力の高さは発揮。疲労が軽ければ、
日本ダービーへ向けての上積みが期待できそう。
僕の馬券は、
ペルシアンナイトは②着に頑張ってくれましたが、軸の
ファンディーナが⑧着。さらに
スワーヴリチャード⑥着、
マイスタイル⑯着。
スワーヴリチャードはもうひと押しが利かず。左回りの方がいいんですかね? だとすると、
日本ダービーでもう一度狙ってみてもいいかも。
マイスタイルは6番手あたりからずるずるポジションを下げる厳しい展開でした。最内枠からの逃げを期待したんですけどねぇ…。
「混戦」と言われる今年の牡馬クラシック戦線ですが、
皐月賞が終わってもまだまだ勢力図がはっきりしません。
皐月賞は実力か、それともフロックか。そこに新興勢力も加わってくるはずで、
日本ダービーに向けて、悩む日々が続きますね。
今週はG1はひと休み。日曜日は
フローラS、マイラーズCとG2がふた鞍。キャリアの浅い牝馬の戦いよりは、
安田記念の前哨戦の方が予想をしやすいはず。そう考えて、
マイラーズCに矛先を向けましたが、これはこれで難しそう。読者の皆さんの
「マイラーズCの狙い馬」を参考にさせていただきましょう!
ブルーさん「狙い馬は
エアスピネルです! 少頭数でワイドではあまり配当は期待出来ないかもしれませんが。京都は得意にしておりモーリス引退で混沌としている短距離路線を引っ張っていって欲しい! 鞍上武豊騎手もG1で好騎乗連発しており得意京都で心強い限りです! 人気でしょうし、ここは相手を絞ってガッツリと」
ミノッチさん「無難すぎるけどやっぱり
エアスピネルが軸じゃないですかね。京都は得意だし、ここはメンバー的にも負けられないと思います」
ハカセセブンさん「
エアスピネルを軸にします。京都は得意ですし、鞍上が武騎手ですから枠、馬場状態関係なく上手く乗ってくれると思います。人気になると思いますが、軸としては最適だと思います」
エアスピネルは京都で3戦2勝、③着1回。勝ったレースが
デイリー杯2歳Sと
京都金杯の重賞2つで、③着が適性距離とは思えない
菊花賞。さすがの能力の高さです。前走・
東京新聞杯は1番人気で③着に敗れましたが、ペースが
1000m通過62秒2の
どスローでした。もう少し流れれば、この馬の能力の高さが発揮されるはず。ただ、今回も
東京新聞杯の再戦のような組み合わせ。ペースが落ち着きそうなんですよねぇ…。
うめあにさん「短距離では安定している
イスラボニータからいきます!」
たいそんさん「皐月賞はペルシアンナイト推しで馬連当たりました! 狙いはイスラボニータ! 開催変わりでのルメール騎手の復活期待もありますが、実は京都巧者の
イスラボニータ、高齢の域に達しての充実ぶりが目を引きます! 同じフジキセキ産駒のキンシャサノキセキを彷彿させます! 」
近走で3戦連続②着と、持ち前の安定感&詰めの甘さをいかんなく発揮している
イスラボニータ。関係者とファンにとっては歯がゆい馬なんでしょうねw もはや適距離・適コースが分かりませんが、この馬にはそんなものは関係ないのかもしれません。相手次第ですw あとスローになりそうな組み合わせですから、11番枠とはいえ大外枠は気になりますね。
疾風ウォルフさん「
フィエロです。マイラーズCでは年々着順を下げてますが、昨年、一昨年は休み明け。昨年末からの一連のレース振りからチカラが衰えているとは思えず…」
シンゲンさん「京都巧者の
フィエロに期待します。負けた高松宮記念でも伸びは目立ってましたし、内枠で久々の56kgなら勝ちきるまではどうかも、馬券圏内なら狙えるのではないでしょうか」
フィエロも
イスラボニータと同様の歯がゆさを漂わせている1頭。2014年11月ごろから2015年いっぱいは②着が多く、昨年は③着が多くて2着が無し。単純に成績が下がっていることもあり、ピークは過ぎた感がありますが、
高松宮記念でも馬場の荒れた内を突いてよく伸びていました。
「今度こそ!」と期待させ続ける馬ですよねぇw
河津君落合さん復活なりねさん「
ブラックスピネルです。ここは是非好走してもらって安田記念で栄冠を掴む為に頑張れ」
に・・・にしさん「
サンライズメジャーから行きます。テン乗りの松若騎手に不安はありますが、昨年はこのレースのダノンシャークから世間ではもう終わったと思われていたリピーターホースが立て続けに走る現象がありましたし、この馬も後傾ラップのレースでしか好走出来ない馬なので東京新聞杯みたいなスローの流れになればチャンスはあると思います」
すばる豪さん「
ヤングマンパワーが本命です。人気馬にワイドを流します。前走はスローのあがり勝負によるキレ負け。今回は京都である程度ペースも流れるので前々につければ、キレ負けも坂の下りを利用すれば取り返せるはずです。新潟でも好走しており時計勝負ももってこいなはず」
はんぺんさん「
ダッシングブレイズから穴ぐさA、Bに流します」
少数意見の中に上位人気の
ブラックスピネルがいます。今回も逃げられそうなメンバー構成。そうは言っても、控えてもレースができる馬ですから、もし他馬が思い切っていくようであれば、それを見ながらのレースになりそう。自在性の高さは武器になりそうです。
それでは展開を予想しましょう。
ブラックスピネル(馬番8番)がハナをうかがうことになりそうです。
ヤングマンパワー(馬番6番)も積極策に出そうですが、競り合いはなさそう。ハナが
ブラックスピネル(馬番8番)で、2番手が
ヤングマンパワー(馬番6番)ということで落ち着くのでは?
エアスピネル(馬番4番)、
イスラボニータ(馬番11番)も早めの追走。中団に
フィエロ(馬番3番)、
ダッシングブレイズ(馬番5番)、
プロディガルサン(馬番7番)、
アクションスター(馬番2番)、
クルーガー(馬番9番)。後方待機は
サンライズメジャー(馬番1番)と
シェルビー(馬番10番)。
典型的な逃げ馬不在で少頭数。
スローが濃厚です。その上、開幕週の絶好馬場で、天気予報も晴れマーク。圧倒的に前が有利な予感がします。ただ、騎手の意識を考えると、
東京新聞杯でどスロー対決を演じた馬たちが多いだけに、今度は早めに仕掛ける馬も多そう。3コーナーあたりから一気にペースが上がって、意外な激流になる可能性も。狙っておもしろそうなのは
内を突く人気薄の差し馬。
では買い目を発表します! 1枚目はワイドで
エアスピネル(馬番4番)-
ブラックスピネル(馬番8番)5000円! 2枚目はワイドで
サンライズメジャー(馬番1番)-
ブラックスピネル(馬番8番)1000円! 2枚合わせて6000円です!
今回の自信度は95%! これで当たらないで、いつ当たる!
立ち回りの有利さから
ブラックスピネル(馬番8番)。ただ、この馬から他の人気馬のワイドはどれも2倍台から3倍台。買うなら1点買い以外は旨味がありません。
でも、狙ってみたい穴馬が
サンライズメジャー(馬番1番)。先ほどの展開予想でも書きましたが、最内にこだわった騎乗で、早めに動いた先行馬を交わすシーンを期待。3走前の
タンザナイトS①着は
メンバー中上がり3ハロン最速の33秒9。この脚を再現できればチャンスはあるはず。
気になったけど最後に消した馬
「特選馬」は
イスラボニータ(馬番11番)。安定感は評価しても、現状の力では
エアスピネル(馬番4番)と
ブラックスピネル(馬番8番)が上位なのでは? 人気馬を多数買えないオッズになっている上、大外枠も気になるので、今回は馬券から消しました。
4月のワイド強化月間に入ってから的中なし。この少頭数で的中させておかないと、先が思いやられますw 今後、馬連、馬単、3連単、3連複と馬券の難易度も上がっていきますからね。僕にとっては今週がひょっとすると、
今年の馬券成績の勝負所かも。どんな結果になるのか、お楽しみに!
「ガールズジョッキー」公式サイトhttps://girlsjockey.jp/
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文化放送 超! A&G+サイトhttp://www.agqr.jp/
現在の回収率…59.3%(目標100%)
特選馬の成績…[2.0.0.8]
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